舉報鑒賞（資料輸入）

子供の頃に持っていた、「RPGへのトキメキ」を忘れてしまった方へ勧めたい作品。

作りこまれたドット絵に、豊富な効果の装備品たちに連携技といったRPGの戦闘の魅力を詰め込んだシステム。
劇中の嫌味のない楽しげ雰囲気もあり、スーファミあたりの名作RPGでもやっているかのような気分になってきます。

個人的に一番気に入っているのが、「いい意味で荒いゲームバランス」。
このゲームでは多彩な効果を持つアビリティや装備があるわけですが、尖ったバランス故に組み合わせが楽しい。

例えば「会心+30%」の効果を持つ装備を3スロット全てにはめることで、会心発生率を常時90%にして連続攻撃を撃ちクリティカル連打だとか。
「おいおい、こんな事出来ていいのかよ?」と思う程の圧倒的な「強くなっていく」感。
子供時代に、FF5で初めて「魔法剣二刀流みだれうち」をした時のような感動とワクワクを呼び起こします。

代わりに敵もだいぶ容赦なく強いので、割りと殺されます。でも負けはノーペナなので安心。

スキルや強力な装備は店買いではなくダンジョンの宝箱等で手に入れる仕様も、新たなダンジョンへ進むワクワクを産み出してくれます。
「この宝箱にはどんなスキルがあるんだ?」と思いながら宝箱を開ける期待感と胸の高鳴りには「RPGのワクワク」が詰まっています。

エロの方は絵は良いですが、エロイベント発生のテンポはあまり良くないので、抜き目的だとダレるかも。
しかし前述の「楽しげな雰囲気」から一気に入るエロは、さしずめ一般向け漫画でのエロシーンのようなギャップと背徳感が光ります。
あと立ち絵の服装がエロいので、会話と戦闘でこれ見てるだけで結構満たされます。

エロをスパイスに広がるワクワクが燃え上がるRPG。
可愛らしく快活なアトとの旅は、あなたが忘れたファンタジーへの童心をエロと共に探す最高のRPGになるでしょう。