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「鍛冶師の男と竜族の女の子」 へのレビュー

    • 2016年05月27日
      主人公は声を失っている、という大前提の設定があるためドラマパートで言い返すことや返事ができないことに違和感が全くありません。
      自分語りはなく、他者(といっても竜族の女の子と薬屋の女店主しかいませんが)の評価およびテキストのあらすじから、主人公が形作られています。

      さて、ヒロイン語りに入ります。
      ヒロインのニアは人間の世界の知識に乏しい『のじゃロリ』です。(性的知識もあまりありません)
      基本は少しわがままの入った可愛い言動ですが、繊細かつ悟った物言いを見せたりする事もあります。これは彼女の優しさがそう言わせているのですが…。
      また、悲壮な覚悟もしているヒロインでもあります。
      これ以上はネタバレになるので割愛。

      ストーリーは王道かつベタベタ、というよりあらすじテキスト文を読めば、察しのいい人は最後までネタバレしているようなものです。
      ですが、細かな設定や背景がその王道ストーリーを奥深くさせています。

      エロパートは、やや無知シチュの入った女の子攻めです。
      ニアが性的に見当違いのことを言い始めても、言い返すことや訂正ができません(だってあなたは声が出ませんから)
      無知な女の子が、勝手にエロに目覚めていく過程を楽しみましょう。

      総評として、「主人公は声が出ない」という設定を細部にまで活かしたこだわりを感じました。
      ストーリーも、演出も素晴らしいです。
      また、SEもいいものです。鍛冶場面のトンカチ音は通常版と音量小さ目版があり、好きな方を選べます。私は通常版をおすすめしますが、大きな音が苦手な人は小さめを選んでもいいかもしれません。

      エロ版であるこの作品のトラック6.7.8.9.10を飛ばせば、全年齢版として聞けるため全年齢版よりこちらを買うほうがお得かもしれません。

      2人が役に立ったと答えています

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