まどま的赏析一览

この表題の女子力とは世間一般で言うところの女子力ではなく、女子の持ってる文字通りの鍛え上げた「力」という印象です。
鍛え上げられてるわけで登場するヒロインが全員カッコいいです。そんなヒロインたちを上回る力や卑劣な罠や数の暴力でもって屈服させていく作品が揃っているので、シンプルに買いです。

あどけない、かわいらしい女の子が、おっぱいが大き過ぎて困っていてその解決の為に行った施設で逆に更におっぱいを大きくされて……という導入のSF的な作品です。
当然のようにセックス、おっぱいは際限がなかろうが大きければ大きいほど、良い! という価値観に最初戸惑い、抵抗しますが徐々に徐々に慣らされていく段階を丁寧に描かれており、読み応えがありました。

社会的な敗者たちが、人生の勝利者たち……の娘を狙ってうっぷんを晴らすがごとく、なぶりものにし、むさぼっていく連作が主軸になっています。
男たちの情念やルサンチマン、無垢な場合にせよ非がある場合にせよヒロインたちの慟哭といった負の感情が生々しく渦巻いており、徹底しているので、読後はある種のカタルシスがあります。
コミカルな作品もギャップがありグッド。

スカトロ……うんちとアナルへの愛と執念を感じる作品集でした。
そういいつつも
著者さんのあとがきによれば、コンセプトとして「うんち初心者でも大丈夫な感じ」を目指されたそうですが、確かに絵柄のせいかあまり汚ならしい感じを受けず初心者の方も抵抗なく読めるのでは? という印象を受けました。スカトロ作品に興味はあるけど中々勇気が持てなかった人にも強くオススメしたいです。
複数プレイやコスプレなど、様々なシュチュが楽しめる作品集ですが、特に女性同士の作品が心に残っています。
女性同士であっても拗れた愛、純愛とかき分けられており、そこにスカトロが絡むという非常に濃度の高い作品で、素晴らしかったです。

生意気で、世の中を嘗めている小娘が一気に羞恥エロ地獄へ転げ落ちていく作品です。
「このヒロインは生意気です!」という設定、説明で済ますのでなく、如何にわがままで身勝手で周囲にヘイトを買っていたか長過ぎない程度に丁寧に描写されていたので、エロシーン始まってからのカタルシスが半端なかったです。
本番もあるのですが、それよりも、間抜けで屈辱感を与える羞恥シーンへのこだわりが素晴らしい。
辱しめられる生意気娘が好きな人は是非。

顔の見えない前頭マスク(マスクオフなしのこだわりよう)、局部に穴の空いたスクール水着という衣装に始まり、パッと思い付く下品で、マニアックで、変態的なプレイは一通りやってくれます。三人のヒロインたちがノリノリなのも嬉しい。
それでいてあくまで変態で踏みとどまってて、猟奇的な所まで踏み込んでないのが好印象です。
変態のままでこのまま突き進んで欲しい、この先を見たいという気持ちが強くあるので、シリーズ化してくれると嬉しいです。できれば。

スカ好きの方には是非一読いただきたい一冊。
収録されている作品はどれも濃厚極まるスカトロ要素が関わります。一部脅迫要素もあるのですが基本的にキレイ系の清潔感溢れるヒロインが最初からスカトロ趣味があったり素養があったりの和姦でかつほぼ自然便。モノもごく立派と、たまらない人にはたまらない拘りが垣間見えます。
作者さんの志向が合えばですが、出すだけでなくその先や
凌辱系の作品も読んでみたいです。

明るく屈託のないコミカルな短編作品と、苦悩にしずんでいくようなシリアスで切ない中編作品がほどよい案配で収録された作品集です。
いずれもヒロインたるオトコの娘たちがべらぼうに可愛いく、作品としての完成度実用性ともに高いので、気分で選べるというのがありがたい。
端的に言ってオススメです。

学校の七不思議を題材に、程よく謎が謎を呼ぶ、ホラーミステリーテイストの長編作品です。物語開始当初は明るいラブコメ・ハーレム系の作品とみまごうようなテンションから話が進むごとに不穏さが増していき…という読み応えのあるプロットになっています。
最初のラブコメ展開の時をみるに、器用な作者さんで、本当に徹頭徹尾明るい作風でもいけそうなのでそういう作品も見てみたい気もします。
容赦のない作風以外は前作とは関わりなさそうですが。。。

繊細で美麗な絵柄が特徴の寝盗られ作品です。この絵柄故に棹役のオトコ達の悪意やドロドロとした欲望がいやがおうにも際立ちます。
短編集故色々なヒロインが楽しめますが、共通項はネトラレ・ネトラセという所。
オマケ的なその後の一枚絵も想像力を掻き立てます。