รายการรีวิวทั้งหมดของ _kaku3_

藍沢夏癒ちゃんと天知遥ちゃんの伝説のボーカルユニット あまなちゅみかん の唯一の作品。
めがみらじおのパーソナリティとして一緒に楽しくお喋りをしていた2人がその番組のopとedテーマを歌っていたのですが、ここではその2曲のフルバージョンが聴けます。しかも両方とも2人のソロバージョンも収録されています。
1曲目はかわいいエレクトロ・ポップ。
2曲目は元気なバンドサウンドのスカポップ。
どちらも凄くいいんです。
CDで持っているけどDLでも買っちゃいました。

「寝れる」ということにとにかくこだわったというこの作品。
各トラックごとに違った環境音「波の音、大自然の音(鳥の鳴き声など)、焚火の音、雨の音」が聞こえながら、音の魔女アリシアのかわいくもあり癒しでもあるボイスと耳かき音とが幻想的な音処理をされたうえでそこに被さってヒーリング効果の高い空間を作り出しています。
環境音と声と耳かき音とが混ざり合い溶け合っているかのような音世界なので、普通の耳かき音声作品とは一味違った感触でした。
それが音の魔法編。

実はその「音の魔法編」はハーフエルフのアリシアが別の世界線からこちらの世界に住む主人公に音の魔法をかけていたのです。多分主人公はこちらの世界の住人で、当然ながらエルフという種族は存在しない世界ですが、別の世界線に住むハーフエルフであるアリシアは「音の魔法編」で耳かきをしているうちに主人公に会いたくなってしまい、今度は魔法ではなく実際にこちらの世界に来てしまいます。それが日常編。
こちらはリアルな声とリアルな耳かき音で、音の魔法も使っていないので通常の耳かき音声作品として楽しめます。物語的な要素が強いのもこの日常編です。

柚木朱莉ちゃんが喉の手術をしてから初めてのリリースとなるこの作品。声は以前よりもクリアになったように聞こえます。でもどちらかというと聴く側がどう変化を感じるかよりも、喉に違和感があって思うように声が出せないとかいったことがなくなり、演技も今までよりやりやすくなったであろう柚木朱莉ちゃん自身の変化が、術後の変化としては大きいんじゃないかと思います。
幻想的な音処理がなされた耳かきやボイス(や環境音)がメインの作品ということもあり、収録時間に対してのセリフの割合いは少なめな作品です。声がメインの作品も楽しみですね。

ロリサキュバスな女の子をお嫁さんに貰って最高に幸せな気分です。

出会いは覚えていませんがこんなダメな自分にこんなかわいくてよく出来たお嫁さんが貰える日が来るだなんて思ってもみませんでした。
うちの嫁はサキュバスだけどまだサキュバスらしさが開花する前の未熟なサキュバスという感じで、サキュバス=えちえちな女の子という図式はまだ確立されていません。
うちのサキュバス嫁は一見すると普通のおさなづまですが、年齢に見合わずしっかりしていて言葉遣いは敬語で精神は大人の女性と変わらないくらいです。
でもかわいいんです。
お酒が好きな自分が持っていたお酒をﾄﾞﾌﾟﾄﾞﾌﾟﾄﾞﾌﾟ、ﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁ、ｻﾞｯﾊﾟ-ﾝて言いながら流しに捨ててしまうくらい手厳しい!
でもなにをされてもかわいいんです!
サキュバスらしさはまだあまりないと先程書いたのですが、かわいいからなんでも許すと思えてしまうような、この男を手玉に取るような才能はやはりサキュバスだからなのか!?いいんです!かわいいから♪

この作品は日常生活サポートをしてくれる音声作品との事ですが、自分はこの自堕落さを変えるつもりはありません。いつまでも叱ってほしい!
あ、自分は全くMではないです。この作品はM向けな感じは全く無くて、ダメな自分でも諦めずに愛情を持って叱ってくれる優しいサキュバス嫁ちゃんから時には厳しく、時には甘く、どんな時にでも癒して貰える、そんな作品になっています。
みあちゃんの演技がかわいいのは勿論ですが、シナリオもいろいろと笑える要素があって最高に楽しかった。イラストもかわいいですね。
おまけトラックも楽しかったですw
サキュバスらしくないとはいえそこはサキュバス。人間にはない怪力もどうやら持ち合わせているようですし、本気で怒らせたら怖そうですねw
本気で怒らせない程度にこれから先もだらしなく甘えていこうと思います!

『千夜一夜物語』の語り部、シェヘラザードがマスターのために創作したAlcamy Fiction(アルケミー・フィクション)、空想錬金物語をシェヘラザードが音読し、それをマスター(リスナー)となり聴くという作品です。
タイトルにアラビアンナイトとあることから想像できるように、完全オリジナルストーリーというのではなく過去にどこかで聴いたような物語を今作のシェヘラザードが改変した物語だそうです。
作品としては物語の読み聞かせなのですが、自分がマスターとなりその耳元でシェヘラザードが朗読をするという設定なので、ドキッとするくらい耳の近くで囁かれたり、耳ふーされたり、おっぱいを体に当てられたりといったギミックがたびたび登場するのがなかなか楽しかったです。100%読み聞かせではなくシェヘラザードがマスターに話しかける場面もあります。

プロローグ(作品紹介文でもあり音声作品の最初のトラック)にもあるようにお布団に入って眠る前に聴くのもいいですが、自分は先ほどお風呂で聴いていたのですがそれも良かったです。
バイノーラル作品ではあるけどバイノーラルを楽しむためにイヤホンで聴かないとだめという作品内容ではなく、読み聞かせ作品として様々な聴き方をしてもいい作品だと、そう思います。

音声作品でこのような読み聞かせ作品というのは結構少なく、でも声優さんはこのような朗読をやりたがるものなので、依頼を受けた浅見ゆいさんもきっと楽しく演じられたと思います。
そして作者である毛ガニデパートさんによるTipsの情報量、熱量も凄いので、そちらも読むとより深く楽しめるのではないかと思います。

ただ、自分は元の作品をちゃんと読んだことがなく、ぼんやりと話を聴いたことがあるというくらいなので「改変」された部分がよくわかりませんでした。全2作品のように完全オリジナルの作品もまた聴きたいと思います。

逢坂成美ちゃんと秋野かえでさんの仲良しコンビが送るフリートーク作品だべろう屋。今回は2人で箱根に旅行に行ってだべってます。
旅行に来てワクワクしてる2人はしょっぱなからテンションが高く、旅先の部屋の中で楽しげな会話が繰り広げられます。
だべろう屋はネタバレなしで聴くのが一番楽しめると思うのでレビューで内容には触れません。

今回のだべろう屋は収録されてからリリースされるまでのスピードがかなり早く、2人が旅行してたのはついこないだの出来事でその時に旅先から配信もしてたのですが、その配信も今回収録されています。
おまけフリートークはなるちゃんが食中毒にかかってしまってだいぶ治った頃...え?それってリリース日の数日前じゃね?リリースされてすぐに購入して聴いたのでほぼリアルタイムの出来事を作品として聴くという貴重な体験が出来ましたw

今回もめちゃくちゃ楽しめるフリートーク作品になっています。次回も楽しみだー!!

｢手袋を買いに｣という短編を山田じぇみ子ちゃんが朗読してくれています。
初めて聴いた作品だったので話がどう展開して行くのかわからなかったのでお話も楽しめましたし、じぇみ子ちゃんの朗読も楽しめたのでとても楽しかったです。
短編なのでまるで絵本を音読してもらっているような感覚で聴けました。
小狐を演じる時はかわいらしい子供のような声で、お母さん狐の時は優しく小狐を守ってくれているような声で、ストーリーを語る時は普段のじぇみ子ちゃんの声で、それぞれ違った声を楽しめるのもとても良いですね。

予備校で一緒になった男女。 男性の方は浪人生で少女より一つ(?)年上。受験に失敗したのではなく交通事故で受験そのものを受けられなくて浪人中。
そんな先輩に予備校とは別で勉強を教わり、そのお礼に耳かきやシャンプーでお礼をしてくれる少女。その他にも先輩を励ましたりして精神的に前向きな気持ちにさせてくれます。

この作品はシチュエーションボイスを動画サイトに投稿しているこりすちゃんのチャンネル登録者数10000人記念作品となっています。
いつも投稿している動画がショート・シチュエーションボイスだとしたら今回はもっと長い尺で、シチュエーションもワンシーンだけでなく、時間の異なるいくつかのトラックからなる物語として作られた「物語+耳かきやシャンプーのASMR」な作品です。

トラック5までは後輩の女の子が先輩を勇気づけながらも癒すというヒーリング色の強い作品になっています。

トラック6以降は・・・ここからタイトルの「君の声をもう一度」に繋がる部分になるんですけど、後輩の少女が突然先輩にお別れの言葉を言い、先輩の前から姿を消してしまいます。本当に突然。トラック6が始まってすぐに今までのトラックとは雰囲気が違いすぎたので「なんで???」となってしまいました。
その「なんで???」の答えは作品を聴いて確認してほしいです。



この後は完全にネタバレです。

交通事故にあって昏睡状態になっている8歳の少女が幽体離脱(または感覚共有)をして、先輩(自分を救ってくれた男性)の夢の中に18歳の少女として現れ、昏睡状態から目覚めると共にそれができなくなったため先輩の前から姿を消し、それから10年後、既に先生になっている先輩の前に少女がリアルで現れる。ということらしいです。10年後の少女の姿が10年前に見た夢の中の姿と完全に一致しているのが不思議だけど、そこはまあフィクションなのでねw

秋野かえでさんが演じるクラスメイトの少女。
主人公とはまだ友達同士の関係だけど、その関係を一歩進めようとしている恋する少女と何気ない会話をしたり耳かきをしてもらったりするお話です。
波の音が聞こえる・・・バイトの話もしているし多分高校生なので、ふたりで海まで来ているということは二人とも海の近くに住んでいて地元の高校に通っているのかな?クラスメイトなのでもちろん主人公も。
ということは小中と同じ学校だったのかもしれません。
小中学校の時から割と仲のいい友達同士だったのが高校生になって好きな人と付き合いたいって思うようになって、そしてついに少女が思いを告白するという行動に出た。
設定にも書いてないようなことを想像して書いてしまいましたが、きっとこんな感じなんだと思います。
青春を感じる爽やかな物語です。

少女が主人公に宛てて書いた手紙がとても甘酸っぱい!
瞳ちゃんがんばれー!

自分はゲームをまったくやらないのでこの作品の元ネタとなった作品は名前を知ってるという以上の知識はないのですが、サークルがディーブルストだったことと、お値段の安さと、そしてなんといっても試聴して聴いてみた紅葉・・・ではなく 杠葉えりかさんの声のかわいさに魅力を感じでカートに入れてポチっとしてしまいました。
この方はあまり知らない声優さんだったのですが声がかわいくて、知らなくてもポチってしてしまうくらいの魅力がこの作品にはあると思います。
ロリっとしていて少しツンが入っていて、それでいてこちらを癒してくれるので、この作品の元になったゲームを知らなくてもツンデレ作品として楽しめますね。
耳かき、耳タッピング、耳キスなどのASMR要素と、少しツンな性格のかわいい声とで約50分の間楽しく過ごせました。

こちらを同志ちゃんと呼んでいるのはゲーム内でそう呼ばれているからなのかな?ちゃん付けで呼ばれる作品も珍しくて、それも楽しかったです。

あと、元ネタを知らないのでどれくらいアレンジされているのかわからないのですが、ぽかちゃんの描いたイラストがかわいいですね。

自分は中国語は全くわかりません。
中国語のASMR動画なども見ません。
言葉はわからないけど中国語のASMR作品てどうなんだろうという興味本位で購入してみました。

・鄭依晴(18才)
物静かでちょっと無口な本好き少女。三ヶ月前にあなたの告白を受け入れ、彼女になった。

依晴はあなたのクラスメイトで、彼女である。ある日、依晴は家にお客さんが来ているから落ち着かないと、あなたの家を訪ねた。彼女は本好きだということを知っているが、ずっと本に没頭する彼女を見て、あなたはちょっとうずうずしてきた。
思い切って声をかけたら、彼女はどう反応するでしょう...?

01.本好き彼女との静かな午後(18:55)

作品を聴く際の手掛かりになるのはこの設定だけです。

クラスメイトで付き合って三ヶ月の本好きな彼女。舞台は自分の家。
まったりとした日常での出来事なので、言葉が理解できなくてもなんとなく作品を楽しめました。
中国語って個人的にはフランス語の語感に近いところがあると思っていて、柔らかくて癒し効果のある言葉だと思うのです。
自分は言葉がわからなくても普通に洋楽(だけじゃなく様々な言語の海外の音楽)を聴くので、これは音声作品だけど普段音楽に対して接している時のようにこの作品を「音」として聴けました。

英語なら単語などで少しは何を話しているのかがわかりますが、この作品は中国語なので少しも言語が理解できなかったです。
ですが落ち着いた声で話している彼女の声を聴いていると、彼と彼女の穏やかな関係性も伝わってきましたし(物静かで本好きな女の子を好きになるのだから彼もきっと似たようなタイプなのでしょう)、日本人が聴いても声と耳かき音とでリラックスできる作品になっている。そう感じました。