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古風な女の子を、丁寧に表現した”あらいぐま”先生の短篇。
実家が剣道の道場をしていて、生徒会長でもあるヒロイン。
あふれる様な”想い”を、実直な彼女らしい方法で、主人公
に告白する・・・なストーリー。
読んでいて感じたのは、ヒロインのセリフから積み上げる
かの様に表現した”古風な女性像”。今風というか、今時な
女性像は絵柄から描写できますが、”古風な”となると案外、
描写・表現し難いことに、気が付きました。細かな事柄の
丁寧な積み上げが、ヒロインの”イメージ付け”をする作品。