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エロは、ヒロインが敗北し、人狼や調教で堕とされた仲間にレイプされる凌辱作品である。構成としては典型的なADVなのでとっつきやすい。テキストを読み進めてゆき、時折出てくる選択肢をどう選んだかでルートが変更する。
いずれのルートでもヒロインたちの圧倒的な強さの描写と、負けるはずのないヒロインたちが敗北してしまう展開が無理なく描かれており、かつ、シーンごとに趣向を凝らした責めの数々はどれも一級品である。
1枠あたりの差分量も多く、表情や服の状態、失禁や愛液濡れなど身体の変化が逐一変わって面白い。テキスト量も長く、ために内容が濃い。特に、ヒロインの屈辱や誇りを踏みにじり、戦士としての存在意義まで破壊するかのような責めは、悪堕ちし敵に寝返るor性奴隷に堕ちる説得力にも繋がっている。
以上から、プレイは敗北ヒロインとして必要なものが詰まっている。
獣形態による凌辱、敵の女や悪堕ちした仲間からのレズレイプおよび悪堕ちor屈服の連鎖、ぶっ壊れバッドエンドなどはほんの一例である。どんどん堕ちてゆく描写もよく、敵の竿に絶対服従になってしまったり、ふたなりではこらえ性のない情けない早漏射精中毒になってしまったりする。ヒロインがそうなってしまうきっかけの敗北凌辱と、彼女たち自らが深みにはまってゆく堕ち描写は見応え抜群だ。
ヒロインピンチ好きにはたまらないことに、乳首責め・クリ責め描写メインのシーンも多い。こんな責めに負けないという最初の強気さから、こんな責めに無様絶頂させられるギャップが美味しい。
なお、着衣エロ作品でもあるのでそこも嬉しい。戦闘服の急所が破かれてのシーンがメインだが、数多くあるバッドエンドでは専用衣装を着せられたヒロインが登場する。かつての勇猛さを失い、性玩具と成り果てた末路を引き立てる効果も併せ持った着衣エロは、全て堪能してもらいたい。
本作は過去作品+aのまとめ集であるため、一人のヒロインを軸に様々なエロアイディアが楽しい短編集となっている。触手メインと対人メインの作品が等分に収録されており、いずれも淫靡で乱暴なエロが姫様に襲いかかってくる。純粋に可哀想系もあれば、エッチな変態姫であったりして、作品ごとの趣の違いが面白い。
一方で、いくつかの作品にはスカトロジーのようなアブノーマル趣味の内容やや、ぼかしてデフォルメしているが腹裂きなどのリョナ成分濃いめの作品もある。そういうシーンもあるという理解は持った上でお読みいただきたい。
さて、その中でお気に入りには「蟹缶」である。触手リョナタイプの作品である。触手拘束、粘液射精で全身穢される。種付け凌辱と、触手プレイの王道が丁寧に描かれている。そこに綺麗な身体が台無しにされるボテ腹シーンが加わり、その悲惨さが最高に抜ける。
エロは、精液ぶっかけ着衣エロと輪姦凌辱がメインとなったショートストーリーである。構成としては、ヒロイン一人称視点のモノローグで各ページの状況説明をしつつ、淫獄ともいうべき責め苦に喘がされる彼女を見てゆくこととなる。仇敵に調教されきった屈辱、ヒロインが普段身につけている靴や手袋まで穢され、精液飲みに使われる恥辱など、マニアックさもよい。
ラストにはタグにある通りの出産シーンがあるが、1Pに収められているにも拘わらず、数多くのエロ情報量がまとまった悲惨さが描かれている。精液化粧をさせられたまま、国民たちの前での魔物?の出産シーンだが、テキストに書かれている状況説明と合わせるとその鬼畜な絶望の大きさに抜ける。
エロは、男を都合の良い竿扱いしているロリサキュバスが逆襲に遭い、分からせ凌辱に屈服する作品である。可愛らしさ、ドスケベさ、傲慢な性格など、冒頭で分からせたくなる悪魔娘っぷりを見せつけてくるので、その後の凶暴な無理矢理展開は非常に美味しい。
大人に掛かればあっさり負けてしまうヒロインの雑魚さ加減は大変情けなく、口答えこそするものの、全く逆らえない半トロけ顔で負けている。極悪ピストン、首締めファック、ベロチュー種付けプレスと、ハードプレイで占められているのもよい。
また、サキュバス定番の責めもある。弱点の尻尾でイカされる、角ハンドルでガシガシ犯される、長い舌先を出してのけぞり絶頂など、身体的特徴にマッチしたシーンばかりである。
エロは、敗北した変身ヒロインを調教・悪堕ちさせて性奴隷にする悪役プレイ作品である。普通に犯すのではなく、+aを加えたマニアックな要素をブレンドしたシーンが多く、尺の長さも相まって1つ1つが濃いシーン構成となっている。そのため、無様さ・下品さ・堕ちた際のギャップの大きさなどがメインの味わいである。
また、着衣エロとしても変態性を見せており、変身姿や解除されて全裸の他、各ヒロインごとにユニークエロ衣装を用意してある。一例だが、逆バニーのようなエロ全押しのものも結構あり、そんな服を着なければならない惨めさがよい。
悪堕ち衣装は女戦闘員服+バイザーのヒロインごとのアレンジとなって統一感を持たせている。あれだけ際立っていた戦姫たちを、ある意味無個性な下僕に堕とした演出として見ることができるだろう。
ゲームとしてクリアはそれほど難しい内容ではなく、回想も進めてゆけば自然と埋まるため、攻略は容易である。ユニットの成長には資金や研究ポイントなどリソースを消費するが、必要な分はすぐに集まるのも嬉しい。
エロ以外のストーリーでは、ミッションの合間に各ヒロインとの対決が描かれている。キャラクター性が埋没しないよう、各ヒロインごとの描写は的確にまとめられて披露されており、それぞれが違った堕としがいを誘ってくる。
例えば新人ヒロインならば生意気さが強めなので、分からせたくなる。搦め手で責めてくるヒロインもおり、こちらは脅威的な描写で印象づけられるため、プレイヤーに排除しなければと思わせる。このように、各ヒロインごとのキャラ立ての差別化も注目してもらいたい。
エロは、クズ市民たちによる凌辱・輪姦による正義の変身魔法少女ヒロイン快楽敗北となっている。そのため、絶え間ない肉棒の挿入、身体の内に外に注がれ、あるいは降りかかり続ける精液など、徹底して穢すレイプが展開される。膣穴だけでなく、尻穴、口も犯され、同時に挿入されるといったヒロイン一人対竿役複数の輪姦プレイも多くのページで割かれており、性奴隷・性処理道具扱いがこれでもかと描き込まれている。
宿敵である敵の女幹部も攻めに参加するシーンはそこそこあり、指で膣を虐めたり、嘲笑して精神的に追いつめる言葉攻めをするなど、要所要所で活躍してくれる。
以上のような責めに途切れることなく晒されるため、ヒロインは徐々に屈服してゆくこととなる。とはいえ、最強格のヒロインであるので、身体が快楽に弱って求めてしまってもかなりの時間、耐えてはっきりとした抵抗を続けてくれる。それ故、却ってじっくり堕とす興趣と不屈を這いつくばらせた達成感は格別である。
さて、その敗北を彩る行為自体の描写とヒロインの心情の描写もよいが、細かいところで琴線に触れるテキストも評価したい。
前作までのレイプのせいで簡単に気持ちよくなってしまう身体になっていることが示されたり、敵に魔力を奪われてパートナーに心の中で謝罪したりと、続き物だからこそのユニークさがさりげなく仕込まれている。単品でも楽しめるが、これまでを知っているとより味わい深くなる趣向が凝らされているのがファン泣かせだ。
なお、挿絵が多い本作だが、ヒロインが竿役に犯される挿絵以外にも女幹部に責められる挿絵も半数近くある。あれだけ強かったヒロインが宿敵に絡まれても身を任せるしかない様が描かれた挿絵はテキストでは拾いきれない敗北を表しており、大変によい補完だ。
エロは、ピッチリインナー戦闘員を着込んだ正義ヒロインが格下の敵たちにセクハラ・性奴隷洗脳されてしまう潜入ものである。尻揉みやがに股強要から、種付けのけぞり絶頂まである。何かエロいベントが起こる度にヒロインコメントが更新されるが、それも種類が多い上にフレーバーテキストとして演出に一役買っているのもよい。
所謂立絵差分で表現されているが、体位の基本立絵数とそれぞれの差分量は多いため、スチル絵と変わらないエロさがある。また、ピッチリスーツとムチムチの身体の表現は上手く、洗脳の進行に合わせて衣服を大部分残したまま肌面積が増えていくので、着衣フェチ的にもグッドだ。
なお、本作は探索要素も先頭要素もなく、どうやって進むかもサジェスチョンがあるため、クリアは簡単である。回想もクリアすれば全て閲覧できることも相まって、RPGツールを使ったミニADVといった構成である。しかしながら洗脳堕ちのツボは的確に突いたシーン作りとなっており、ボリュームこそ少ないがさほど不満はない。
サークル様には是非とも自分のセンスを信じて創作に励んでもらい、次回作以降はよりボリュームアップした作品をお造りいただきたく思う。
催眠凌辱が主眼となっており、一人目を堕としてからその師匠が二人目のレイプ被害者となり、さらには三人目・四人目と最強格のヒロインたちが連鎖的に犯される。催眠ものなので、身体は動けないけど心はそのままでヤられる際のニラマレや悔しさの表情、犯され続けることで憎いはずの竿役に媚びるようになってしまう堕ちなど、一通りシチュは揃っている。特に、堕ちた後の弟子ヒロインがよく、竿役が師匠ばっかり相手にしていると嫉妬フェラしてくるのは大いにエロい。
ただ、サンプルを見た方はご懸念されるかも知れないので指摘しておくと、本作はテキストの翻訳が不十分であると言わざるを得ない。エロ漫画としての表現・技術は一級品であるので、その点は予めご留意いただけると不満は少ないと思われる。
壁尻エルフと、2P漫画としてそのお弟子さんヒロインへの催眠凌辱とそのほか一編が収録されている。いずれのエピソードも犯されている最中の屈辱や無様さ、事後の絶望感がよくできている。
また本作では尻以外にも乳の表現が秀逸である。エルフの微美乳、他ヒロインたちの巨乳たちが美味しそうな表現・魅惑的な揺れで描かれており、思わずむしゃぶりつきたくなる。ゆえに、おっぱいスキーにもオススメである。
なお、残念ながら本作は翻訳が良いとはいえない。しかしながら、身体のムチムチ感、屈辱チュの作り方はツボを押さえた描画となっているので、折り合いをつけた上で楽しんでもらいたい。