チュロスMk.2的鑒賞一覽

錬金システムを取り入れることで、まるで某アトリエシリーズがアクションになったかのように感じた。
錬金システムで作成できるアイテムも種類がなかなか多く、物理攻撃の威力が控えめなので、高難易度での攻略では錬金アイテムに頼らなければならないことがあった。装備も存在していて、3種しか装備できないから、どの装備にしようか迷うこともあった。
レベル上げや錬金素材集めに時間を取られるかもだけど、割ととのしい作品だと思う。

技ごとに設定されている属性をうまく組み合わせることで効率的に少女たちに這いよることができるから、いろいろ戦略を考えるのが楽しかった。
少女にスキル?のようなものが設定されていて、それに合わせて技構成を変更するという感じが個人的に好きだった。
技を使い続けることで技が進化する育成システムがあって、繰り返し遊ぶのが楽しかった。

魔法属性を切り替えて戦わないといけないような敵はほとんどおらず、全体的に一つの属性だけでも戦えるようなっていた。だけど、プレイヤーの移動速度と敵の移動速度がほぼ同じなので、距離をとって戦うということが一度接近されたら難しくなる。ボス戦はボムをぶっぱすればそれほど難しくないし、ボムを集めるのも苦じゃなかった。

ゲームの主な内容はまさかのクイズで後半にはタイピングがあるというよくあるようなゲームとは一線を超えた作品だと思う。
ヒロインに好感度システムがあって、好感度によってHシーン時の反応が変わるというシステムがあるのにヒロインの好感度を自由に変更することができないから、セーブデータを複数用意する必要がある。

前作からの続きっぽい作品なので、是非とも前作のR15版と一緒に買ってほしいと思った。
本編の内容も前作から変わって、水音が追加されたし、音質も上がった。相変わらずツンデレの女の子は主人公?ラブで、今作も百合百合した空気を味わえる。
百合ASMR作品を買うのは初めてだけど、かなり良い作品だなと思いました。

音声が追加されることによって本編により入り込みやすくなっていると思う。
レベルを他のセーブデータに持ち越すことができるから、1週目でレベルMAXにすれば2週目にレベル上げをしなければならないということがなくなるのはいいなと思った。
注意書きを読まずにセーブを行うとデータが消える可能性があるし、独特の戦闘システムのせいで、よくゲームがフリーズするのはマイナス点だけど、総合的に見れば良げーだと思う。

値段が安く、RaRoの作品を知るのにおすすめな作品だと思う。
本編は耳かき、マッサージ、添い寝と一通りそろっており、値段以上の満足感を味わえると思う。
耳かき音は割とガリガリめでその音が好きでない人にはお勧めできない。
声優さんを起用していて、完成度が高いストーリーで睡眠導入に使ってみるのがいいと思う作品だと思った。

この作品をやって感じたことはアクション面のバランスが悪い。
キャラクターは方向転換を行うことができないし、ジャンプ時の挙動も左右の移動が遅く、がけを飛び越えるためにBOOSTを使わないといけないことがあった。ボス戦も、ラスボス以外はパターンにはめることができたし、逆にラスボスはこれまでのボスとはけた違いに難しかった。

商品説明にある通り、この商品では2つの作品をお得に買うことができる。
まだ、無人島のほうしかやってないけど、戦闘の難易度はそれほど高くはなく、登場する3人の人物それぞれにおおよその役割があるように設定されているから、戦略を練るのがわりと簡単だった。レベル上げが必要な場面が出てくるけど、レベルは上がりやすい方だと思う。

ゲーム内で素材を消費することで衣装を作成することができ、その服装によってHシーンで表示される服装が変わるという自由度がなかなか高いRPG だと思う。だけど、服装・下着作成時に使用する素材がなかなか作成できないのもあって、すべて完成させるのはおそらくゲームクリア後になると思う。戦闘面に関しても序盤はかなり苦労するほうだと思う。