京カモメ的鑒賞一覽

アンマーイと叫びたくなるほど甘々、だだ甘の展開です。こんな嫁さんと暮らせるなら結婚を希望する若者が増えるのではないでしょうか。なお現実。
日常をしっかりと描いた上での交わりなので臨場感も強く、感情移入もバッチリでした。
寝息、吐息、ささやきといった定番の演出に、効果的なセリフの数々。現代編の後に過去編として出会いと初体験まで楽しめるので言うことなしでした。

私はこの作者さんの描く商業連載のファンでして。その作品といささか似た設定だったので思わず買ってしまいました。
最初はいささか男に都合が良すぎるようにも思えましたが、結果に至るまでのヒロインの心情が丁寧に描かれていて、結果物語の世界に引き込まれましたので気にならなくなりました。年の差カップル好きの方には是非読んでいただきたいですね。

凡百の感想ですが、心底そう思いました。幼馴染と付き合って、ある日、長く踏み越えられなかった一線を越えて、そこから転がるように身体を重ね合う青春。これを理想と言わずしてなんと言いましょう。二人でゴム買いに行ったり、あげく最後には使わなくなったり。幼馴染の口が悪いのもまたいいんですよ。こういう子がしおらしくなったり、時に愛情を口にしたりするのがたまらんのです。心底買ってよかったと思いました。

出だしのブラ談義でもうグッと心をつかまれてしまったわけですが、その世代特有の生々しいトークとそこから始まる怒涛の流れは凄かったですね。ボーイッシュな子が一足先に性のお目覚めをしていて教師相手に校内で致してしまうところは特に。
その他の子も意中の相手といい感じになったり結局だめだったりして、最終的には一人の教師のもとに集結してハーレム完成となるわけですが、そのだめになり方がかなり生々しくて遠い昔を思い出しました。
フられた子との慰めックスは一見の価値大いにありです。

地味でメガネで巨乳でどエロという、個人的には数え役満みたいな姪っ子といちゃラブな感じで互いにどハマリしていくお話です。
向こうから誘ってきて触らせてくれたり触りたがったり。
隠れて自己研鑽に励む子だったので最初からブースト全開で感じまくってくれるのもたまりません。
時を問わず場所を選ばず交わりあうふたりにちょっとした邪魔が入ったりもしますが、即解決するので後味が悪くなったりということもないので安心です。
とにかく、ヒロインの見た目も性格も個人的に好みのど真ん中だったので、私と同じストライクゾーンの方はどうかお見逃しなきように。

今までの積み重ねてきたものが本作にてついに覚醒します。その覚醒が二人の関係性をより強固なものとし、エロシーンがより濃密になりました。互いの飢えを満たし合う存在として認めてしまったがゆえのエロスと、今後堕ちていくであろう闇の深さに痺れました。渇望が深ければ深いほどに、たとえそれが仮初めであっても満たされた時の充足感は失い難いものとなるだけに、次作を読むのが楽しみでありつつ、怖くもあります。

すいませんこの手のことを実体験していないので本当にリアルなのかどうかと言われると自信はないのですが、非常に生々しく感じられました。台詞の言い回し、耳に響く吐息、感情の揺れ、どれも真に迫ったものです。「実録」と銘打たれていてもさもありなんと思ってしまったことでしょう。軽いノリのシーンあり、重い打明け話あり。その揺れ幅の大きさも若い女の子を相手にしている感じがして非常に良かったです。ただただ、素晴らしいの一語。一聴の価値大いにあり、です。

いわゆるギャルものです。軽いノリの二人組JKギャルと援交に及んで日々の憂さを晴らすという非常に楽しい内容になっております。
こういうあっけらかんとしたギャルがごっこ遊びとはいえこちらのことを「おとうさん」と呼ぶのはギャップ萌えというレベルを超越してグッときますね。股間にも心にも。途中経過もしっかりガッツリエロかったんですが、最後の「おとうさん」で全て持っていかれました。

生意気な姪っ子ふたりに己の肉欲を見抜かれて弄ばれて、でも言いくるめてうまいことやってしまう男のお話です。
口が悪いところもこちらを弄ぶところも、一旦陥落させてしまえば全てが可愛らしく思えてしまうのが実になんとも摩訶不思議であり、またこの手の作品の根源的な魅力の部分であると思います。表現描写も見事なのですが、その根っこの部分がしっかりしていた点は、私が作者買いする所以です。

生意気JKに「パパ」と呼ばれたくて購入しました。まずJKの方はと言いますと期待どおりに堕ちてくれてハートにも股間にもバッチリ刺さりました。妨害の拾い物だったのが母親パートです。夫に肉体を征服され全面服従した結果、己の肉欲のために娘を差し出す業の深い母親でした。その業の深さがエロスが声で絞り出されています。おまけぐらいのつもりで聴き始めたらぐいぐいと引き込まれて最終的にはどっぷりハマりました。「年増はちょっと…」などと敬遠されることなくぜひお試しください。