Danh sách đánh giá của 一陣の光

ヒロインの性格付けが、その作品の印象を
如何に変えるのか、という事を、読み手側
に提示した、”アサミ・マート先生”の同人
誌に初出した「一」～「四」、特別編にあ
とがきが収録された作品集。
印象的な収録作品は、ここ一番で、男前な
姿を披露する”百目さん”を描いた「一」。
読んでいて印象的だったのは、アクティブ
な印象を、ヒロインの性格へと盛り込むと
展開・流れの印象が異なることを提示して
くれた点。が、そこは”アサミ・マート”先
生作品。柔らかな作品世界の空気感はキッ
チリと盛り込まれていました。
「木造迷宮」の世界観が確立された、一冊。

不思議な、つながりと、えにしを丁寧に描いた
表題作・第六十一話～第六十五話までを収めた
”アサミ・マート”先生の十一巻目。
印象的な収録作品は、自分の誕生日を知らない
”ヤイさん”に”ダンナさん”は、彼女に初めて会
った時のことを思い出し、あることを思いつく
・・・な「第六十一話・ヤイさんの誕生日」。
”ダンナさん”以外にも”ヤイさん”を、大切に想
っている人の存在がいる事を意識させてくれる
お話でした。
読んでいて印象的だったのは、そろそろ、物語
の終焉を意識させる展開になりつつあるところ。
そんな”アサミ・マート”先生の表題作十一巻目。

”ダンナさん”と”ヤイさん”との、ほのぼのとした
やり取りが堪能できる、”アサミ・マート”先生の
表題作・第五十六話から第六十話までを収録した、
十巻目。
印象的な収録作品は、いまいち創作活動が、はか
どらず、入浴や食事などの日常生活に意識が向か
ない”ダンナさん”。そんな彼を、はげましたくて
・・・な「第五十六話・二人でお風呂」。
読んでいて印象的だったのは、生活を共にする事
で、寄り添ってゆく二人を丁寧に描きあげている
ところ。
”アサミ・マート”先生の世界観が味わえる十巻目。

"ダンナさん"の存在を、改めて再確認させてくれる
”アサミ・マート”先生、表題作・第五十一話～第五
十五話までを収録した、九巻目。
印象的な収録作品は、お留守番をすることになった
”ヤイさん”。お家に一人の時間が長くなればなる程、
活気や元気がなくなってゆく”ヤイさん”・・・・な
「第五十二話・ヤイさんのお留守番」。今まで、あ
まり感じなかった”ダンナさん”の存在を再認識させ
てくれる、お話でした。
読んでいて感じたのは、”ヤイさん”のなかで、中心
的な存在になっている”ダンナさん”。さりげなく描
写されていて、印象的でした。優しさ溢れる九巻目。

文具を、こよなく愛する”文野さん”の職場での人間
関係を丁寧に描いた、”榎本あかまる”先生の表題作
12個目から22個目までを収録した、二巻目。
印象的な収録作品は、文具品を、会社に納めている
出入り業者の”新名さん”と”文野さん”の交流を描い
た「14個目・フエキのり」。ふところにさりげなく
入ってくる、抜群のコミニュケーション能力を持つ、
”新名さん”に、タジタジな”文野さん”が、印象的な
お話でした。
読んでいて感じたのは、新キャラ”新名さん”や、上
司である”牧田主任”の私生活を描くことで、お話に
深みと厚みが増した点。登場人物に、より親近感が
増した印象を抱きました。どんなことがあっても通
常運転な”文野さん”が微笑ましい、表題作の二巻目。

2017年に、雑誌”ビタマン”へ掲載された、本巻
の為に描き下ろした一本を含む、短篇七本が収
められた”桃之助”先生の作品集。
印象的な収録作品は、お互いに、処女と童貞で
あることを隠し、スマートな初体験にしようと
挑む「ふたりの初体験」。スイッチ入った二人
が、果てしなくカラみあう展開が印象的な、お
話でした。
読んでいて感じたのは、”桃之助”先生ならでは
の青春ストーリーが堪能できた点。掲載誌に配
慮した構成と、それとは二律背反な、挑むが如
くカラみあう男・女の姿を、丁寧に描き込んで
いました。爽やかな、読み心地と読後感の一冊。

日常に起こる出来事を、丁寧にすくい上げて作話
する”アサミ・マート”先生、表題作・第四十六話
から第五十話、あとがきを収録した、八巻目。
印象的な収録作品は、突然、写真館のウインドゥ
を飾る写真の被写体となった”ヤイさん”を描いた
「第四十七話・写真館」。”ダンナさん”の喜ぶ姿
を思い出し、最高の笑顔を見せる”ヤイさん”が印
象的な、お話でした。
読んでいて印象的だったのは、”ダンナさん”を想
う、優しさ溢れる”ヤイさん”の姿。素敵すぎます。
思いやりと優しさを、濃厚に描きあげる、八巻目。

わきを固める登場人物への”アサミ・マート”先生の
並々ならぬ愛情を感じる、表題作・第四十二話から
四十五話に、番外、あとがきが収録された、七巻目。
印象的な収録作品は、”マミコ先生”の一日が克明に
明かされる「第四十三話・マミコ先生の一日」。
読んでいて感じたのは、わきを固める登場人物への
設定を、細やかに描きあげることによって作品世界
全体に厚みを持たせる、その配慮。コマの中に時の
流れを感じさせる、濃厚な世界観の表題作・七巻目。

郷愁誘う絵柄が、唯一無二な作品世界を漂わす、
”アサミ・マート”先生、表題作・第三十七話～
第四十一話に、番外を収録した、六巻目。
印象的な収録作品は、お店に来ていた”サエコ”
に薦められて、自ら、小説を書き始めることに
した”セツコ”。書き上げた作品を読んでもらう
も・・・な「第三十八話・セツコちゃんの小説」。
”ダンナさん”に読んでもらい、少しだけ、自信
を得た”セツコ”を印象的に描いていました。
読んでいて感じたのは、”ダンナさん”の気配り。
何気にイイ人です、”ダンナさん”。お互いが助
け合っている、登場人物の優しさ溢れる世界観
が素敵すぎる、”アサミ・マート”先生の六巻目。

”アサミ・マート”先生独特の空気感が堪能できる、
表題作・第三十一話から第三十六話と、あとがき
を収録した、五巻目。
印象的な収録作品は、”ダンナさん”の作品集を読
んでみたくなった”ヤイさん”。”セツコ”の通って
いる学校にゆくと、彼女は寝込んでいて、お休み
との事で・・・な「第三十一話・ダンナさんの本」。
”マミコ先生”に助けてもらいながら”ダンナさん”
の作品にふれた”ヤイさん”を、印象的に描いてい
ました。
読んでいて感じたのは、その風貌とは異なり、繊
細な世界観から、作品作りに勤しむ”ダンナさん”
の姿。そんな”ダンナさん”だからこそ”ヤイさん”
に慕われているのですね。
メガネ姿や巫女装束の”ヤイさん”が眼福な五巻目。