マッハがるがさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 159位 | (役に立った数:578件) |
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投稿数ランキング | 191位 | (総レビュー数:644件) |
2024年04月16日
開幕から筆おろしを済ませた翌朝から始まるので、二人の出会いや初体験の様子が分からないのはやや残念(後者は回想シーンで少しだけ見られます)。
解説がなく、読み手に与えられる情報はごく僅かですが、クロエとレオ君が身体だけの関係ではなく、年齢を越えて愛し合う仲なのは分かります。
しかしいくら愛のあるセックスで幸せな空気を演出しようとも、定期的に顔を出すゾンビの群れが、絶望的な現実へと引き戻してくるのです。
クロエの言葉通りなら、既にこの世界でまともな人間は二人だけであり、それは遅かれ早かれ人類の歴史の終わりを意味しています。
その上ほんの数メートル先にはゾンビがうじゃうじゃ跋扈する地獄絵図が広がっており、いつ襲われてもおかしくない「詰み」の状況。
けどそんな事はどこ吹く風と、トロけた表情で盛り合う二人は本当に幸せそうで、もしかしたらまだ希望があるんじゃないかと錯覚してしまいます。
終盤は二人とも大胆不敵すぎる行動に出て、愛し合っているのは分かったからもう少し安全な場所でヤれとツッこみたくなる始末。
作者さんは本作が初のエロ漫画らしいのですが、キャラクターの表情は男女共に活き活きとしており、背景も荒廃した近未来の雰囲気がよく出ています。
中途半端な所で終わってしまった点を除いては、初めてでここまでのものが描けるのかと感心しました。
2024年04月16日
恐らくラッキースケベは偶然だったのでしょうが、ねねは元々トオル君を食べるのはやぶさかでなかったように見えます。
行動に動揺や迷いがなく、流れるような所作でトオル君をたらし込んでいく様を見ても、寧ろ以前から濃厚接触の機会を伺っていたようです。
当然と言うかトオル君は初めてなので、筆おろしはおっかなびっくりの、ゆったりしたセックスとなっています。
特筆すべき事項として、本作はおっぱいの描写に力が入っており、揉んだり舐めたりするシーンが多め。
ほんのりとした色使いの乳輪と、もっちり・たっぷりのおっぱいは美しく、オノマトペも相まって非常に柔らかそうです(巻末にカラーで拝めるオマケ付き)。
自分としては胸の大きさはこのくらいが大きすぎず小さすぎずの、本当に丁度良い塩梅だったのが評価点に繋がりました。
その反面、フィニッシュの射精シーンは演出控えめのアッサリ味なのですが、これに関しては過剰なオノマトペでうるさく感じるよりは良いと思いました。
唯一気になった点は、あまり背景が描かれておらず、所々空白が目立つコマがあった程度でしょうか。
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2024年04月13日
実力もプライドも高い女傑が、淫紋を刻まれたせいで一気に弱体化し、それまでの勝ち組コースから転落していくストーリーは数知れず。
その後は今まで散々下に見てきた雑魚や仲間に良いように弄られ、慰み者にされてオシマイという悲惨な結末が定番と言えば定番です。
ヒロインが目に余る程の横暴女だったり、弱っても強気な態度を崩さないほど興奮度は高まりますが、本作だとストーリーの毒気は然程強くありません。
それは竿役のユート君がリザを敬愛しているからで、これで日頃から虐げられていたなら、鬱憤と性欲を晴らすチャンスというお決まりの展開になる所。
馬鹿にするでも見放すでもなく、ただ師匠に醜態を晒させたくない一心での分からせセックスは、荒療治とも言えます。
よほど淫紋の力が強いのか喘ぎ声まで豪放で、リザのスイカほどもありそうな爆乳がブルンと揺れる濡れ場は勢いがあり、実にパワフルです。
このままユート君に分からされて完オチする運びかと思いきや、物語は少しだけ予想外のオチを迎えます。
強いヒロインが淫紋を刻まれる作品は、暗く救いのない雰囲気のものが多いですが、今回は思わぬ変化球を見た気分でした。
2024年04月12日
砂糖をまぶした一口大のドーナツ、缶ジュースに似せた容器のラムネ菓子、サッカーボールの包み紙に入ったチョコなど、昔懐かしの駄菓子が盛沢山。
本作はモノクロですが、絵を見ただけで即・脳内でカラーの映像を再生できる世代は、きっといる筈です。
とっくの昔に過ぎ去ってしまった子供時代を思い出してノスタルジーに浸っていると、唐突にイイ雰囲気へとシフトします。
濡れ場は王道の愛があるおねショタセックスで、作中で明言こそしていないものの、回想から恐らく二人とも両想いだった事が察せられます。
駄菓子だけに何とも甘やかですが、さぁこれからお楽しみというところに客が来たせいで、バレるかバレないかのスリルも味あわされる羽目に。
文字通り(ショタ君を)尻に敷くプレイが多いのは、二人の行く末を暗示しているかのようでした。
追記になりますが、作中には前述の通り懐かしの駄菓子が結構散りばめられているので、購入された方は背景を注意深く見てみることを推奨します。
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2024年04月08日
作者さんのHPの無料DL素材に加え、ファンタジー作品における超有名所な魔王クラスの追加パックです。
デフォルメだの女体化だの、ライト層に一切媚びないシリアスでグロテスクな造形は、本来「モンスター」とはこういうものだと再認識させられます。
デザインに関しては満足ですが、少し欲を言えばツクールで使いやすいようにリサイズしたバージョンが欲しかったところです。
2024年04月07日
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2024年04月05日
昔プレイしたフリーゲームや同人作品で聴いた耳に残る曲が幾つもあり、懐かしい気分になったのと同時に、出所が分かってスッキリしました。
町やイベントシーンに戦闘曲と、おおよそRPG制作に欲しい曲は一通り揃っていますが、中でも勇壮でエネルギッシュな曲が最も印象深いです。
かなりの数を揃えている上に質の方も頗る高いので、作り手一人一人の胸に刺さる曲はきっとあります。
ツクールでの使用に関して、OGGの方はMZで再生したところ、特に違和感なくループ再生しました(さすがに全曲試してはいませんが)。
確かに多少お値段は張りますが、前述の通りボリュームもクオリティも十分すぎるので、満足の行く買い物でした。
が、一つ注意として「DOVA-SYNDROME」内に収録されている曲は全てwav形式なので、素の状態ではMVとMZで再生できない事を覚えておいてください。
2024年04月04日
本作はどうも続編らしく、かおりママとさおや君は前作の時点で、既に本番まで済ませてしまっている模様。
一応序盤に「大体こんな事があった」という回想が見られるので、自分のようにいきなり本作から読み始めてもあまり問題はありません。
本編ですが、ヒロインと竿役のどちらか一方に主導権を握りっぱなしにさせず、ちょこちょこ攻守交代しつつ進むのが特徴です(竿役がやや優勢か)。
まずかおりママが「現実にもこーゆーママさんいそう」と、思わずニヤるような言葉使いと服装で、感情移入度が高め。
一方で肉付きはムッチリ体型+陥没乳首と非常にソソる体型なのに、子持ち人妻なせいかあまり自信がなく、自分の魅力に気付いていないフシがあります。
それでいて性欲は人並みにあって、表面上はさも仕方なく性処理している風を装いながらも、内心ではさおや君を可愛がり胸キュンする現役の乙女。
最初は面倒そうだったのに、自分をオカズに欲情するさおや君を見て次第にノリ気になっていき、最後までシてしまう流れはお約束です。
さおや君は覚えたての性欲を我慢できず、加えて素なのか計算なのか図りかねる甘え上手で、いかにも○○らしいショタとして描かれています。
最後に「全部この人の仕業か」と納得がいく、実に分かりやすい前フリが入るので、次回作にも期待が持てました。
2024年03月29日
駅員のお姉さんに女性専用車両に誘導されたショタ君が、待ち受けていた巨乳お姉さん達に寄ってたかって逆痴漢されてしまう話です。
乗り込んだ時点で右も左も前も後ろも、爆乳お姉さん達に完全に包囲されており、しかも停車駅でさらに巨乳お姉さんが追加され、車内はもうギッチギチ。
現実ではまず起こり得ない、この羨ましくもそんなバカなな状況は、まさにフィクションです。
これがそこらのモブ男なら、想像するのも憚られる悲惨で陰湿な目に遭わされそうですが、かわいいショタ君なので(?)お咎めは一切なし。
当然ながらHシーンも巨乳による顔面圧迫、搾乳、パイズリのフルコースで、一応本番もありますが、やはりメインは巨乳による甘々プレイと言えます。
キャラクターの線に丸みがあって非常に可愛らしく、強いクセも灰汁もないため、一般受けしやすそうな絵なのも評価点です。
2024年03月26日
美鈴が元気に焼けた褐色肌なのに対し、わたる君はツルンとした白い肌というコントラストが、二人してくっつき合ったシーンで良く映えています。
しかし、わたる君の大人しそうな顔に似合わぬビッグマグナムだけは、やや人を選ぶところかと。
無論射精も大きさに見合った量で、美鈴曰く「ゴムなしなら一発で種付けされちまうな」と、本作の結末をそれとなく匂わせています。
その美鈴はと言うと、勉強は保健体育のみやけに詳しく、性技に関しては研鑽を感じさせる腕前で、タイトルに偽りなしの模範的なビッチギャル。
一応中出しはマズいという最低限のモラルはあり、初回はゴム付きで本番となるのですが、一度味を占めてからは歯止めが利かなくなる辺りは所詮ビッチ。
少々誤字・脱字はありますが、そこは御愛嬌という事で。