深淵探求さんのレビュー一覧

  • レビュアーランキング: 225位
    (役に立った数:1,394件)

  • 投稿数ランキング: 457位
    (総レビュー数:118件)

いちおし作品レビュー

  • 蜂須賀家のコトリバコ [ヨールキ・パールキ]
    マンガ
    蜂須賀家のコトリバコ
    ヨールキ・パールキ
    770
    1,100
    30%OFF ~2/12 13時59分
    コトリバコに授乳する
    (4,372)
    女性向け
    販売日 : 2024年09月28日
    • レビュアーオススメ!

    2024年09月29日

    今まで個人的な経験で言うと、女性向けは男性向けに比べて設定や脚本の出来が「浅い」傾向があります。女性向けは大体エロだろうが非エロだろうが恋愛や結婚を題材にしているし、物語上の事件も登場人物たちの気持ちの変化などでアッサリ解決してしまうことが多いからです。その結果、女性向けというジャンル自体がかなり単純で浅いジャンルになっていると個人的に感じてました。だけど、本作は例外です!

    嬉しいことに、本作は設定も脚本も登場人物たちの気持ちの変化でアッサリ片づけられちまうような作り方はしていません。物語の主導権はあくまでも主人公たちの気持ちとは無関係の「蜂須賀家の呪い」にあって、主人公たちはあくまでもそれに対応する形で物語が進んでいきます。女性向けの作品で共通的に見られる「全てがヒロインを中心に回っている」感がこの作品にはないということです。むしろどっちかと言うと本作でヒロインは良い意味でも悪い意味でも呪いに振り回されっぱなしです。(笑)

    もちろん、物語に矛盾点や穴が一切ないという訳ではありません。詳しくは語りませんが、途中でかなり重要な問題になる「神饌の儀の周期」のことがそれまで全く説明されてないことがかなり痛いですね。「あれ?なんでそれ今更問題になるの?今まではこんなことなかったの?あんな色々対策してる家で?そう言えばこの儀式ってどれほどの周期で行われてるの?説明ないんだけど。」という疑問が沸くところです。

    しかしそれ以外はそこまで目立つ問題はございません。作者さんが絵のみならず物語にも相当熱心に情熱を注いでらっしゃていたことが分かるところですね。性愛描写を含む絵はもちろんのこと、物語まで類稀なクオリティーで仕上がっている名作です。自信持ってお勧めします。

    追加漫画の要請:二人が年を取っても仲良しなところを二人の成長した子供の視点から観察する話をどうかお願いします!両親としての二人が見たい!

    119人 が役に立ったと答えています
  • 魔法少女マジカルブレスティ [ラブリープリチー超愛してる]
    ロールプレイング
    魔法少女マジカルブレスティ
    ラブリープリチー超愛してる
    2,244
    2,640
    15%OFF ~2/12 13時59分
    諸般の事情により魔法少女として戦うことを余儀なくされた陰キャ女子綾瀬さんが、魔力収集のためという名目で露出行為に励むうちに徐々に倒錯した女の悦びに目覚めて最後にはまわりの男どもの共有孕み嫁に堕ちちゃう系モラル崩壊学園生活追体験型露出羞恥SRPG!!!!
    (6,045)
    販売日 : 2024年03月22日

    主人公の綾瀬千草は残念すぎる頭と残念すぎる学力のせいで親に見限られた可哀そうな女の子です。かと言って勉強以外に真っ当な人生を生きられそうな才能を持っている訳でもなくて自分にも自信が持てず、真っ暗な未来がほぼ確定している子でした。そんな彼女にある才能はただ一つ、痴女としての才能だけ。本作は彼女がその才能を謎の魔法生物ニュウルに見抜かれたことを切っ掛けに魔法少女になって魔法の力で己のメスとしての才能を磨いて明るい未来を掴んでいく物語です。

    僕は魔法少女物は非エロだろうがエロだろうが余り好きじゃなかったんですが、この作品は魔法少女というテーマを本当に手際良く活用してエロ面白い話になっています。この作品を切っ掛けに他の魔法少女物にも挑戦して見ようかと思うくらいです。少々惜しい所があるとすればイベント数に比べて立ち絵のバリエーションが圧倒的に足りないということです。同じ立ち絵が別々のイベントに使い回されていることが多く、足りない立ち絵のバリエーションを演出と文章力で誤魔化しているって感じですね。これさえ何とか解決できれば本当に非の打ちどころのない作品なんですが…惜しいとしか言いようがありません。

    それと作品紹介のサムネに書いてある通り、本作の主人公はバッドエンドになっても余り酷い目には合いません。本作でのバッドエンドは「魔法少女」としてのバッドエンドであって主人公のバッドエンドではないんです。要するに限りなく主人公に、特に「痴女」としての主人公に優しい世界という訳です。ハードな作品を好む方にとってはこれも惜しいと思うところかも知れませんね。僕としてはどのバッドエンドも納得の行く展開だったのでどれも良かったです。

    あと、このゲーム、エロゲのくせに戦闘が本当によく作り込まれています。途中からは戦闘の方がエロより楽しみだったほどに。結構考えさせられるので戦略組むのが好きな方には特にお勧めです。

    1人 が役に立ったと答えています
  • 態度も身体も全部デカい瀬川さんのガチ恋対象になりました [THE猥談]
    マンガ
    態度も身体も全部デカい瀬川さんのガチ恋対象になりました
    THE猥談/晴山晴緒
    495
    990
    50%OFF ~2/12 13時59分
    「備品室集合」ドS上司に、異動直前に呼び出された
    (5,367)
    女性向け
    販売日 : 2023年12月28日
    • レビュアーオススメ!

    2024年01月05日

    女性向けでも男性向けでも全年齢作品でも基本フィクションなら、それも欲望に充実な18禁作品なら特にストーリーの作り具合がご都合主義になる傾向が強いです。が、本作は実体験を元にしているからか、ストーリーの作り具合が完璧です。

    乙女向けですから女性視点で描かれる女性中心の物語になりがちなはずなのに、女主人公の心理も、パートナー男性の心理も最初から最後まで何一つ不自然な点がございません。男性が女主人公に惚れる理由も、女主人公が男性に惚れる理由も両方納得が行く形になっていて女主人公も、パートナー男性も充分好感が持てるキャラクターたちになっています。そのせいか、18禁作品なのに身体の相性より二人の心の相性が目立ちました。女として、男としてではなく単純に人として好感が持てる二人が結ばれる光景はそれだけでも見てて充分気持ちいい絵面でした。

    本作にご都合主義な点があるとすれば二人の外見くらいでしょうね。両方とも美男美女で、仕事で疲れたりとかするところが全く見えないのでさすがに現実のサラリーマンたちとは結び付けがたいです。でもまぁ…商品だし、18禁だし、乙女向けだし、充分許せる範囲の脚色だと思います。大体18禁は女性向けも男性向けもどちらも欲望丸出しで異性の身体だけに集中しすぎて「異性らしさ」はあるけど「人間らしさ」は感じられない場合が多いので、「人間らしさ」を真面目に入れてくれただけでも評価に値すると思います。

    性愛描写もインモラルな内容が全くない健全(?)なSMです。現実にSMを楽しむカップルたちの関係を充実に反映したって感じですね。何より「エロのための恋」ではなく「恋のためのエロ」って感じが良いです。どの作品よりも理想的な恋仲を表現してくれてると思いますので皆さんも是非読んでみてください。自信もってお勧めします。

    117人 が役に立ったと答えています
  • Demons Roots [深爪貴族]
    ロールプレイング
    Demons Roots
    深爪貴族
    2,420
    滅亡寸前の魔族が最後の戦いに挑むと、そこは奴○がひしめく悲劇の大陸だった。長編RPG「DemonsRoots」
    (17,545)
    販売日 : 2021年11月19日
    • レビュアーオススメ!

    2023年05月09日

    エロゲー特有の赤裸々な表現でエロではなく政治を語る傑作です。一般的に政治劇は、特に非エロ作品は表現の規制のせいで余りにも冷静に描かれる傾向がありますが、この作品は赤裸々な表現で政治の善悪がもたらす結果を何の躊躇なく徹底的に描くスタンスで、逆にとんでもなく熱い作品になりました。これほど熱い作品、僕は「天元突破グレンラガン」以外には知りませんね。その熱さ故に一般的な政治劇よりテーマが遥かにはっきりしていて、作品の方向性が揺らぐことなく最後まで暴政の恐ろしさと優秀なリーダーシップの必要性をプレイヤーに分からせてくれます。エロゲーだからできるクオリティーだけど、エロゲーだから教科書に載せることができないのが本当に残念な作品です。

    ただテーマがはっきりしているだけではなく、物語としての深みも相当なもので、前作「King Exit」は主人公だけに物語が集中しすぎている感じがありましたが、本作では仲間一人一人にも主人公並みの深みの物語があります。しかもそのすべての物語が一つの大きな物語に収束するので、ストーリーのクオリティーは格段に前作より上がっています。ぶっちゃけ、どこかの有名なゲームシナリオライターさんが正体を伏せて出した作品ではないかと疑ってしまうくらいですね。マジで製作者さんって何者なのか前作から疑問が絶えません。前作も充分傑作だったのにさらに進化を遂げるなんて…しかも前作の未来の話ではなく前作の過去の話をここまで書けるとは…恐れ入ります、マジで。

    子供がいれば子供が成人した後お勧めしたい傑作です。世の中の厳しさや人の人生がお互いにどう影響を与えていくのか、そして力関係を正確に理解して動くことがどれだけ重要なのかをこの作品だけでも充分教えられるほど出来の良い作品です。個人的には古典文学に負けない芸術性があると思います。赤裸々な表現に耐性がある方になら躊躇なくお勧めします。

    レビュアーが選んだジャンル

    1人 が役に立ったと答えています
  • King Exit [深爪貴族]
    ロールプレイング
    King Exit
    深爪貴族
    1,650
    監獄と夢を行き交い、仲間たちと脱獄を目指す長編RPG!
    (8,418)
    販売日 : 2016年12月22日

    世界観やプロットにはやや矛盾点があるものの、キャラ作りの腕で全て勢いで無視して感動をくれる作品です。欲を言えばもっと磨きをかけて地下監獄の警備システムとか、初見の時は不思議に思わなかったけどクリアしてみたら「あれ?あそこであんな反応おかしくないか?」って思う場面をいくつか修正して欲しいところなんですが、今のままでも物語としては十二分に楽しめます。いや、十二分というか、既に傑作の域に達しているのでぶっちゃけ僕が欲張りなだけかも知れません。

    個人的に僕はこの作品に巡り合ったことを深く感謝しています。何故かと言うと、僕が個人的に思っていた「表現に比較的に制限がないエロ方面の作品こそ非エロ作品では描けない現実味のある絶望と恐怖を描ける」という持論を裏付けてくれたからです。今までDLsiteでいくつかそういう裏付けをしてくれる作品をいくつか見つけられたんですが、この作品ほどのクオリティーを誇る作品はありませんでした。その分、この作品は「冒険のあるエロゲー」というより「エロで絶望や恐怖を表現し、それに立ち向かう輝かしい希望を見せてくれるRPG」って感じで捉えた方が正確だと思います。

    その証拠に、この作品では一人も無駄なキャラがございません。男女老若問わず全員がそれぞれの価値観を持っていて、みんなそれぞれの人生を歩んでいます。男性キャラクターはただエロいだけのゲームだと竿役でしかないことを考えるとこのゲームを「エロゲー」として分類するのは作品に失礼なんじゃないかと思うくらいですね。ぶっちゃけ絶望や恐怖、状況の厳しさを表現するためにエロが使われてるだけなので、そういう表現を全部カットしてしまえばただの非エロの冒険譚にしか見えません。全年齢版で出しても良いんじゃないかなと思います。それほど物語としてのクオリティーが高いです。

    僕と似たような持論を持っている方々になら自信持ってお勧めできる傑作です。

    2人 が役に立ったと答えています
  • 傭兵の冒険 [たかまくらん]
    ロールプレイング
    傭兵の冒険
    たかまくらん
    1,980
    傭兵の冒険
    (3,092)
    販売日 : 2020年11月07日
    • レビュアーオススメ!

    2022年11月05日

    よくありますよね?表紙だけ立派で中身は適当すぎる漫画や映画。この作品はその真逆です。サムネ画像は超適当なくせに中身は最高すぎます。非の打ち所がございません。あるとすれば皆さんご存じの適当なサムネ画像それだけです。ストーリーも、設定も、キャラ作りも、ゲーム性も、エロスも全てトップレベルのくせにサムネ画像だけがボロボロです。本当何で製作者さんはあんなサムネ画像を放置しているのか理解できないくらいです。

    まず最初に言っておくことは、このゲームはエロゲというより「エロ要素が入ったRPGゲーム」ということです。僕はプレーしたことがないんですけどDLsiteの名作の一つである「Demons Roots」も似たような評価をされていると聞きました。このゲームの中心はあくまでも主人公の冒険でエロ要素はおまけみたいなものですが、そのエロ要素すら設定で冒険に溶け込ませています。話の作り方が良すぎるところを見るとこのゲームの製作者さんは何かの小説を執筆された経験があるのではないかと思います。

    キャラクターたちの作り方も凄まじく、それぞれの性格がはっきり表現できていて、エロゲでは「ただの男」、「ただの女」みたいな扱いにされがちのキャラクターたちにしっかりそれぞれの個性を与えています。キャラクターたちの会話を読んでいるとエロ要素がなくてもそれだけで笑えるし微笑ましい気持ちになります。決してキャラクターの数が少ない方ではないというのに素晴らしいです。

    エロスも単純なスタイルの絵なのにも関わらず男女の交わりのエロスをしっかり表現できています。むしろ単純なスタイルだから色気をよりはっきりと認識できてしまうところもありますね。すべてのイラストに差分が入っていてアニメーションを見ているような錯覚を起こします。そういうイラストのボリュームも凄まじいです。僕もまだまだ全イラストを解禁していません。

    是非やってみてください

    レビュアーが選んだジャンル

    3人 が役に立ったと答えています

投稿レビュー一覧

  • 【逆転あり♡】国営性改善施設~オナニーがやめられません!性依存の私を治療するのはマッドサイエンティスト!?~ [シトラスぱらだいす]
    ボイス・ASMR
    【逆転あり♡】国営性改善施設~オナニーがやめられません!性依存の私を治療するのはマッドサイエンティスト!?~
    シトラスぱらだいす/哀川佳介
    1,402
    1,650
    15%OFF ~2/12 13時59分
    性に悩みを抱えた女性のため、性に関する悩みや問題を解決することが目的の“性改善施設”が存在していた。綺麗な個室、栄養管理師による徹底的な食事制限、メンタルケアカウンセラー、産婦人科医と、設備も完璧な施設。しかし地下には一般の治療では改善が認められなかった女性が入れられる矯正監房が存在する。鉄格子、簡易ベッド、まるで刑務所のような場所…入所したあなたの前に現れたのは白衣を羽織った掴みどころのない変わった男だった。
    (126)
    女性向け
    販売日 : 2025年08月23日

    本作のヨハネス・ワーグナーという人物は研究者としての才能には優れているものの、それ以外には恵まれてない人物です。まず孤児で、研究者として就職した国営性改善施設でも良かれと思って人体実験をやったことで組織内で微妙に浮いています。そのせいか、彼は研究者としての欲で先走ってしまって色々とミスを犯すなど手腕においてはかなり抜けている男です。現実でもたまに見る「頭は良いけど仕事にはミスが多いタイプ」の人だと思えば大体合ってます。

    こういう背景を積極的に反映させたのか、本作で彼は心のどこかで自分自身のことを「失敗の多い人生を生きてきたダメ人間」と思っている節があります。性依存症で施設に入所した主人公にまで卑屈的な態度を取るほどですから相当なものです。施設の薬の殆どを開発した最重要人材でありながらもこうなんですから彼の自己肯定感の低さは破滅的と言って過言ではありません。

    なので、作中で主人公とヨハネスの関係は「オナニーやめられないダメ女」と「そのダメ女を人間として自分より立派だと思い込むエリート研究者」という構図になっています。面白い構図ではありますが、ヨハネスが最後の最後まで余りにも謙った態度を貫き通すのは少々惜しいところでした。主人公の立場に移入して聞くと「こんなダメ女の私をエリート研究者が持ち上げてくれる!幸せ!」って感覚は確かに嬉しいものですが、それが終盤まで続くと何か嬉しさよりヨハネスが可哀想って気持ちの方が大きくなりました。こういうASMR作品では主人公の設定を最小限に抑えるのが一般的だとは分かってますが、そのせいで余計にヨハネスの弱みに付け込んでいる気持ちにもなりました。お互いの救いになる関係を築いているから良かったんですが、一歩間違えれば罪悪感を感じてしまうところでした。

    一生懸命頑張ったけど不幸な男性の救いになってあげたいってロマンのある方々には躊躇なくお勧めできる作品です。

    レビュアーが選んだジャンル

  • きいちゃん調教日記2 ~年下関西弁男子はアラサーOLをグッズグズに虐めたい~ [クズトーーーク]
    マンガ
    きいちゃん調教日記2 ~年下関西弁男子はアラサーOLをグッズグズに虐めたい~
    クズトーーーク/ムキムキ牡蠣
    594
    990
    40%OFF ~2/12 13時59分
    【年下×関西弁×言葉攻め】執着系年下DKに罵倒されながらいじめられたい人向け
    (536)
    女性向け
    販売日 : 2025年08月24日

    前作を読んだ方なら分かると思いますが、前作で清春はどっちかって言うと好きな女子に意地悪して気を引こうとする男子って印象が強かったです。タイトルは「調教日記」だったけど、「調教」って言うより意地悪な悪戯で愛情表現をしているって感じで言葉責めはあっても限りなく甘々な内容になっていたんですよね。

    だけど、本作はその前作の欠点(?)を見事克服しています。本作での清春は前作と本当に同一人物なのかが疑わしいくらい人物像が完全に変わってます。前作ではただの悪戯好きに見えたのに、本作では年下なのにむしろ年上の「ご主人様」に見えるほどあらゆるやり方で見事紀伊を「調教」しています。なのに同時に一途に好き好き言ってきたり、恋に夢中になってたりするところは「男の皮を被った女の子」って思ってしまうほど女性じみた性格にもなってます。ベッドの上ではご主人様だけど、デートの時は女子っぽいって感じです。キャラ作りには微妙に一貫性を欠けてますが、その分女性の視点からはベッドでもデートでも満足度の高い男性像を演出してくれていると言えます。

    前作では清春の気持ちがほぼ描写されず、ただガキンチョみたいに悪戯で恋心を表すだけだったんですが、だからこそ「年下っぽいけど、それでも男らしさが出ている」感じでしたが、本作ではデート時には「これ完全に女子じゃん!」、ベッドでは「これ完全に百戦錬磨の超ベテランご主人様やん!」なので、前作の清春の年下男子らしさを気に入っていた方々には少々惜しい続編なのかも知れません。それほど清春の人物像が大きく変わってます。

    どっちの清春が良いのかはもちろん個人の好みに依りますが、一つ確実に言えるのは、本作の方が前作よりはタイトルに充実しているってことです。前作はややタイトルと内容が噛み合わない感じがありましたが、本作はそういうのは全くありません。タイトルに引っかかった方に安心してお勧めできる作品です。

    レビュアーが選んだジャンル

  • きいちゃん調教日記 年下関西弁男子はアラサーOLをグッズグズに虐めたい [クズトーーーク]
    マンガ
    きいちゃん調教日記 年下関西弁男子はアラサーOLをグッズグズに虐めたい
    クズトーーーク/ムキムキ牡蠣
    385
    770
    50%OFF ~2/12 13時59分
    【年下×関西弁×言葉攻め】執着系年下DKに罵倒されながらいじめられたい人向け
    (1,132)
    女性向け
    販売日 : 2024年10月05日

    良い意味でも悪い意味でも、この作品はタイトルと作品紹介に徹底的に充実している作品です。終始一貫して本作の題材は「年下男子の一方的な調教」であって、その他はあくまでもおまけみたいな感じで進みます。なので、登場人物たちがお互いとどういう関係を持っているか、何故年下男子はアラサーOLに好意を寄せているかなどと言った物語的な要素はほとんど取り上げられません。その代わり、二人の肉体的関係、つまり「調教」のことだけを徹底的に細かく描写してます。

    作中では年下男子をドS男だと言ってますが、客観的に見て年下男子はどっちかって言うと悪戯好きなガキンチョって印象が強いです。言葉責めはしますが、それも相手の反応が見たいだけの悪戯って感じで、「調教」も同じく相手に好意を寄せているから相手の気を引きたい、相手に構ってもらいたいって意図で行われる悪戯という印象が強いです。良く子供の頃に好きな女子の気を引くためにわざわざ意地悪なことをする男子のアレです。なので、調教シーンでは、「虐める」って感じよりむしろ「構って」って強請っている感じが強いし、ヒロインもこういう年下男子の独特な愛情表現を分かっているからそれに付き合っているという構図が形成されてます。

    全体的に「年下男子に調教される構図」をお求めの方々より、「年下男子に激しく求められる構図」をお求めの方々にお勧めできる内容です。無邪気とは言いませんが、明らかに恋心が込められた悪戯を仕掛け続けてくる年下男子が本作のメインですので、男性の悪戯をストレスにしか感じない方々には少々不向きの内容かも知れません。逆にそういう悪戯大歓迎って方々にはこれ以上お勧めできる作品はないと確信します。

    レビュアーが選んだジャンル

  • 飯犯トラベラーズ 博多集団レ●プ旅行 フルカラー版 [STUDIOふあん]
    マンガ
    飯犯トラベラーズ 博多集団レ●プ旅行 フルカラー版
    STUDIOふあん
    1,100
    2,200
    50%OFF ~2/12 13時59分
    仲良し三人組の日本全国グルメとレ○プの旅。
    (1,069)
    販売日 : 2021年10月09日

    2025年09月02日

    モノクロ版が女性向けとして販売されていたので、「何故この回だけ女性向けなんだろう?何か特別な要素があるんだろうか?」と気になって読ませていただきました。結論から言うと他の回より性行為の過激さは弱くし、その代わり女性たちが快楽堕ちしたことで「気持ち良い和姦」になっているところが差別化要素でした。他と比べてみると「確かにこの回だけはギリギリ女性向けと言えるかも?」と思いましたね。女性向けでは作中の男たちよりも遥かにヤバい男たちを主人公にした作品も多いですしね。特にヤンデレ系の作品で。そういう作品に比べたら確かに本作のエロパートはむしろ健全だと評価できるかも知れません。少なくとも怪我させたり監禁したりはしてないんですから。

    エロパートはさておき、本作の前半のグルメパートは豆知識たっぷりの充実した内容だったので驚かされました。料理のことを少しは真面目に勉強してみようかなと思っていたところなので、これからも参考にすることがあるかもと思う内容ばかりでした。エロ作品なのに料理のパートがここまで充実しているとは思わなかったです。色々と勉強になる細かさでした。

    全体的に、遊び好きなダメな男たちが夢見るような「酒池肉林」を再現した作品です。肉林の「肉」は元々は文字通りの肉を意味する字で、女を意味すると解釈するのは誤用だと聞いたことがありますが、本作のテーマを一言で表すにはその誤用の意味の「酒池肉林」ほどピッタリの言葉はありません。男性が社会的な名誉とか体面とか責務とかを放棄して自分勝手になればどんな人物像になるか、どういう影響を社会に及ぼすかを考えさせてくれる作品でした。

    「酒池肉林」を現代風に解釈すればどうなるか気になる方々に躊躇なくお勧めできる作品です。

    レビュアーが選んだジャンル

  • 獣喰った報い2 [生肉ゾンビンビン]
    マンガ
    獣喰った報い2
    生肉ゾンビンビン/やだお
    990
    3人の彼氏再び集結!今回狙うのは…浮気彼女の〇〇〇⁉︎
    (563)
    女性向け
    販売日 : 2025年08月26日

    前作を読んでる方々なら分かってると思いますが、この作品のヒロインは基本的にアホで自分勝手です。前作ではその結果三股をしてしまい、それを知った彼氏たちに制裁を受けて「三人の専属オナホ」になりましたが、本作ではその「三人だけの共有オナホ」というのがどういう生活を意味するのかが細かに描写されます。結論から言うとヒロインの意思や心変わりなど一切認められず、ただ三人を楽しませるためだけに身体も心も弄ばれます。

    前作同様に乱交はもちろんのこと、彼氏たちがデートを欲しがれば本人の意思など一切関係なく彼氏たちだけでデートの予定を決めます。文字通り彼氏たちの間でヒロインの扱いは「ヤりたい時には身体を、デートしたい時には心を自由に使える玩具」で、ヒロインも当然日常生活してるし、他に知り合いもいるので、この生活がどれだけ世間から見れば歪なのかに対する自覚がどんどん膨らんでいき、作品紹介にあった通りに別れたいと切り出します。当然玩具分際にそんな決定権が認められる訳もなく、前作より遥かに雑な扱いで三人に輪姦されて分からせられるという構成になってます。

    ここまで聞けば分かると思いますが、本作の展開自体は男性向けでもハードな輪姦もののそれとそっくりです。違いは男たちが恋人であることと、輪姦してポイ捨てなんてせず日常的にデートもすること、そして男たちの容姿が整っていることの三つですね。その分、行為自体はヒロインの人権を一切認めない過激なものですが、行き交う言葉自体には愛情が籠ってます。不気味なほどに三人がずっと当然かのように犯しまくるので一種のヤンデレものだと分類できるかも知れません。「好きすぎるから拒否権なんて認めず弄びまくる」って思えば大体合ってます。

    本当に玩具扱いなんで、恋愛展開を期待する方には不向きかもですが、男性に無慈悲なほどに求められたい方には躊躇なくお勧めできる作品です。

    3人 が役に立ったと答えています
  • リジネッタさんVSスライム娘マンガまとめ [私が一番かわいい]
    マンガ
    リジネッタさんVSスライム娘マンガまとめ
    私が一番かわいい/くらろめ, ビスマキ
    1,210
    狐忍者リジネッタさんがスライム娘にえっちな目にあわされたり酷い目にあわされたりスライムにされちゃう32P+10Pです!!
    (501)
    販売日 : 2024年01月26日

    良くありますよね?MMORPGとかで知り合いや家族が育ててきた高レベルのキャラクターを一時的に拝借して自分勝手に暴れていたらスキルの使い方も、注意すべきモンスターや地域も知らずいつの間にか自滅してしまう人たち。本作のヒロインもそういう「身体だけは高レベル、だけど脳みそは素人同然」って感じのキャラクターです。どう見ても自分で努力して力を付けたという経験と貫禄が全く見えない見事な脳筋っぷりを見せるザ・脳筋娘です。

    ゲームでも良くあることですが、武器や能力値だけを過信して無暗に突っ込めばどれほど痛い目に合えるかを漫画にしたような作品です。なんかもう「エロエロ要素が搭載されたMMORPGで脳筋してたらこうなるよ?」って感じですね。経験を積まずに力だけ手に入れるのがどんなに危険なのかという教訓をエロを通じて学べる良い作品と言えることでしょう。

    内容自体は本当にそれだけですが、その単純な内容を細かに描写する作者さんの画力は素晴らしいものでした。ただ絵が上手いだけではなく、構図をちゃんと意識して絵を描いていることが分かる描写でした。内容が単純な分、構図とコマの配置を工夫して最大に演出しようという気概が伝わってきました。

    分からせもの好きの方々には色々と刺さるもののある作品だと確信します。

  • 燕嵐閨中顧話・後伝5 [360]
    マンガ
    燕嵐閨中顧話・後伝5
    360/コナ
    1,210
    「燕嵐閨中顧話」シリーズ6作目(「燕嵐閨中顧話・後伝4」の続き) 今作にて完結です
    (484)
    女性向け
    販売日 : 2025年08月09日
    • レビュアーオススメ!

    2025年08月10日

    ついに終わりました。作品紹介で作者さんも仰っている通り、エピローグ的な作品なので新しい事件は起きません。終始一貫して今までの事件を纏める内容になっています。

    ただ、物語的な要素が全て取り上げられているかと言うといくつかもっと掘り下げて欲しかった要素はあります。例えば五作目で出ていた夷狄の将とその側にいた南安国の血を引く女性の関係性とか、春燕が皇帝・皇后夫婦とどういう関係を築けるだろうかなどですね。作者さんは完結編と仰いましたが、これらは外伝的な短編で掘り下げる予定だったりしたら嬉しいところです。

    物語的にはそれくらいで、あとは春燕が正式に太子妃として冊立される礼拝儀式と二人だけの身体の結婚式(笑)の絵面ですね。今までも充分細かで華やかな絵をお見せしてくださったんですが、さすがに完結編になったせいか今までより一層力を入れてくださってます。今まで通り行為の内容も安定的に過激化しているんで、この調子だと仲良し変態夫婦になるんじゃないかと思うくらいです(笑)

    シリーズを一言で纏めれば「偶然皇太子だった幼馴染と純愛して玉の輿にも乗っちゃおう!」って女性向けではありきたりの内容ですが、それに中国伝統衣装への深い理解、宮殿での適切な言葉遣いを充実に再現しようとする情熱などが合わさってただならぬ傑作が誕生しました。衣装の華やかさもありますが、中国の漢字語に日本の漢字語を振り仮名として付けるほど中国の宮廷という環境を充実に再現しようとする姿勢には驚きました。人物たちの言葉遣いも厳粛で如何にも宮廷での会話って感じでしたしね。衣装の再現も大変ですが、一度何を描くかが決まれば後は悩む必要がない衣装より変幻自在で宮廷風という型に嵌めて置かねばならない言葉遣いの方が難易度が高かったんじゃないかと思います。

    中国の宮廷文化に興味のある方になら欠かせない作品で、そうでない方にも自信以てお勧めできる傑作です。

  • 燕嵐閨中顧話・後伝3 [360]
    マンガ
    燕嵐閨中顧話・後伝3
    360/コナ
    935
    1,100
    15%OFF ~2/12 13時59分
    「燕嵐閨中顧話」シリーズ4作目(「燕嵐閨中顧話・後伝2」の続き)
    (2,091)
    女性向け
    販売日 : 2023年08月11日
    • レビュアーオススメ!

    2025年08月10日

    ここまでこのシリーズを読んできた方々なら分かると思いますが、このシリーズのテーマは一貫して「偶然皇太子だった幼馴染と純愛して玉の輿に乗っちゃおう!」です。

    三作目までは順風満帆に、そして皇太子からの寵愛で異民族の娘がどれだけ救われたかに関する内容でしたが、四作目である本作に来て初めて障害物にぶつかります。で、この障害物が...正直とんでもないです。別にご都合主義じゃありませんよ?辻褄は会ってますし、伏線もちゃんとありました。でも...いつか出るだろうなって思った障害物がこんな形で出るとは思いませんでした。

    で、本作で春燕と泰嵐はシリーズで初めて恋愛を楽しむ恋人ではなく現実の脅威に共に立ち向かう本物の夫婦に覚醒していきます。今まで太子妃なのに余りにも政に無知なままなのでは、と思っていた自分としては大歓迎の展開です。二人はこの脅威にどう対処するかを巡って口論もしますが、基本両方とも「この愛を守りたい」という観点から始めた口論なのでぶっちゃけイチャついているだけです。(笑)そしてこういう「愛を守るべく衝突する」展開を経て二人は雨降って地固まる如く恋人から夫婦になっていきます。

    少々惜しいところがあるとすれば、やはり今までシリーズで何度も繰り返されてきた春燕につけられている「異民族の娘」というレッテルが本作でも言及されるんですが、南安国と春燕の出身民族との間で何か不穏な歴史でもあったのか、単に立場の弱い民族だから下賤だと思われているのか、だとしたらどこがどう下賤だと思われているかもっと具体的な描写が欲しかったってところですかね。二作目で「学がない」と言及されましたが、読者の立場から見ればどれだけ学がないのかが分からないので、太子妃である春燕がここまで雑に扱われる背景が意味不明でした。

    今後の展開がどうなるかは分かりませんが、「恋人」だった二人が「夫婦」になっただけでも大満足の作品でした。

  • 燕嵐閨中顧話・後伝2 [360]
    マンガ
    燕嵐閨中顧話・後伝2
    360/コナ
    792
    990
    20%OFF ~2/12 13時59分
    「燕嵐閨中顧話」シリーズ3作目(「燕嵐閨中顧話・後伝」の続き)
    (3,958)
    女性向け
    販売日 : 2022年08月20日
    • レビュアーオススメ!

    2025年08月10日

    内容の2~3割程度は続編のための伏線になっていますが、基本的に本作の内容は幼馴染の皇太子の介入によってどれだけ異民族出身の太子妃が人生を救われているのかがより明確になる話になってます。一作目で春燕が充分破格的な待遇を受けていることが既に出ていましたが、二作目ではそれが春燕個人にどれほどの救いになったかを取り上げた上で、三作目の本作では更に春燕の過去の境遇を掘り下げて、春燕の周りの人物たちにもどういう変化を齎しているかが出ます。多分徐々に春燕が泰嵐にもらう愛情が及ぼす影響の範囲を拡大していく予定の仕組みだと思います。春燕と泰嵐二人だけの話にするといずれネタが枯渇してしまいますから良い設計だと思います。

    だけど、春燕が余りにも特別待遇されているせいで途中でご都合主義だとしか思えない要素もありました。例えば、愛妻家であることが周知の事実になっている泰嵐が毎晩春燕のところに訪れているのに、泰嵐の前では卑屈な態度を取る臣下たちが春燕の前では不遜な態度を見せる傾向があるところですね。二作目でも出ていた要素ですが、二作目では陰口程度だったものの、三作目に来てはそれがより露骨になります。入宮したばかりの頃ならともかく、太子の一途な寵愛を二か月以上も毎晩受けている太子妃に取る態度にしては不自然すぎます。二作目では許容範囲内だったんですが、三作目に来てより露骨になったところを見ると、続編でどうなるんだろうと正直に心配になるところです。

    しかし無理をして春燕の生活がどれだけ泰嵐の庇護に依存しているかを取り上げた分、皇太子に溺愛されているという描写は充実してます。政のことも全部泰嵐が受け持ってくれているので、春燕は閨の中でも外でも泰嵐に愛され切ってます。「これ泰嵐に何かあったらどうなるの?」ってのが恐ろしいくらいに。少々ご都合主義があるものの、愛される感覚をお求めの方には躊躇なくお勧めできる作品です。

  • もっと見る