Danh sách đánh giá của 白面神官

主人公への惜しみない称賛と共に、一人目の令嬢視点でのお話が続いておりますが、ここで更なる勘違いが生まれます。
全てはいくつもの要素がかみ合っただけの本当にただの偶然・・・いや、異世界よりもたらされた奇跡でしかないのでございますが、彼女はこれを主人公が意図的にしたものだと誤解してしまいます。

勘違いや偶然というのは時に恐ろしく、時に微笑ましいものだと痛感させられますね。

侍女にデートの相談をする主人公でございますが、そこで彼は様々なヒロイン関係の新事実を告げられることになります。

侍女は決してウソを言ってるわけでも、悪意があるわけでもないのでございますがそれらを聞いて主人公は断られると早合点する羽目に。
どうも彼は勘違いとは切っても切れない運命のようでございます。

一方その頃、悩みが氷解した件の人物は大喜び。
主人公を盛大に持ち上げつつ、それはもう嬉しそうにそのことを姉に報告するのでございました。

主人公に褒められて照れた顔をその辺の本で隠すヒロインの姿にニヤニヤしっぱなしになること請け合いなエピソードでございます。
本人に自覚ゼロとはいえ、デートのお誘いまでされたことでその性格や設定からは似合わぬほど(主人公も驚いてます)の脱兎の勢いで逃走までしてしまいます。

ちなみに別ヒロインの発言によれば、主人公の『現在』の顔はいいそうでございます。

そして主人公の行動は侍女すらも喜ばせる結果を生みました。
こういう連鎖反応は面白いですし、それを書ける人というのは素晴らしい才能をお持ちなのだと思います。

図書室のヒロインとのやりとりによって主人公がずっと抱いていた勘違いに気づく・・・というエピソードでございます。

一歩間違えれば責任を問われるような事態になっていたと教えられてなお後悔はしていないと言い切った主人公。

その立派な姿を見た彼女からこの短期間で尊敬の念を持たれるまでに至ってしまいました。

また特に知り合いでもないと思われる人間を助けるために懸命に動いていた彼女もまた素晴らしいの一言に尽きます。

双方色々勘違いをしたまま話は続きます。
何の因果化、主人公には飲食店に勤務していた過去がありました。
もちろん、元居た世界でのお話でございます。

そんなこんなで二人の話は終わり、いよいよ主人公の当初の目的にして読者の本命でもある彼女が登場。
一連の出来事はバッチリと見聞きされていたそうでございます。

ろくに人もいない図書室なら音の聞こえもよさそうですしね。

知人の悩みを解決しようとする主人公を他のキャラの視点で見る・・・という内容でございます。

まさかその悩みの元が目の前の人間だとはつゆほども知らないとはいえ、実に面白いシチュエーションでございます。

そして図らずも解決につながる決定的な言葉を主人公が口にしたことで、事態は一気に解決へと動き出していきます。
主人公当人はそれどころではありませんでしたが。

かくしてヒロインの悩みを無事解消した主人公は図書室へと歩を進めるのでございました。

元の体の持ち主の悪行三昧のおかげで、そこは主人公にとって欠かすことのできない重要なスポットとなっていました。

しかし今回現れたのはヒロインではなく・・・本来いるはずのない主人公の姿を目の当たりにしたリアクションが本当に面白いです。

ランチタイムにて、経営のお話をする主人公と一人目の令嬢。

彼女は本当に弟想いなようで、ろくに睡眠をとることもできないくらい心配しており、そのせいで授業中に幾度となくあくびをかみ殺す羽目にまでなってます。

そんな中、面と向かって顔を褒めてくるのは、本当に不意打ちでございます。

流石に主人公も経営に関する適切な助言をするという芸当は持ち合わせてはいませんでしたが、彼女に対し今後の指針を示すことはできるのでありました。

もう一人の令嬢と父親から新店の経営を押し付け・・・もとい、任された彼女の弟との一幕でございます。

必死に勉強にふける弟の負担を和らげようと、立場上関わることはできないなりに懸命に助けようとする彼女の姿はまさに姉の鑑。

そこからやがて、図書室のヒロインや主人公の話に。
異世界からの来訪者によってもたらされた大きな変化による双方の認識の祖語が面白いです。

目的のものと色々なおまけをもってダンジョンから出た主人公。

おまけの1つを売ろうとしたらそれがとんでもない品で、その上前回作ったエレベーターの件もあって正に蜂の巣をつついたような大騒ぎになってしまいました。

とはいえ、思わぬ不労所得を得る結果になったので何ら不利益は生じてはいないのでございますが。

そしてついにはじめての収穫の時が訪れますが、その結果は『膨大』にして『規格外』なものでございました。

どこまでもいい意味でぶっ飛んだストーリーでございます。