みぁっくるさんのレビュー一覧

もう、あの…トラックタイトルがまず、おもしろすぎません?
このタイトルを見た瞬間、股間の相棒出演という衝撃のコメディへの期待値が、爆上がりしました。
そしてその期待を上回るオールハッピーラブコメでした。

ヒロインが男子高校生、でもBL作品ではありません、とのこと…。
最初はハテナ?浮かべながら聞いてたんですが…中3の夏の事件が関わっており、最後まで聞くとちゃんと納得できます。
全体的に見るとちゃんと乙女向けな甘々作なのに…ほっくん(股間)がよく喋るので、R18シーンでも笑いが止まらない。
純粋なときめきが欲しい方には、若干物足りなさあると思いますが…北斗くんとほっくんのギャップ、予想以上の愛激重…な流れが秀逸過ぎました。

井伊筋肉さんのお兄系ヤンキー感も、これまた最高でですね…。
ほんのり飄々気味で、女の子の扱いも手慣れた余裕さまである。
キスするときに「口開けて、あー…ん」が作中何度かあるんですが…リードする威力が半端ない。
しかしこれが、ヒロインに一途な童貞なのかがまたグッと来る。

からの、ほっくん(股間)が、暴走問題児なのが、とんでもなくおもしろい。
純粋にヒロイン大好きなのは確かなんです、確かなんですが….

・「北斗くん、ぼくを出してもらってもいいですかあ???」ほっくんボロン(効果音付き)
・「姫ちゃん、はじめましてぇ…(もじもじ)」(生のち◯この姿)

可愛げある井伊筋肉さんのお声で、このセリフですよ…?この作品の価値を底上げしています。
官能小説バリの淫語センスで、さすがち◯こなだけに歯止めが効かなかったり…
北斗くんが冷静にほっくんへのツッコミが止まらないのが最高。こんなお声、演技もされるんだ…!と、感動すらします。
漫才のようなR18シーンは、頬が痛む程の笑いをくれました。

良い意味で、頭空っぽにしてゲラゲラ笑いながら聞ける衝撃的なアホエロラブコメディです。
ほっくんの衝撃を、味わってほしい…!

DL数とレビュー含めた評価が裏切っていない、純粋なASMR良作です!購入してから、何度聞いてることか…!

眠りにつきづらい…けど、なにか流していたい…なときにピッタリ。
昼間や夏の雰囲気が似合うトラックが多めですが、基本的に聞く状況は選ばないかと思います。
お話はほんのり繋がっているのみで(新人の研修など)、大きな流れはないので、その点でも聞きやすくて好きです。
施術中は、キャラの情報などを盛り込み過ぎておらず、施術の簡単な説明のみで会話少なめ。
そっと耳元で工程の説明をしてから、施術に集中させてくれる…実際にサービスを受けているリアリティさも有り。
声優さん方のお声にいやらしさを感じないので、男女問わず聞ける健全さにも癒されます。

好きな施術トラックを選び、いつの間にか気持ちよく寝落ち…すっきり目覚められる効果を、私は感じています。
ハッ!よく寝てた!と起きられるのがすごい…。
音自体もすごく綺麗で、泡や水の音…施術中の細かな物音までが癒し効果に溢れており、丁寧な作品作りに感動しました。

このお値段で良いのか?と思うほどのボリュームで、どこを取っても満足感高め。
耳疲れな方、耳から癒しがほしい方にも…ぜひ手に取ってほしい作品です。

ストレスフルな昨今、無条件の全肯定・癒し作品は多数ありますが…そんなひたすら肯定作品が、少し苦手だったりします。
ふと、なんで今慰められてるんだろ?とか思ってしまう捻くれ者です。

そんな捻くれ者の心に、具体的に寄り添い…癒しとときめきをくれる天才的なシナリオ。
「君はさ、現状が辛いだけじゃないと思うよ、わかるかな…クイズだよ?」と…やんわりながら「ゆっくり自分で考えること」をさせてくれます。
言われるままに、考えや脳を動かしてみてください。
ぼんやりしていた思考が、支倉さんの低く温かいお声に導かれて、現状が見えてくる。
ぼんやりしていた悩みが、支倉さんの言葉で形になり、解決の糸口が掴めるかもしれない。
そんな感覚が、気持ち良く感じられると思います。
(ヒロインが仕事関係で疲れているので、私も…って方は特にハマるかもしれません)

もちろん、ときめきも忘れません。
作中サービス以上の行為はなく(R18シーンもありません)、間柄も施術師とお客のまま。
それなのに「抱きしめちゃった」と、距離がじわ、じわ、と近付いてくるシーン…シンプルなときめきで心がブワッとしました。
(「心臓の音を聞いて」のシーンは、心臓の音SEもあると良いなと思っちゃいましたが…!)
添い寝のみの健全な癒し…こんなん週8で通いたくなっちゃう…。

神経質タイプな人、考え事で頭いっぱいになりがちな人。
眠れなくて、誰かが話してる声を流していたい…そんな人に、ぜひおすすめです。

(良くも悪くも、プリギャップがないので…シーンの切り替わりが分かりづらくはあるかも。
支倉さんの若干のテンション感の違いや、台詞でシーンが変わったのが分かる感じです。
すごく気になるわけではありませんが、このテンポ感がもう少し緩やかだったら…さらに聞きやすいかなと思いました!)

初手からお見事なドS!お前呼び+高圧的、決め台詞は「僕の言うことが聞けないの?」
主人と使用人以外の感情はない、とバッサリ言い切られ。
高価な花瓶を割ったことから、政略結婚を持ち込まれ…と、なんとも前途多難な始まり。
圧は感じないのに、柔く余裕が見えるお声はドSがお似合い。
ツカツカ歩き回りながら逃げられない結婚を迫られるのは、臨場感満載でドキドキします。

結婚=夜も…と考え、おもちゃの用意をしてみる健気なヒロイン。
この流れに唐突さを感じますが…「幼い頃からの幼馴染」ですよ?
そうなんです。ヒロインにとって雅さんとの結婚は夢であり、願ってもない好機。
細かいシーンはありませんが、雅さんのために動き回るヒロインが結果…雅さんを救う…。ドラマチック過ぎて、切ない。

おもちゃを発見され、揶揄いながらヒロインの初めてを頂く夜。(処女を考慮しつつ、耳からじわ攻め….耳元で「イけ」はズル過ぎる)
雅さんの兄への劣等感に触れるエピソードもあり。闇落ち感パネェ雅さんに、八つ当たり気味に乱暴に攻められる夜。(もう、クンニが単純にすごい)
そこから、気持ちが通じた幸せの夜(若干の自慰強要シーンあり)…と、各R18シーンでの感情の差が聞きどころ!
体の繋がりは否応なしに心まで…な、お決まりさでも、感情が芽生える黒井さんの細かな演技に痺れ…2周目聞くのが楽しくなっちゃうかも。

照れ隠しもありながら最後の最後まで素直ではありませんが…それもまた雅さんの可愛いところ。
決め台詞の「僕の言うことが聞けないの?」が甘くなった最後のトラックは…大好きすぎて何回も聞きたくなる。
幼い頃の二人を想像すると胸が苦しく、身分差両片思い(自覚なし)って…最高のスパイスだなと痛感しました。

タイトルの魔性さ、は本編中ほぼ感じられないかも。
その代わり、特典でお酒を理由に甘えてくる描写あり。また違った雅さんの可愛さを発見でき、大満足できるかと思います。

男性向けフレグランス担当となり、先輩の壮吾さんから指導を受けつつ仕事に励むヒロイン。
その指導というのが…壮吾さんの身につける香水、壮吾さん本人の体臭を直に感じること。
トラック2「香りにまつわる勉強会」にて、左右の耳元までグッと距離を詰め、香りを嗅がせられるのが…ずるい。
距離感にドキッとしますし、低くて爽やかな良い声に聴覚まで刺激される。シチュボとして大変な正攻法で、こりゃ参りました。

壮吾さんは勉強させているつもりが…ヒロインにとっては、壮吾さんを男として意識するきっかけになってしまう。(ならない人がいるなら名乗り出てほしいレベルで、誰しもちょろヒロインになってしまうはず)
なのに…「お前、誰とも付き合わないでいろよ、恋愛禁止な」なんて、爽やか独占欲で無自覚束縛は…ずるいだろ…!
ほのかな恋心を伝えるヒロインも可愛らしく、受け止めて自覚していく壮吾さんも愛らしい。
いきなりフェラさせられたのは驚きでしたが、ヒロインが処女と知ると現状を見つめ直す冷静さに、更に惚れました。

しかしこの触れ合いから、壮吾さんの方が意識し出すのが良展開。キスだけで我慢の限界きていたり、声音が冒頭より優しくなっていたり。
仕事で結果を出してから、の流れの作ってくれるのも嬉しい。
やっと繋がった最後のR18トラックが、唯一の本番ありR18シーンとなりますが、満足感高く最高。
ローションを使用したり、処女に気を使ったプレイに紳士さもありながら、壮吾さんもすごく気持ち良さそうに激しめでグッとくる。
ヒロイン自身の香りについて、物語の締めに触れたのも最高で…どこを取っても星5つ以上な作品でした。

良い声がこんなにずるくて、しかし正攻法な使い方されたシチュボ…良いんですか!?の気持ちしかありませんでした。
誰にでも胸張っておすすめしたい作品です。

ジャケット・タイトルの不穏さから、悍ましく怖い流れを想像してましたが…霊や怪異的な怖さは、ほぼなし。SEに驚かされるシーン多めですが、それのみ。むしろSEの使い方がお上手で、ハラハラドキドキさせられました!
トラック「シンソウ」を聞くと、愛と呪いは紙一重なんだなと痛感。(好意でも生霊飛ばしちゃう、なんてこともあったりするみたいですしね!)
これを聞くまで、陰陽師としての神々廻さんが心強く頼もしいので…普通に接していても惚れるの待ったなし!
頼れるのが神々廻さんしかいない、というのもありますが…冷静に怪奇現象を処理してくれる姿には、ときめかずにいられません。淡々と呪文を唱えるお声もかっこよく、私まで浄化されるかと思っちゃいました。アーメン。

しかしです…守る代わりに要求されるのは、体。
故にR18シーンも多く幸ですが、上記の理由(神々廻さんにときめいてしまう)から、ヒロインが無理やりを感じる様子がないので、気持ち良さ優先で聞きやすいR18シーン。(痛さを伴ったり、アブノーマルなプレイもありません)
神々廻さんの口車に乗せられ、あれよあれよと体を重ね…シンソウを知っても、この気持ち良さからは逃れられないのでは…?
(中出しを優しく掻き出すシーンなんて…ご褒美かと思いました)

「どうぞ、私をお選びくださいませ」…意味深だらけのこの台詞と。
甘い作品ではとろけるような天野さんの「ふふっ」笑いに、こんなに背中ぞくぞくさせられるなんて…思ってなかったです…。
笑い方ひとつで、こんな表現も出来るんだなあ…と、いろんなキャラが似合う演技に驚きでした。

すべてが神々廻さんの思い通りに進むシナリオです。思う存分、神々廻さんに驚かされ、愛されて(呪われて)みてください。

高校時代からのお付き合いで、すでに夫婦の雰囲気あるカップル。
同棲中の日常シーンから始まり、マンネリ感のない温かな愛を、双方に感じます。
アキラさんもそれに安心しており、ヒロインの焦りに気付けずすれ違ってしまう…結婚に対する男女の温度差が妙にリアルでした。
周りに囃し立てられ、ペースや計画を崩されるのが嫌そうなアキラさんの濁した物言いや。(ふんわり、やんわり濁すのがお上手すぎる)
アキラさんが大切にしているものも分かり、言葉少なになっていくヒロイン。

そんな二人がぶつかり合い、遠慮なしに思ってることをぶつけてくるアキラさんに、逆に安心してしまうかも。
「真面目な性格で、精神的にも技術的にもバンドを支えている」そんな人が、感情のままに怒鳴れる相手がいる…。
佐和さんの怒鳴りの演技も圧巻で「お前にも原因が、」と矛先が向いた時、胸がぎゅっと詰まりそうでした…最高。
(言い方は割とキツめですが、罵倒とまではいかないです)

そのあと、仲直りしにヒロインの実家まで勢いよく来てくれたり。
ヒロインの家出に、予想外に動揺するアキラさんが人間味あって愛らしい。
失ってから気付く男性心理が綺麗に描かれており、アキラさんから離れられなくなっちゃいそうだな、と思いました…!

R18シーンは、特典含め2つ。
さすがバンドマンの体力で、抜かずの3回戦に突入しかけたのには、ヒョエ!!となりました…(嬉々)
耳舐めも印象的で、挿入・ピストンしながら左右の耳どちらも攻めてくれます。
キスハメもお好きなご様子で、キスしてない時間の方が短いんじゃ…?な、どちらも幸せなR18トラックでした。
特典で、耳の裏をスーッと嗅がれるのがくすぐったくて気持ち良いです、激推しポイントです。

シリーズものとなっておりますが、単体でも問題なく聞けます!
(作中 他キャラの名前がバンバン出てくるので、聞いた方がより楽しめるかと思います)

白雪姫と、その義兄の魔法使いのお話。
ifストーリーでありながら、継母の心情、義兄の初恋など…盛りだくさんで楽しめました。

とにかく典型的なツンデレがすごい!
ストレートに暴言を吐きますが、結局もごもごしながらヒロインを想っているのが可愛らしい。(ヒロインの誕生日プレゼントをちゃんと用意していたのも、くまのぬいぐるみを選んじゃうのも…大変良いツンデレ!)
天然無自覚ヒロインも義兄にも懐いており、義兄好き好きがよく分かります。
義兄のツンが通じないヒロインとの掛け合いも大変愛らしかったです。

継母に、ヒロインを殺すことを命じられる義兄ですが…。
ヒロインを手にかけるなんて出来るわけがない義兄が選ぶのは「美しいものとして鏡にヒロインが映らないようにする」こと。
この案から、無理やりのR18シーンに持っていくのが斬新。(純潔を奪うことで解決しようと…)
とは言っても、義兄への気持ちがあるのでヒロインに羞恥心以外の抵抗はなし。
純粋無垢に義兄のすることなすことに感じる様子も可愛らしく、義兄がたじたじな様子もまた良しでした。

このお話の中で、継母の選択だけが非常に悲しく…救われないなとは思いました。
ヒロインを守るためでもありましたが、世界中から敵意を向けられても継母と最期を迎える気だった義兄を思うと…辛かったです。
(なので、よりヒロインの存在が救いになってはいますが…!)

そんな義兄への問いに、素直に答えたヒロインが可愛くて…私も救われた気持ちになりました。
その答えを聞いた義兄も可愛くて、この幸せな略奪がずっと続いてほしいなと思いました。

(ナレーションの入る部分もあり、シチュエーションへの没入よりも、童話を楽しむ気持ちで聞くと良いなと思いました)

まだまだこれからの舞台俳優さんと、距離感を間違えずささやかに応援しているヒロイン。穏やかな関係から、ドラマチックで甘酸っぱい王道展開を駆け上り、とても楽しかったです…!

ヒロインが働くカフェにて遭遇し、そこから侑生さんとのお付き合い(訳あり)に発展するんですが…。
初めてのデート、初めての触れ合い…。ヒロインが処女であったことも、展開的にとても罪なんですが…徐々にヒロインに惹かれる侑生さんの描写が全体的に細かくて好きでした。
侑生さんの変化が、柊さんの演技を含めて楽しいです。
初めは好意を伝えつつも、どこか堅苦しさを感じていた侑生さんが素になるとき、言葉が少し崩れてしまう。
冒頭告白シーンと、後の告白シーンは、特に違いがはっきりしているので…本当の「好き」を知った侑生さんの本気に、打ちのめされること間違いなし。

そこからR18シーンがまた良くて…。
ホテルに入って即の、がっつき具合が最高。
初めての時は優しく時間をかけて触れていた侑生さんが、もう我慢できないで立ちバックからの2回目まで…。
全身で好きを浴びせられました、大満足です。

そして何より…ヒロインが、とにかく健気で好感度高し!
足繁く侑生さんの舞台を観に行っても、面会(客出し)では侑生さんとまともにお話し出来ず逃げ帰ったり。
侑生さんが自分に近づいた理由を知っても、その目的を全うさせようとしたり…。
なにより、侑生さんからの本当の告白への返事が、もう…!
これは侑生さん、好きにならずにいられないよなあ…と私もヒロインにときめいてしまいました…!

特典も最高です。
お互い嫉妬心からのムラムラで…本編に足りないラブラブっぷりを補ってくれてます。
(侑生さんが思いっきりヒロインに素の状態なのも嬉しい)
侑生さんの、甲高い「気持ちいい…」が耳に残って印象的。ほんとに気持ちよさそう。
シックスナインからお掃除フェラ、騎乗位からの連続で…良いボリュームでした!

いろんな声優さんで出ている今シリーズ。
声優さん目当てで聞くも良し、さっくり淫魔たちの世界を楽しむために聞くでも良し…な、想像より気軽に聞ける作品でした。

基本的に柊さんのお声は低めなのですが…キャラに合わせた両極端な演じ分けが素晴らしい。
一途な淫魔は、耳に心地よく響く重低音。
多情な淫魔は、浮ついた調子が似合う軽めの低音。
二人で会話するシーンは、同一人物が演じているとは思えない声色の差。
もっと二人の何気ない会話シーンがほしいな、と思うほどでした!

・一途な淫魔
ヒロインの気持ちを大切にしてくれる淫魔です。無理やりはせず、痛くないか常に気を使い、優しく丁寧に愛撫してくれます。
淫魔なのに気遣い半端ない…!一度達したら、自分の理性があるうちに欲望我慢してくれたり…。
ですが、いざヒロインが受け入れ体制になったときに、我を忘れて求めてくれるところが、本領発揮感ありガツガツしていて嬉しかったです。

・多情な淫魔
褒め言葉に時代は感じてしまうんですが(君の唇はチェリーみたいだね、や、俺に暴かせて、など…)
おや…?と疑問に思ってる暇などないほど、ベタにベタベタにベタ褒めしてくれます。
こういった言葉責め含め…多数の女性を相手にしてきただけあり、テクニックはピカイチ。(クンニやバック体位もあり)
そんな淫魔が、ヒロインの精気に屈してしまうシーンは…なんだかんだ絆されてしまうこと間違いなし。

二人に攻められ、どちらを選ぶか迫られ…な展開ではありますが、さっくりしてます。(これも時代柄なのかなあ…後を引かない綺麗な終わり方です)
直接の3Pトラックはないので、それぞれの淫魔の特性や性格、シンプルなプレイを楽しめる作品だなと思います。
柊さんのお声好きな方は、もうぜひぜひ…!