Danh sách đánh giá của 虫けら

古い作品だけあってさすがにシステム面や絵には時代を感じるものがあるがシナリオ面は現代の作品と比べても遜色ない出来です。
各キャラクターのバックボーンがしっかりとしているので物語にぐんぐん引き込まれていきますし、とあるヒロインと深く関わるルートでは主人公の成長も見られます。

ゲーム部分もなかなかよくできており初見では苦労させられるヒロインも多いです。しかし、周回要素もあるのでゲームが苦手な人でもコツコツやればクリアできるようにはなっています。

ただのADVではなくヒロインの状況を確認できるステータス画面やヒロインの脳内を除ける画面が存在し、主人公視点で物語が進行しているその裏を垣間見ることができるというのは面白いシステムだと思います。

Hシーンそのものはヒロイン視点を開放しないと見れないですがあえてヒロイン視点をOFFにしてステータス画面だけで何が起こっているのか想像するという楽しみ方もできます。

敵につかまったヒロインがHな目にあわされるというSLGとNTRをうまく融合した作品になっております。Hシーンがうまくゲーム部分とマッチしているのでゲームにも力が入ります。

ヒロインがつかまっていなければ時限イベントはほぼないのでじっくり攻略するもよし、あえてヒロインがつかまる危険を冒して攻め込むもよしで様々な楽しみ方ができると思います。

また、こちらは最新版ではないようなのでホームページで最新版のパッチを充てることをお勧めします。

Hシーンはほぼ戦闘中に発生するもので、各敵に6程度の攻撃方法があり、それぞれに選択肢つきのパターンが用意されていて残りHPによってもセリフ差分があるなどとにかくテキスト差分が豊富です。
その分イラストに関してはボスのみとなっていますが雑魚敵にはそれぞれMAP上の誘惑イベントが用意されています。

基本的には立ち絵が全てになるのでイラストよりもテキストから妄想を膨らませるのが好きな人におすすめです。

基本的には指定された日付までにヒロインに目標値まで精を提供するという流れですがストーリーが進行するにつれて連続不審死事件に関わっていくことになります。その犯人を特定するために若干の謎解き要素と情報収集パートがありますがそれほど難しくはありません。
そしてすべての謎が明らかになったとき衝撃のラストを迎えることになります。

メインストーリーはもちろんサブイベントがかなり充実しており、こちらの収集も楽しいです。また、メインヒロイン以外にも3人のサブロインと一部のHシーンのみ登場する二人のキャラがいます。

Hシーン=お金&経験値稼ぎなのでHシーンを回収するためにレベルを上げて……みたいなことをしなくていいのは良い点だと思います。
ストーリー進行上で一部強制戦闘がありますがHシーンをあえて回避するなどしなければそれほど苦戦はしないはずです。

強制イベント以外の売春禁止プレイなどもでき、その場合はなかなか歯ごたえのある戦闘を楽しむことができるのでやりこみ要素として面白いです。

這いよりシステムに関しては相手のセリフや表情の変化に合わせてスキルを発動する必要がありごくわずかにアクションっぽい要素がありますがタイミングは最高難易度でも割と猶予があるので基本的には効果的なスキルの組み合わせを考えるパズル要素のほうが強いです。
どうしても苦手な人向けに難易度調整もあるので特に詰まるところはないと思います。

ストーリーの攻略に関しては各キャラクター同士の関係性が神隠しによって大きく変化していくので神隠しをすることでイベントが進行していきます。ただし、神隠しをしたことで本来起こるはずのイベントが起こらなかったり生き残ったキャラの行動が変化したりということもあるので慎重に。幸い日数制限はないので焦らずじっくり行きましょう。もし失敗したと思ったらスキルを引き継いで周回しましょう。

ストーリー攻略のために何周かする必要がありますが這いよりシーンは一定以上のスコアを出せばカット可能、文章に関しても既読スキップがあるので周回のストレスはほぼありません。

また公式サイトにストーリーの攻略や一部のスキルの組み合わせが重要な這いよりでのおすすめスキルなどの情報があるのでどうしてもという方はそちらを利用しましょう。

ストーリーもゲーム部分も非常によく作りこまれており、Hシーンを抜きにして純粋に読み物、ゲームとして見てもかなりの良作なのでどうしてもロリや異種姦が苦手という方以外は一度体験版をプレイしてみてはいかがでしょうか。

バージョンアップ情報の『自宅が燃えるテキストに背景マップと効果音を追加』という他の作品では絶対に見ることのない一文が物語っているようにかなりこだわりの強い作品となっています。

主人公の性経験状態がかなり細かく設定されているほか性経験によるテキストの差分、主人公の表情差分の多さなど細かな部分にこだわりが感じられます。

ゲーム性としてはシンプルながらもステージごとにちょっとしたギミックがあり飽きの来ない工夫がされています。

また、自宅が燃えるという一文で鬱ゲーではないかと思う方もいるかと思いますがあくまでバッドエンドのうちの一つでありハッピーエンドもきちんと用意されているのでそこまで鬱展開にはならないのでご安心ください。

内容が気になった方は体験版および同作者のフリーゲーム「ちえちゃんは魔法少女」のプレイをお勧めします。(こちらは全年齢版ですが)

武器ごとに固有のスキルがあるので様々な組み合わせを考えるのが楽しいゲームでした。また、レベルアップ時にステータスが上がるのではなくレベルアップで得られたポイントを自由に振り分けて(拠点で振り直し可能)成長させるシステムなので何かに特化させたりバランスよく成長させたりと試行錯誤するのが楽しいです。その分経験値稼ぎや素材集めなどが若干作業になるのですがそのあたりが面倒な人にもチート装備やドロップ率アップの設定をするなど遊びやあっております。

Hシーンに関しては一枚絵などはなく戦闘中エロがメインですので想像力が豊かな人にはお勧めです。

まずゲーム全体として非常にボリュームがあります。参考までに私は初見、探索、会話をしっかり回収してゲーム内時間で20時間ほどかかりました。

効率重視のプレイやある程度モブ会話をスキップしても初見なら15時間はかかると思います。モブ会話なんて基本的に見ないという方もいると思いますがこのゲームではほぼすべての会話に仲間が反応してくれる(Aキー、またはメニューの仲間会話から)のでついつい楽しんで会話をしてしまうのです。

また、このゲームのメインである料理システムでは戦闘で有利になるというだけではなく新作の料理を完成させるたびに会話イベントが入るので上記の仲間会話と相まってキャラクターにとても愛着が沸くようになっています。

序盤では料理のための材料集めや金策に苦労しますが中盤以降に解禁されるレストランを利用すれば一気にお金を稼げるようになるのでストレスもありません。

また、ガッツリ遊べるゲームではありますがチートアイテムで戦闘カットもできるようになっているので時間がないという方にもおすすめです。テキストだけでもかなりのボリュームがあるので戦闘カットしても十分満足できる作品になっていると思います。

引継ぎ周回の要素もあり(おそらく)周回しないと倒せないようなボスを倒した場合の特殊エンドなどもあり、かなり作りこまれているゲームです。

Hシーンに関してですが体験版で見ることができるシーンは無理矢理従わせるレイプに近いシチュになりますが基本的にはイチャラブです。メインヒロイン以外にも2~3シーンずつ用意されています。