サンプルを聞いて「そっちなんだ!?」と思った方も多いのでは。
低音、ダウナー系のキャラを演じることの多い柚木つばめさんが明るいタメ口混じりのメイド・リアムさんを、甘く媚びるようなお芝居に定評のあるみもりあいのさんが素直になりきれないダウナーメイド・ソフィアさんを演じます。
この「外し」が素晴らしい。
普段お二人の作品をよく聴く身としてこのギャップにドキドキするというのは言うまでもありませんが、この「外し」が猛威を振るうのはTrack4以降で聴ける2人の喘ぎ声。快活だったリアムさんと、気だるげだったソフィアさんの声の高低が逆転し、柚木つばめさんの真骨頂である呻るようなオホ声と、みもりあいのさんの達人芸とも言える媚びっ媚びの甘オホが、2人のメイドさんの地声との大きなギャップとなり、「乱れ」を鮮やかに表現します。
このギャップの威力を最大限引き出す台本と音響にも、見事の一言。主従ものの要である「ご主人様」という二人称が高密度で使われた脚本には、2人の可憐さを損なわない程よい淫語が散りばめられており、そこに混ざった2人の艶やかな吐息を高音質マイクによる微細な距離コントロールが余さず届けてくれます。快感以外に抱く感情が無くなる、最高の耳心地。
細かいところとしては、個人的にハーレムものにあると嬉しい、「相方を褒める」くだりが不定期的に挟まる点や、難しい設定や説明無しにメイドさんがすぐご奉仕してくれる点も良かったです(画像にある「異世界」要素は特別感じませんでした)。
同人音声史に残る傑作です。ヘビーユーザーの方こそ、ぜひご一聴を。