ぎんぎんぎんなん( `o´ )さんのレビュー一覧

私はいつも音声作品を聴きながら睡眠しています。
キャラクターとの穏やかな会話、美しい環境音。そんな音声に包まれていると、スッと眠りにつくことができるのです。

そして、私が音声作品を楽しむ暮らしを送るに至ったきっかけとなった作品が『蓄音レヱル』というシリーズでした。

幾多の音声作品をライブラリにコレクションしている今でもなお、繰り返し聴いてしまうほどに、綺麗な環境音。そして、多すぎず少なすぎず、絶妙なボリューム感のヒロインとの会話。すべてがちょうどよく、睡眠するには最適で、大好きな作品でした。

さて、今日も『蓄音レエル』聴きながら寝ようかなぁ。

......え!?新作!?!?

即、購入しました。

どうやら「レエル・ロマネスク」というアニメのセカンドシーズンが始まるということで、
それと連動する形で、音声作品のほうも新作が登場したようです。

ちなみに、正確には『ASMR of Railworks』というシリーズであり、
列車に関連した環境音が楽しめる、とのことですが、
実質的には、『蓄音レエル』の新作、という感じで楽しむことができました。

いつも通り、超特大ボリュームのトラックたちに、これでもかと美しい環境音と、ヒロインとの心地よい会話が詰め込まれており「さすがの続編だな...」と思わずにはいられませんでした。100点。

また、今作のヒロインである「むむむ」を演じていらっしゃるのは「楠木ともり」さんです。

......え!?ASMR出るの!?!?

少なくとも現時点で購入できる音声作品としては、こちらでしかお耳に掛かれない、大変貴重な作品です。

それだけに、バイノーラル音声でしか味わえない「耳元での囁きボイス」なんかも楽しめて、かなり新鮮です。
しかもこれがお上手なんだ...。

ぜひとも、楠木ともりさんには、こちらの作品で味をしめていただき、
今後、たくさんの音声作品に出演していただきたいなと、個人的に思っています。

こちらの作品は、4人の女の子たちが絵本を読み聞かせてくれる、という大変シンプルでわかりやすいテーマの作品です。

それぞれの女の子が読んでくれる物語は、これまで生きてきて、きっと一度は読んだり耳にしたことがあったりするような作品になっているのですが、これがまた、イイんですよ。

それこそ、僕は寝るときには欠かさずASMRや音声作品を聴いているような人間なのですが、「一度は他の作品で耳にしたことがあるようなあの声で読み聞かせをしてくれる」というのはものすごく新鮮な体験です。しかも、みなさん読むのがお上手...!地の文はもちろん、セリフなんかも華麗に読み分けていらっしゃって「さすが声優さんだ...!」と思わずにはいられませんでした。
もしかしたら、相当に贅沢な読み聞かせ体験が得られるのも、この作品の魅力かもしれません。

また、物語の読み聞かせで眠れる、というのは大変心地がよいです。
確かに、小説やドラマなんかの表現で、「小さい子に対して、お母さんが寝る前に本を読んであげて、途中で寝てしまっている」みたいな場面を目にしたことはありますが、実体験としては(あったかもしれないけど)身に覚えのないものですし、記憶の中にある読み聞かせ、というのは「小学生時代に行った図書館」みたいなもので、眠りとは全く無縁な環境で体験したものでした。

しかし、立派な大人となった今、改めて読み聞かせをしてもらうと、まあ寝れる。ものすごく心が安らぎます。物語自体も、ハラハラドキドキするような類のものではないので、作品に入り込めば入り込むほど、眠りに誘われます。

一応、おまけトラックとして、添い寝パートも入っているのですが、たいていは添い寝の段階に到達する前に、眠りに落ちてしまっています。

みなさんもぜひ、童心に帰りつつ、また、一人の大人として、絵本カフェで読み聞かせをしてもらってみてください。最高です。

本作はスマホゲーム「ブルーアーカイブ」を原作とする音声作品になっています。
ちなみに僕は、原作のゲームをプレイしたことはまったくありませんが、めちゃめちゃ楽しめました。

今作では「作業」がテーマとなっており、ユウカと一緒に各々の仕事を着々と進めていくような内容です。
そのため、紙をめくる音や、ペンを走らせる音、さらにはユウカのかわいい独り言が楽しめて、作業中なのにも関わらず、ついつい癒されてしまいます。

また、トラックのほぼ全編が作業となっており、いわゆる「ASMR」らしい、耳かきやマッサージ、といった場面がないのはある意味、特徴的かもしれません。

個人的には、ボーナストラックに収録されている仮眠用BGMも、かなり使い勝手がよくて満足しています。

「寝台列車」を舞台として、我々にすばらしい安眠をもたらしてくれることでお馴染みの「いやでんっ!」シリーズ。
普段は、一作品につきヒロインは一人だったのですが、今作は、バレンタイン特別編ということもあり、なんとヒロインが2人も出てきます。超欲張りセット。

今作で登場する二人の車掌さんですが、それぞれ過去作で登場しており、僕はどちらの作品も大変好みだったので、一度で2倍おいしいこちらの作品を聞かないわけにはいきませんでした。

まず、二人が同じ空間に存在している、というだけで僕はニッコリしていましたが、ときには二人で主人公(ぼく)をバチバチで取り合ったり、ときには二人で協力して主人公(ぼく)をもてなしてくれたりしており、ニッコリを通り越してニヤニヤせざるを得ませんでした。

2倍どころか10倍くらいはおいしい作品でしたね。

もちろんこれまで同様に、安眠音声としての性能は抜群。

これからのバレンタイン・スタンダードは「いやでんっ!バレンタイン急行」で決まりだ!

こちらは「寝台列車」が舞台の音声作品になっています。
(シリーズ4作品がまとめて収録されているお得なタイプのやつです)

「いやでんっ!」シリーズの最大の魅力はやはり「ガタンゴトン」という列車の走行音を楽しむことができる点です。

みなさんは普段電車に乗っているとき、なんだか眠くなってきた、という経験はありませんか?
今作ではまさに、その体験を味わうことができます。
電車の中で眠くなるのは困りますが、おうちでゆったり過ごしている状態なら、最高の安眠へあなたを導いてくれる、希望の光になってくれます。

比較的おだやかな走行音が、常に背景に流れている状態の中、それぞれの作品に登場するヒロインとの何気ない会話が進行していく...。これほどまでに心地よい空間が他にあるでしょうか?

これまでに様々な音声作品を睡眠用に試してきた僕ですが、個人的には、こちらの「いやでんっ!」シリーズが一番スッと寝られます。

なお、安眠できるのもさることながら、電車で旅行する感覚を味わうこともできるのでオススメです。

こちらは、「蓄音レヱル」というシリーズの音声作品がひとつのパックにまとめられた商品です。

驚くべきはそのボリューム感。
全12作品が収録されていますが、そのひとつひとつが3～5時間という大ボリューム。なのにもかかわらずそれがひとつのセットにまとめられてしまった...。

ボリュームの暴力。

コンプリートセットを購入したら、しばらくは音声作品には困らないレベルです。(買わないとは言ってない)

僕は毎日、就寝するとともにこちらの作品をひとつずつ楽しんでいます。
全12作品ですから、一日1作品を聴いたとしても一周するのにだいたい2週間かかります。
しかも、基本的に寝落ちして最後まで聴けないわけですから、2週目以降もまるで初めて聴く作品のように楽しむことができます。

ASMRの永久機関。

また、作品の内容自体も、美しい環境音とキャラクター達のやさしいボイスが見事に調和しており、非常に心地いいです。まるでヒーリングミュージックを流しているかのように、スッと入眠できます。

特にセールになっている期間は、この特大ボリュームでありながらも、1000円ちょっとで購入できます。

価格設定間違ってない?

というわけで、一生楽しめるパック作品がこのお手頃価格ですから、購入しない手はありません。

ちなみに、こちらは「レヱル・ロマネスク」というアニメを原作とする音声作品になっていますが、アニメを全く知らなくても問題ありません。

というか、僕は知らずに楽しんでいます。

というわけで、圧倒的、特大ボリュームにひれ伏せ!