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　元レースクイーンである弟嫁に、言葉巧みに流されて筆おろしをされてしまう話です。
　物語は弟からの連絡に気づき、それによると彼女は実は……というところでクローズしています。至福の時が凍り付き、これからへの暗澹たる不安が湧いてくる、みたいな終わりですね。
　やってしまったことへの後悔をより強調する形になっていて、この辺はエロスを増す手法としては大変結構なものでした。大変美味しくいただきました。

　ハニトラの多い惑さんの作品の中でも、身内の女に手を出したという背徳感がより官能的な雰囲気を醸し出しているものと思われます。
　コンパクトで、良い作品です。肉感的なキャラも、元レースクイーンという設定とマッチしていて良いですね。