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「マンジュヴェルヌの戦乙女」 へのレビュー

    • 純愛というか、ご都合主義といった感じのストーリーですね(笑) ですが、不幸になる者もおらず大半が明るくほのぼのした世界観で、そして今回は少しだけホロリと来る要素も混ぜて作られています。それを味わう意味では、前作「マリオンのゲームブック」の事前のクリアをお勧めします。

      前作同様、短編RPG集的な作りの作品です。細やかで豊かな演出表現、やりこみプレイに耐えられる魅力的なアイテム群や難易度バランス(今回は全体的にやや甘め)、オリジナリティのあるコミカルなCG、随所にちりばめられたエロやそれを獲得するためのサブイベント、丁寧にデザインされた建物やモブキャラの会話やイメージなど、前作の良いところをそのまま踏襲し、更に挙げられた要望にあわせてカスタマイズされた印象です。

      大きな違いは仲間についてですが、今回は敢えてデッキで利用可能なキャラを5人の女の子に絞り込み、その分深く掘り下げる方向性で進められております。これについては賛否両論あるようですが、筆者は良くなったと感じました。前作は使えるキャラが多い分、一人一人は薄く感じましたし、これぐらいで丁度良いのではないでしょうか。

      文句なしに良いゲームで、もはや改善要望などは見当たりません。前作では少しストーリーが印象に残らない点を指摘させて頂きましたが、本作では印象に残ったストーリー(水晶宮殿と孤児院)もありましたし、来年の破戒シスターも非常に楽しみにしております。

      あとは本作への意見とするなら、ラスボスの過去エピソードを、各クエスト開始時の演出にもう少し入れていたら、ラストバトルで泣けていたのかもと感じました。良いキャラそうだったのですが、流石に出番が少なすぎて感情移入が出来ないのが勿体なかったです。

      それにしても、本作のMVPはまさかの猫田くんでした(笑)

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