キュートな絵柄と淫蕩な魔性の女の子という組み合わせが一見反する要素でありながら、ハイレベルに融合した作品群が魅力的な1冊。
観賞用としてだけでも十二分に購入の価値がありますが、かわいらしくも奔放なヒロインたちの織りなすストーリーにドキドキさせられ物語にも惹き付けられました。
とりわけ「Adagio」シリーズが良かったと思います。ヤリチンの竿役ですら手玉にとるヒロイン(言葉責めが良い)。2人の攻防がなまめかしく描かれ、つかみどころのなかったヒロインの素顔が見えてくる。そして気持ちも近づき大団円という流れが美しい物語です。
快活な1つ上のお姉さん幼馴染が乱交させられているのを見た主人公。2人の交わりが描かれる「僕の太陽」が衝撃と興奮、背徳感にあふれてこれまた好きです。