相当独特さんのレビュー一覧

以前にKENZSOFTの作品を接したことのある人にはかなり懐かしい仕組みになっている。極めて本編に集中した構成で、ストーリーはあるにはあるけど、ちょっとしたおかずに過ぎない感じ。グラフィックと体の動きなどのエロげーにとって最も大事な部分は以前よりもよくなって豊満な官能美が楽しめる。ただ、この頃のエロげーでは一般的なカスタマイズや衣装変更などの機能がないところはちょい残念。

ネットでの名声に比べておかしいほどに同人作品が少ない〇木さんの貴重な上出来同人誌です。絵柄自体もかなりいいですが、その内容、詳しくいうとエロ表現においては、今まで発売した〇木さん同人誌の中で断然最上級だと思います。ある作品にエロを感じる理由は随分言い表しにくいものですが、この作品に関しては全般的な雰囲気と構図でエロをよく演出していると思います。

誰でも、特に学生時代に、日常の中ですれ違った数々の人の中で自分の好みにぴったりな子を見かけたことがあるでしょう。この作品はあんな日常の欠片から始まった想像あるいは妄想を一冊のエロ本として織りなしたものです。もしその高嶺の花みたいな子との突然うまく進むことになったら?から始まる展開となっておりますが、エロ同人だけに中間段階などなしに出会ってすぐ交尾するようになるのがムードが大事な人たちにはちょっと残念なのかもしれません。

前編と後編両方ともフルカラー版で性器あたりが全部白の塊になっているのはちょっと残念ですが、その代わり全般的な実体感と見栄えが半端ないです。前作はサムネのごとくまりん先輩の出番しかありませんが今作は用事が出来て遅れたまりん先輩の代わりに後半からは詩歩先輩が慰めてくれるので”やらせてくれる先輩(続々)”巨乳とロリっ子の二つのメニューが味わえます。

めぐみんやゆんゆんが好き、特にこの二人でイドを満足させたい方に強くおすすめします。価格を一見した時点では思いもしませんでしたが、ページ数も短編成人誌並みの90pというとんでもないボリュームを誇ります。一般的に色事に関する作品と言えば主人公たちの感情の行方が大事になることも多いですが、本作ではあんな細やかなことなどはフェチへの味付けにすぎません。もちろん江尾描写は飛び切りで、買っても絶対後悔しない名作だと思います。

初の同人誌で没後10年くらいの作品を話題に上せた末頼もしい作家です。
一見争うに見える線画にも拘わらず、もちもちした感じの頬っぺたと魅惑的なボディーライン、目が離せないフェラと交尾の描写が得意な絵師で、暫し鑑賞するだけで日本の硬貨じゃなく金貨で払ってもいいと思える程の満足感に浸ることができます。特に後半のシーンが本作ならではのものだと思います。
サムネがちょっとでもエロいと感じた方には強くお勧めします。

戦闘パートと育成・交尾パートが柔軟に繋がっていて、半ば放置ゲームみたいな感じで進めるのが特にいいでした。戦闘パートはタワーディフェンスのような仕組みで、一度クリアした配置をずっとそのまま放置しておくとどんどんお金が貯まっていくので本当に楽でした。そして育成・交尾パートは娼館経営みたいな感じの仕組みですが戦闘と同じく、闘パートと育成・交尾パートが柔軟に繋がっていて、半ば放置ゲームみたいな感じで進めるのが特にいいでした。戦闘パートはタワーディフェンスのような仕組みで、一度クリアした配置をずっとそのまま放置しておくとどんどんお金が貯まっていくので本当に楽でした。そして育成・交尾パートは娼館経営みたいな仕組みになってますが戦闘と同じく、餌と虜を置いておけば保有しているモンスターが自分で食べに来て食って出すので便利でした。こんな感じで適当に配置だけして置いて仕事とか外出とかした後に戻って来たら甘い結果物だけを取ることができます。要するにお勧めです。

ページをめくるのがもったいなく感じられるほどにコマ毎(電子)紙に表現できる最大限のエロスが溶け込んでいる。普通同人作品は既に完成されたキャラを扱うのでその作品をしっているファンは没入しやすい長所がある一方、ファン以外の読者はそうでない諸刃の剣みたいな存在だが、僕は艦○れとか一度もプレイしたこともなく、時雨がどんなキャラかも一切分かってないが、この絵師の作品だけはそういうことに関わらず表紙を開く途端に10分くらいがなくなってしまったかのように夢中になって完読した。

一般的な単行本と同じく当然表紙とかを除いて全部モノクロになってますが、それにも関わらず色を塗ったかのように生々しくて鮮やかな絵柄が特徴です。収録作品全部相当の秀作ですが、その中でも初恋キャッチが掛け替えのない名作と断言してもいいほどに気に入りました。タイトル通り初々しい流れと互いの反応とは対照的に性感の極みに至った体つきのギャップが半端ないです。

線一つ一つが全部エロい唯一無二の絵柄を誇るサークルです。
もうエロを悟ってしまった方だと思われるくらい、いちページごとに人が想像できる最大限のエロスを描き込んでおきました。力動的な絵ほど描きにくいとよくいいますが、力動的のみならず、制限していた欲望が暴発していくところをどの作家よりも上手く表現しました。今世紀のエロ同人を話すときに欠かせない傑作です。