ゼラチン's Review List

本作はストーリーに重きを置く作品なため、サンプルの導入を試聴すると一発で後輩との距離感が把握できます。

お互いの依存性が垣間見えるいつもの日常を過ごす中、後輩が自身の持病を告白することで幼馴染という関係から一歩進みます。
そして初の性行為に及ぶ…際に後輩は主人公の性癖を見透かしていました。
主人公が本当にノーマルな性癖なら後輩もそれに合わせてくれたのでしょう、自身の抱える嗜虐心を含んだ愛情を隠しながら。
主人公がマゾでありながらも後輩のことを心から心配していることをよく理解している後輩は自身が無理をせずとも先輩が楽しめるように用意周到にHのことを学んでいて、並々ならぬ相互理解を感じ取ることができます。

プレイ内容はマゾである主人公を満足させられるよう奴隷宣言や亀頭攻め、連続射精などソフトMにとっては中々キツめな印象です。しかし、どんなプレイの後にも後輩は必ず愛情を示してくれます。
このような愛をしっかり感じられる表現をされているCVの砂糖しおさんには脱帽でした。

どのような作品においても裏切らない愛情が見えるところがこのサークルさんの魅力だと思います。

概要にも書かれていますが試聴でトラック1が全部聞けるので刺さったらそのまま購入して続きを最後まで聴いて欲しいです。私はそうしました。
聞き分けずに聴くことで作品に感情移入がしやすく世界観をすごく楽しめるかと思います。

作品に関して、誰もいない世界に迷い込んだ主人公と彼女ですが黒幕である彼女は途方に暮れる主人公を自分に依存させようと自分の家に招き、性的な行為を持ちかけてきます。
行為は基本女性優位で進行し、主人公はされるがままな傾向が多く、素晴らしいです。対面座位はしょうがない。

ジャンルについてヤンデレと書かれていますが、ヤンデレ成分はかなり薄めで発狂したり傷を付けるようなことはせず、基本は淡々としていて依存しきらない主人公を拘束してそのまま性行為に及ぶような束縛感が少し強い感じでした。
主人公は主人公で性行為を普通に受け入れてるのでやっぱり純愛です。

総じて完成度が高く、抜きとストーリーを両方兼ね揃えた良い作品でした。
これからの作品にも期待が高まります。

クリアまで進めました。サブクエストなどは全部完了した上で大体5時間半程度。
次のシーンが見たいがためにあまりキャラとの通常会話を進めませんでしたが進行状況によって会話内容も変わるためそちらもしっかり楽しんでいけばもう少しプレイ時間が変わってくると思います。
形式としてはオーソドックスなRPGで各ステージのキャラを倒していくことでストーリーが進行していき、普通に進めるだけでもほとんどのキャラと戦うことになります。
BFではなく普通に戦いますが戦闘中に敵が誘惑でこちらのMPを削ってきたりします。
雑魚キャラもランダムでエンカウントしますが逃走率は100%なのでストレスフリーです。
難易度も易しめでレベル上げしなくてもHP管理さえしておけば基本的に負けることはないです。
負けてしまってもパートナーと話せば負けた敵とエンカウントする前まで運んでくれる機能付き。
また、回想を解放するためにわざと負ける必要はなく、倒せば回想部屋ですべて見ることが出来ます。
サブクエストのHシーンも多いですが進めるのがめんどくさくてもゲームをクリアしたら回想部屋に飛び、そこで回想全開放をすることが出来るので手っ取り早く楽しみたいならクリア優先がお勧めです。
回想部屋は1画面に収まりきらないほどの数があり、戦闘敗北シーンは1回目と2回目のセリフ差分付きというボリューム。
シーン傾向は手コキ、足コキ、フェラ、本番でした。
ゆるふわな物語といては足コキは珍しいかもですがシーンもしっかりゆるふわでした。
かといって男性優位になる状況はほぼなく女性主体で動いてくれるので大満足。
大体1キャラにつきシーン数が2個用意されており、人間キャラは2回目で本番が多いです。

表ボスまでクリアしました。時間にして大体16時間程度。この後もストーリーは続いていて作者様がプレイ時間は25時間を想定していることを考えるとまだまだやりきれていません。
まず、この作品は続編ものですが、詳細の通り前作未プレイでも内容が理解できるよう、前作に関連した情報が出てくるとき、主人公自身が思い返す形で説明をしてくれる配慮があるので問題ありません、ですがストーリーもSEQUELの魅力であり、はきか様の作品は個人製作にも関わらずRPG部分のバランスが丁寧に作られているため前作、前々作をプレイしても違和感なくプレイできるので時間に余裕があれば是非プレイしていただきたいです。
次にキャラクターについてですがサブキャラクター含めそれぞれの役割があって置いてかれる感じはほとんどありませんでした。この舞台にはこのキャラクターたちがいてこそ、と感じられるぐらいの絶妙な調整具合だと思います。
肝心のHパートですがジャンルは書いてある通りで、また、今回はHシーンを発生させるときはキャラクターたちが休憩する拠点でのシーンがメインで、とある敵たちに意図的に負けることによるシーン以外はRPG部分にHシーンはほぼ干渉してきません。個人的にRPGパート中にHシーンが出てきても使いづらいきらいがあるのですが、別々に分けられてあるとゲームに集中して、疲れた終わり際に拠点で…ということができるので私は非常にこの仕様が好きです。
最後に、これは少しネタバレになりますが、作中のサブイベントにて一つホラー要素があります。これが結構怖く私自身ホラーが苦手なので横目でプレイしてても泣きそうでした。普通にボスも強いから負けたらやり直しだし。サブイベントのため回避は可能ですがコンプを目指す方などはお気を付けください。どこで出てくるかはわかりやすいと思います。
文字数ギリギリの拙い長文でお目汚し失礼致しました。

前作の過去編に相当するBF物です。そのため、この作品から始めても何の問題もありません。
前作から進化したアニメーションなど、ブログも見ると次作のアニメーションも進化しているためこれからの期待が高まる作品です。
シチュエーションはライトなものが多く、オーソドックスなものや電気アンマや機械吸引などもあります。
ゲームはシナリオも重視して作られています。ただ、ツクール製などではなく自作エンジンとのことなので重い可能性があります。要体験版。

トゥルーまで迎えました。
前作Lust Grimmに続く続編BF物です。続編と言っても概要にもある通り未プレイでも問題なくプレイできます。が、一部前作のキャラが関わってくることもあり、前作もおすすめな作品なので是非プレイしていただきたいです。
シチュエーション内容はいろいろあり、足コキ、逆レイプ、授乳などありますが作品の推しはおっぱいなこともあり比較的授乳系が多く感じられました。
また、シーン中の主人公の絵の描写は若めに感じました。
本にストーリーがあるようにこの作品もストーリーがしっかりと出来ていて、トゥルーを迎えるためには様々な伏線の回収をする必要があり、やりこみの度合いが高かったです。
単純に抜きゲーとして利用したい方には回想全開放も最初から解禁されているのですぐに楽しめ、ストーリーも楽しみたいが時間がない人にはサクサク進むようワンパンor無敵になれる装備も解放できるため安心です。

brightの続編のawakeとなり、はきかさんのブログでも書かれているよう、前作での細かな違和感を取り除いた正統進化と言えるような作品だと思います。
基本女性上位というスタンスは変わっておらず、操作キャラが10人に増えました。しかしその中で戦闘できるのは4人なので誰を出そうか、と迷います。
モードにはノーマルとカジュアルがあり、Hシーンが見たい方はカジュアルにすると比較的進みやすく、ストレスフリーで進められ、ノーマルだとボスでしっかりと対策を取らないと簡単に負けてしまうような歯ごたえのある難易度にできます。
ストーリーは10人もメインキャラがいるのに各キャラの特徴がしっかり描かれていてそれぞれがいいキャラをしていました。ストーリー中の小話が多くそれのおかげだと思います。
前作経験者が「あー」ってなるようなシーンもあり、brightが好きだった人は絶対買うべき作品です。
初めての人でも体験版をやってHシーンが合うと思ったらぜひとも購入をしてもらいたいです。