【淫語ボカロ】9th『パーフェクト・セックス』(GUMI、LUKA、IA他、全26曲)/宗教団体真メグデス

宗教団体真メグデスは、ちんぽ、まんこといった歌詞を歌い続けて、早7年が経ちました。
本アルバムは2024年1月に完成しましたが、4か月間熟成させ、慎重に楽曲を吟味してリリースしました。

本作の最大の特徴は、リーダーの天才、サクラコ先生(key)が「作曲の先生」から指導を受けるようになった点です。

(先生が二人になって、ややこしくなった)

このアルバムは、サクラコ先生が2年間の作曲レッスンを経て制作した成果の一部でもあります。

ちなみに、サクラコ先生の先生は、音大を首席で卒業されるような方で。
そういう方と対峙してなお、自らを天才だと言えるサクラコ先生はやっぱり天才だなと思います。

【アルバム収録曲の特徴】ーーーーーー

・ポップスやクラシック的な楽曲:

これまでのメグデスの「なんとなくやってみた」というアプローチから、
先生の指導を受けてきちんと論理的に組み立てて制作されています。
特に、「05_inst」フォルダ収録曲は、指導のもとで制作された楽曲が多く含まれています。

・直感に従った制作:

「01_GUMI」「02_LUKA」のフォルダには、従来通りメンバーの直感に従って制作された楽曲が多いです。

全体として、メグデスのサウンドは変わらず一貫しています。
しかし、本アルバムでは「響きが綺麗」な箇所が増えているかなと思います。
また、「変な曲」の数が減ったのも特徴です。
これはサクラコ先生が指導を受けたことで、「変な曲」が没にされるからです。

【注目の楽曲】ーーーーーー

・「IOWA」
※PV公開中、試聴できます!(2024/5/16現在)
https://chobit.cc/db4z0

この曲は、ハメ撮りの喘ぎ声にミッキーさんがベースラインをつけ、
サクラコ先生がオーケストレーションを加えた、非常に変な曲です。
私、これが一番好きな曲です。

プロの指導やディレクションを受けるのも良いのですが、
「変な曲」をやるのは、アマチュアの義務だと思います。
むしろ、みんなそれを期待している。

プロの曲より、素人の変な曲の方が面白いことも多い。
メグデスでは、そういったザラついた雰囲気も、大切に残しておきたいですね。
メグデスは『プロ』ではなくて、芸術家集団ですから。
『商品』が変だったら困りますけど、芸術作品は変でもいいんです!

【制作の背景】ーーーーーー

「01_GUMI」などでは、先生に手直しされたものを没にして、
メンバーですべてやり直すといった、こだわりのプロセスがありました。

一方、「05_inst」では、サクラコ先生が作ったものを先生にすべて破棄され、
指導通りにやり直すこともありました。

制作プロセスの左右の波が激しかったですね。
最近では、ベースのミッキーさんが子育てで一歩後退したことで、
バンドの雰囲気が「サクラコ先生の独裁政治」になりつつあったのですが、
『作曲の先生』が制作に絡んできたことで、また、新たな活気が生まれています。

楽しんでいただければ幸いです。

宗教団体真メグデス事務局(20240515)

ーーーーーー
【注意】
※ボーナストラックとしてインスト「女は港」が追加されています。
「女は港」は歌詞カードには記載がありません。ご了承ください。

※アルバムのジャケット、プロモーション動画にAIイラストを使用しています。