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男の娘、奏ちゃんが旅行しに来る話です。

時間の流れというものは残酷っすね……。
叶わない願いを持つ奏ちゃんが可哀想というか不憫で泣いてしまいました。

主人公も1度だけ意地悪しますが、そのあとは奏ちゃんの要望に応えており、マジいい奴でした。
奏ちゃんにとっては、最後だけど、いい思い出になったのではと思います。
思い出すたび、その日に戻りたいと思うかもしれないけど。

主人公だけでも、奏ちゃんが望む扱いをしてあげられたらなぁ、と考えましたが、奏ちゃんが振り返らないシーンで、色々と考えた末に決別したんだろうなと思いました……。

エロは薄めかもしれませんが、切なさが詰まっています。男の娘が好きでなくてもお手にとっていただきたいですね。