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(総レビュー数:105件)
絵柄や設定に興味を持った方には文句なしにおすすめの作品です。エロシーンの数と実用性に加え、シナリオも二人のヒロインの描写や終盤の伏線の回収は見事。
攻略難度はやや低め。シナリオの良さが出るエンディングを見るのは簡単ですが、分岐条件が分かりにくくフルコンプにはちょっとかかります。
エロシーンは大正らしさを出すためか、着衣が多め。人数は二人が基本。キャラクターやシーンはサンプルを見ての通り、メインであるエルと結衣のロリ系が中心です。
和姦の他に陵辱系のシーンもありますが、激しすぎるえっちの範疇に収めようと思えば収められるくらいのもの。暴力的な陵辱は一切ないので、苦手な方でも安心です。
吸血行為における出血描写については、ストーリー上いくつか避けられないシーンもありますが、激しい出血描写はないと感じました(個人差もあるので断言はしかねます。特にテキスト描写において)。
2015年01月18日
様々な成長を遂げるリリスと、ショタ要素の強い主人公を中心とする育成アドベンチャー。最初はショタ受けの要素が強いですが、早い段階でそういう知識を得てからは攻めもすぐにこなすようになり、ショタ好みでなくても十分に楽しめるようになっています。
リリスの育成は読みにくいところがありますが、それぞれに専用の会話やシーンも用意されており、思い通りにいかなくてもそれはそれで楽しめるものがあります。
無論、コンプリートを目指して攻略する場合にはまた別ですが、この手の育成ゲームはそれも楽しみの一つ。セーブ数やスキップ速度などに不便もないので、ハマればきっと楽しめると思います。
2015年01月18日
ファンタジー世界を舞台に、三人のヒロインを調教するシンプルなSLGです。調教ゲームとしては幅広いシーンがあり、調教内容として選択可能な項目は三人とも同じで、お気に入りのキャラが少なくて残念といった心配は無用です。
難度は高くはなく、調教や育成といったこの手のSLGにある程度慣れていれば、クリアやコンプは難しくないかと思います。初めての方でもおそらく二周もやれば、よほど苦手でない限り問題ないでしょう。
捕らえる前やエンディングのシナリオもなかなかですが、何といってもジュリアが特にいい味を出しているのが評価できる点。
最初から最後まで、本当に彼女のボイスがないとこの作品の魅力は半減してしまいます。
基本的に抜きゲーなので、絵柄やシチュエーションが気に入った方におすすめです。ヒロインは三姉妹を中心とした9人。フルコンプも簡単で、シーン格差はほぼなく、貧乳から普乳・巨乳までバランスよく揃っています。
シーンは最初は単独が多く、陵辱が進むと複数も。着衣がメインですが、オンリーではなく全裸のCGもあります。傾向としては監禁・陵辱・複数プレイ(男女とも)が中心です。
主人公が能動的に参加する複数プレイで、男女両方を備えるものはあまりないので、嬉しい要素でした。
調教要素は弱めですが、ヒロイン数が9人と多いことを考えるとバリエーションは十分です。
とにかく一番キスが好き、という方にはおすすめの作品です。といっても、好きな方でこのシリーズを知らない人はほぼいないとは思いますが。
タイトルにも入るほどのキス描写は濃厚で、全てはキスのついでというくらいに、ほとんどのシーンにキス描写があるといっても過言ではないです。
また主人公が髪フェチなので、髪に対する描写もキスの次くらいに濃く描写されています。
テキストや設定は独特、というのは他のレビューなどでも見ていましたが、コメディ系の妙なハイテンションで独特なのかな、と思っていたので、暗い方面での独特さだったのは意外でした。擬音で有名な某賭博漫画みたいなノリ、といえばわかりやすいでしょうか。
ヒロインと一対一だけでなく、複数プレイも多かったのは良かったです。それと絵柄に惹かれて購入したので、期待通りでした。
BADにあたるルートは、大雑把に分類するなら寝取られになるかもしれませんが、主人公に愛想を尽かしてヒロインから……といった感じなので、寝取られ感は非常に薄いです。
ただ、ミドルプライスゆえか、愛想を尽かすまでの過程はだいぶ省略されています。唐突な感じもあるので、落差は大きいです。
まあ、選択肢が複雑で攻略は結構難しいので、GOODでもBADでもなくノーマルエンドになる可能性が一番高いんですけどね。
なお、一応シリーズものになりますが、シリーズをやっていないと困る要素は特にないようです(私はこの作品が初めてなので、繋がりがあるかどうかはわかりません)。
設定やキャラクター、イラストに惹かれた方、アニメのようなアドベンチャーをやりたい方におすすめの作品です。オーソドックスなアドベンチャーで、ミニゲームもありますが簡単なので苦戦することはないでしょう。
他のゲームで見かけない要素として、物語の展開がアニメを強く意識していることが挙げられます。表示されるシーンの数一つにつき、大体30分程度で進むようにテキスト量などが計算されています(プロローグにあたる1は長めですが)。次回予告こそないものの、シーン番号が進む前後ではアニメのような引きもしっかり入っています。
次回予告などのアニメ的な演出を取り入れたアドベンチャーこそそれなりにあるものの、時間にまで気を遣って近づけているアドベンチャーは珍しいのではないでしょうか。
シナリオの長さはアニメでいうと、1クールから半クールといったところ。全体の長さでもしっかり意識しています。メインにあたるヒロインは長めで、サブヒロインは短めな傾向にありますが、シーン数やCG数などの差はほとんどないのは嬉しかったです。
演出としてのアニメ要素は強いですが、CGのアニメーションは差分レベルのものから、目パチ程度のものまであるので、そちらへの期待は程々に。
非常にわかりやすいゲーム内容で、一直線に進んでいくので、ストーリーやシチュエーションに興味を惹かれた方におすすめです。
ただ、シナリオ的には基本一直線ですが、ADVゲームとしては気楽な抜きゲーというわけではなく、選択肢を間違えると正義が勝利する、プレイヤーとしてのバッドエンドが待っています。
選択肢数こそ多くはないものの、単純な分岐でも遅効型や蓄積型のフラグが多いため、終盤に完全勝利を迎えるには少し苦労します。
しかし、その苦労を乗り越えて正義に勝利したときの達成感は一入なので、攻略のしがいのあるゲームだと思います。
エロシーンは触手を中心に、人間や人外もそこそこあり。シーン比率でいうと、思ったよりも触手一辺倒でなかったのはやや残念でしたが、触手を使用するシーンはシーン差分が多い傾向にあり、陵辱触手シリーズ(起動直後に表示)としてのこだわりは感じられます。
惜しむらくは二点。特定の条件を満たすことで入れるルートについて、一つは深く描かれていて大満足の内容でしたが、同程度の規模を期待していたもう一方はあっさりしていたこと(順番からして前者を先に見ることになる可能性が高いので、似た条件の後者にも同程度の規模を期待するのは自然な流れかと)。
もう一点は、最後の難関を突破して見られるシーンがあっさりしていて、ご褒美感が薄かったこと。エロに限らず、達成感が味わえるようなCGでもあると嬉しかったです。
変身ヒロインが敗北して……な展開が好きな人におすすめの作品です。一部シーンでは快楽重視のノーマル、苦痛重視のハードが選択できるため、両方が好きな方なら特に満足できるでしょう。
敗北時のシーンは異種姦がメインで、触手はサブといった印象。しかしながら、触手にはこだわりのあるマニアックなシーンが多く、触手好きとしては大満足の内容でした。ノーマル・共通ルートでも意外とハードなシーンもあるので、触手初心者にはややレベルが高いかもしれません。
若干惜しいのは、前と後ろが中心で口や胸など上半身の責めが少ないこと。合わせて中心というからには、アナル責めのシーンも多いので、アナル好きには嬉しい要素になるかもしれません。私は二穴ならともかく、単体では興味が薄いのではっきりとは言えませんが。
ストーリーは、序盤中盤は学園を舞台とした変身ヒロインものとして展開されますが、終盤はその要素を残しつつも、別の要素が強くなっています(ルートによって差が大きく、完全に塗り潰すものからスパイス程度のものまで)。
それはそれで良いのですが、序盤から何度も話題になり、そのヒロインルートの決め手になる伏線と認識していた設定が、一切回収されないままエンディングに到達したのには肩透かしを食らいました。
それを引っかけに利用した展開もなく、ミスリード狙いとも思えないだけに残念。続編用の伏線とはとれなくもないですが……。
その他、共通シーンは多めですが、日常シーンの恋愛やコメディ・シリアス要素も良質で、エロ以外も十分に楽しめます。
最後に個人的に特筆すべき点をあげると、主に亞璃絵関連のシーンで腹ボテ孕ませに強い興奮を覚えました。触手好きでも孕ませは興味の薄い要素でしたが、今作のおかげで良さの一端を知れた気がします。担当の方々には感謝を、ありがとうざいます。ということで、触手の守備範囲を広げたい方にも是非。
可愛い女の子に囲まれながら、ミステリーの雰囲気を味わいたいという方におすすめの作品です。古いゲームなのでシステムが少々不便で、シーンの尺が短い点などは注意。
雪に閉ざされた洋館で殺人事件が起こり、解決を目指すというのはミステリーの定番として雰囲気が出ています。被害者や犯人の変わるミステリーは無駄な伏線が残ることもありますが、今作にはほぼないのも高評価。シナリオや音楽も雰囲気に合っています。効果音は後述の理由により上手い使いどころが少ないのが残念。
途中攻略サイトを参照して、ルート分岐の仕組みを知ったときはその手があったかと驚きました。同時に自力で気付くのは難しいように思いましたが、最近のものと比べると難しいくらいで、複雑難解なゲームではありません。
以上、ミステリーノベルとしては良い作品ですが、ミステリーゲームとして見ると物足りないです。
というのも、証拠を探して犯人を追い詰めたり、トリックを推理したり、会話中の選択肢で情報を引き出したりといった要素がほぼないためで、それらの要素を期待していると肩透かしを食らいます。
エロは夜の奉仕モードがメインで、基本的に館の主人とメイドという関係で展開されます。
恋愛要素は薄いため、吊り橋効果でヒロインと仲良く、といった展開は期待しない方がいいでしょう。
シーンという点では、メイン格のヒロインには複数の死亡シーンがあり、CGにも力が入っています。出血はありますが、極端なグロやスプラッターはないのでご安心を。
ほのぼのとした雰囲気の作品で、可愛らしいヒロインたちに癒されたい方におすすめの作品です。キャラクターはサンプルを見れば一目瞭然ですが、ロリ・貧乳系に特化していて、好みの人にはたまらないでしょう。
ほのぼのとしたコメディ作品ですが、節目の重要なシーンではシリアスな展開もあります。
エッチシーンは終盤に告白してから、ゆっくりいちゃいちゃするというよくあるパターン。数も多くはないですが、連続することもあってか内容は濃厚です。
ミニゲームは軽めのリズムゲームとして楽しめますが、キーを押しても音や目立つ演出があるわけでもなく、やや寂しいのが惜しいところ。