ザントマンさんのレビュー一覧

幽霊になった男が好き勝手しているという設定ですが、例によって幽霊男が非常に楽しんでいます。この作品の良い点は女の子が結構等身大というか、こういう子いるよね、と思わせる感じの所でしょう。憑依などによる思考のジャックなども幽霊ならでは。そして幽霊凌辱ハーレムもののオチとして比較的スタンダードな除霊パターンの終幕が待っているわけですが、最期のアヘ顔が愉快です、主人公の。荒削りな作品ながらもエロい部分はきっちりエロい面白い作品でした。

主として女体化巫女さんのお話が多いわけですが、全体的にオープンな明るい雰囲気と、エロマンガなのに熱い少年漫画展開をしている、なんとも不思議な作品です。ニートの幽体離脱のお話が巫女さんのお話と直結していた展開も考えてみれば当然と思いつつも嬉しいサービスでもありました。個人的にはラスト近くの特務性活指導員のお話が好きではあります。エロ展開を力づくでいい話に変えるのが非常に面白く、エロで充分興奮できる上にギャグ漫画としてきっちり成立している良作と感じた次第です。ラストの後日談ボテ腹エッチもラブラブ&ハッピーで凄く良しでした。

ちょっとした原因で娘と妻が寝取られてしまう悲劇的な作品。いわゆるメリーバッドエンド作品といえます。このお話のキモは寝取り男の青年に一切の悪意が存在しないこと。神聖な部族のルールに従っているだけという、ただそれだけなのです。妻は勝手に自爆して、娘はよくよく見てみれば両想い、夫はテレビの企画にうっかり乗ってしまったがゆえ、という三者がそれぞれで勝手に家庭を崩壊させてしまうという何とも言えない作品です。面白い構図ではありますが、お話としては結構重いのでそこは注意。描写も結構ドギツイので上級者向けと言えるでしょう。

11円セール恐るべしという感じで購入しました。メモを貼り付けると性的に服従してしまう作品です。最初のヒロイン的女の子がまさかのビッチだったことには驚きでした。人妻だったりヤンキー風だったりで処女好きにはあまりではあるでしょうが、それを補って余りあるエロさに歓喜の嵐です。白ニーソにムチムチ巨乳とか、語るべきことは多くありますが、それは購入して確かめるのが一番でしょう。ストーリーの後に台詞無しも入っているのでお好みで。

これもまた11円セール品ですね。盤石のラインナップです。にゅうさんのにゅう工房といったら不細工で臭いおっさんが催眠をするタイプの作品と認識していますが、ほぼその通りの作品です。即堕ちで事に及ぶので説明不要。描写のエロさを楽しむ、ただそれだけでいい作品とも言えます。四冊入りな上に一冊ごとのボリュームもそれなりにあります。少し前の作品なので最新作よりも拙い部分はありますが、元々の実力が高いので些細な問題と言えるでしょう。

藤ます先生の作品、実は初体験だったりします。この作品は某、空を巡るファンタジーゲームの巨乳お姉ちゃん剣士さんの二次創作ですね。現実世界まで来て甘やかしてくれるとは、なんという剣士、否、天使なのでしょう。肉感的な表現と綺麗な裸体は流石エロマンガ界のトップランナーといえるでしょう。原作を知っていてもいなくても普通にエロいのでおススメ。ページ数は少ないですが、それを感じさせない画面密度があるので損はしません。あと地味に後書きがはっちゃけてて好きです。

無視された男がその立場をいいことに好き勝手やるというシチュエーションはいくつかの作品で見られますが、これもまたいい作品です。ことこの作品の良い点はあえて女の子の数を絞ったところにあるのではないかと思われます。ハーレムや次々やり捨てというシチュエーションも悪くありませんが、無視している男に徐々に落とされていくというのを強調するならば二人くらいが適当なのでしょう。その点で英断だったと思います。

11円セールで購入。全作品購入しても200円にいかないとかDLサイトさんが心配になります。それはそれとして家賃の代わりに体で払ってもらおうか系作品です。ストーリーの導入部が無いので、まあそういうことなんだろうな、という感じで進む作品です。過程をすっ飛ばしても大して問題が無い上に普通に女の子が可愛いので実用性は十二分にあります。それはそれとして、全員から体で支払われたらアパート経営が破綻しそうですね。

11円セールで購入しました。見たことがある絵のタッチと思ったら、にぼ煮干さんでしたね。大ファンです。女の子の体の描き方がとてもエッチです。
さて、このお話、どこか時代を感じさせる背景や設定がノスタルジックでエロい作品となっています。昨今話題になった駄目なパパみたいなクズの夫やら、配管工、もしくはパン工場を経営していそうな肉屋のオヤジといったアクの強い男どもと薄幸で可愛らしい奥さん、不釣合いだけどストーリーとしては良し。でも男運は無いですね。

まさかの11円セールで購入。好評価が多いし、女の子の顔は可愛いけど獣じゃん?とか思っていた私が愚かでした。エロいとかヌケるとかいう次元とは全く別の話として、この作品、エロと獣の皮を被りながら、実は前衛的劇画作品などに見られる文学的な空気を感じさせる良作だったのです。人ならば誰でもある性の目覚め、人面犬の設定にも見られる人の道理ではありえない何か、そして何よりもタグにある純愛、読んで損はありません。
あと、年老いた犬や猫を飼っている人は意外と感情移入できるかもしれません。