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おばさんが男の子を助けるところから始まるこの作品。
しかし、実は彼女は、
日々若い男の子たちと不健全な交遊に耽っている、
悪いおばさんなのです。

ただ、誑かされるというよりは、手ほどきといった感じで、
あくまで優しく、誘惑してくれます。
目的は別として、
単純に若い男の子が彼女にとって愛でる存在であるようで、
介抱したり、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれます。

また、印象はとても若々しいのですが、
一人称がおばさんであり、それがまたよいです。
自身の年齢も行為を愉しむスパイスの一つにしてしまう、
そんな余裕が感じられる妙齢の女性です。
話し方や笑い方に年相応の落ち着きを含ませており、
少しハスキーな声が色っぽく、
殊更キャラクター性を引き立ててくれています。
聴いていて心地の良いお声です。

基本は丁寧なのに、不意のはすっぱな物言いがたまらない。
サラッと隠語を口にするのですが、妖艶でありつつ、
どことなく品があります。

しかし、徐々に理性を脱ぎ捨ててゆき…。

本性を曝け出したおばさんはとてもいやらしい。
母親代わりを求める男の子の欲望を受け止めつつ、
自身も貪欲に快楽を求め、本能のままに喘ぎ声をもらします。
正しく、食べてしまうかのように。
その辺りの、冒頭からのギャップにも注目です。

年上の女性に甘やかされながら、背徳的なひと時を、是非。