柄玲(ツカ・レイ)'s قائمة المراجعة

トラック5『メイドさんもホントは』を中心にレビューする。
本作品は、近頃の流行から絶妙に距離を取るような仕方で反復表現を効果的に用いて、いちゃラブえっちの理念を示すことに成功している。
その反復表現の用い方は、早期に絶頂へと至りその境位から離れずにオホりながら絶頂体験を反復して強めていくという誇張法的なものではない。
むしろ一貫して逆の仕方で反復が用いられている。その仕方とは、微弱な状況を味わうかのように反復しながら絶頂への階梯をじりじりと昇ってゆくという、基本に忠実なものである。
換言すればベタとも言えるこのクレッシェンド的反復技法は、ジーニ君の吐息や喘ぎ声、半淫語的なコメントの隅々に行き渡って、本作品の基調を成している。音響や声優の演技その他全ての要素が、これから強まっていく余地を豊富に残した落ち着いた雰囲気のものであり、この古典的な基調に奉仕するように調整されている。
基本に忠実な歩みの果てに配置されている絶頂は壮観ですらある。絶頂の直前からオホ声未満の声がジーニ君から漏れ始め、オホ声は真に絶頂に至った時にのみ発される。そして絶頂をしばし反復した後に、速やかに安らぎが訪れ、ジーニ君の「大好き」の一声が名残惜しさを覚えさせる。つまり、ここにはいちゃラブえっちの理念が示されている。
速やかに絶頂へと至りオホ声による反復によってその境位に長く留まろうとするという構成の作品が氾濫している中で、この流行りに全面的に乗りつつ新しいことを探求するのでも、この流行りを全面的に否定するのでもなく、古典的な技法へ忠実であることによっておとこの子メイドさんとのいちゃラブえっちの理念を示すこのような丁寧な仕事は稀なものである。
このような作品が世に出たことを言祝ぎたい。みんな買いましょう。100000本売れて続編製作されてほしいので。

多様な属性のメスガキ達にお耳をほじられて敗北する音声でおなじみのサークル「でぶり」さんの最新作です。
1個前に世に出た「妹の友達の不思議メスガキのマイペース耳ほじりで俺は敗ける。」で本格的に惚れ込み、最新作を追うことにしました。
私の耳が急によく聴こえるようになったのでなければ、最近は耳ほじり音のクオリティが飛躍的に良くかつユニークになった気がします。「でぶり」クオリティというわけですね。
さて本作は、陰キャメスガキちゃんによる耳ほじりなわけですが、注目すべきは陰の属性が滴るような陰ボイスです。自信無さげにすーっと空気に融けていってしまいそうな陰キャボイスから、ほんのりとした淫靡ささえ纏ってしまう、すっきりと聴こえるのにねっとりとした内心が滲み出るような陰ボイスへの変化、さらには自身の圧倒的優位を確信してくるとメスガキ味を帯びた陰キャメスガキボイスに。刺さる人には刺さる、よき陰ボイスですよこれは。
今まで「でぶり」さんの作品を追っていた方々は言わずもがなとして、これから「でぶり」さんの作品を追おうかなと思う人で根暗そうな陰キャ少女に敗(いやさ)れたいあなたにオススメ致します!

タイトルとイラストを見れば明らかであるように、私たちが求めていたシチュエーションを提供してくれている作品です。本作品は素晴らしいシコ猿を描いています。以上のことは、他のレビュアーの方々も称賛されているとおりです。
私もまた、「デカちんフタナリ美少女(妹)のアヘアヘドン引きオナニー」を見せつけられるというシチュエーションに魅入られた者の1人です。「デカちんフタナリ美少女(妹)のアヘアヘドン引きオナニー」、とても現実にありえそうなシチュエーションではありません。しかし、いやだからこそ、私はこの非現実的なシチュエーションをリアルなものとして体験したいと願ってこの音声を購入しました。
ありえそうにないシチュエーションにリアリティ、現実味を求めて購入したわけです。ですが悲しいことに、この一点においては期待が外れてしまいました。どうして妹の声が両方向から聞こえてきたり、両耳舐めとチンしゃぶ音が並行してして聞こえてくるのでしょうか。正直面食らいました。妹は実は三姉妹だったのでしょうか、それとも頭を三つ持っているのでしょうか。
というわけで、本作品は非現実的で魅力的なシチュエーションを提供してくれますが、そのシチュエーションに現実味を求める人にはあまりオススメしません。

嫉妬に塗れたようにねっとりとしていません。花の妖精のような甘い声です。幼くもなくお姉さんというでもない、少女ボイスです。癖もないと感じます。内容にも暗い所はないです。お値段はお高めかもしれませんが、購入してよかったです。
　自分は、各々の声優さん独自の癖というか、味わいを楽しんでいます。ですが、もっと癖の無い声を聴きたいとも思っており、前述のような少女ボイスを探しておりました。
　同じ心境の方にオススメします。
　

　とか何とか言ってきましたが、正直な所、少し毒を含んだ少女ボイスを期待していました。ですが、購入して大正解でした。
　求めていた声ではありませんでした。しかし、それを補う程の破壊力がこの音声にはあります。「妬ましいほどに寝たましい」というキャッチコピーの真相は、この可憐な少女ボイスによる「ねたましいわ」の破壊力にあります。
　もし、あなたが、数多くの音声の味の濃さに疲れてしまていて、それでいて帰る故郷を持たぬのであれば、この音声を強くオススメ致します。

収録されている4タイトル中は初めの1タイトルのみ視聴しました。その部分についてのレビューとなります。自分がこの作品をどのように聞いたのか、内容を三点にまとめます。

1.女性になってしまった男友達(リアルにイメージしない方が大体よいです)に呼び出される。
2.色々な初めてを奪われる。
3.好き好き大好き攻撃。

陥落です。男友達というのが本当にもうたまりませんね。是非是非。

完璧な亀頭オナニー音声です。
ただし、十全に味わうには訪れる射精の大瀑布に呑み込まれないよう心のサーフボードを乗りこなす確かな自制心もしくはマゾッ気という天性が要求されます。
ビックサンダーマウンテンの後のスプラッシュマウンテンをエンジョイできるかどうかは実力勝負です。
私もいつかはスプラッシュマウンテンへ・・・・・・