Nya recensioner

SukeraSonoは一貫して、聞き手を女性主人公としたミミクリ的な
音だけで感情を生み出すことを行っている。

これは本サークルのナツトリップのイントロから芽を出しはじめ
イルミラージュ・ソーダで結実し
その後も春溶 miona afterなどで断片的に語られてきたことだ。

Baby blueはそれらと同じく
ASMRという表現技法から一歩進んだ……
誤解を恐れずに言うなら脳への刺激ではなく、感情への刺激に近い。

今作はASMRを聴いているというより
音楽を聴いている感覚に近い。

第0話からヒロインの早乙女朱花はあなたに語りかける。
目の前にいるのではなく
そばにいないあなたへ詩を歌うように。

彼女の声から生まれる感情は
あなたを優しい気持ちにさせてくれる。そして少し、こわくもある。
ただそれは、未来へのちょっとした不安であって
過去の後悔ではないのだと感じた。

私はさっそくこの声に恋をした。稗田寧々氏の
第1話の物とはまた違った、夢の中のような声の響きに。

さて、第1話でさっそく面白いのは
視点が扉を挟んであなた→朱花→あなたとなるところだ。
これは視点固定で描くASMRのセオリーから外れているのだが
だからこそ面白い。
朱花があなたを待ち遠しく思っているのが伝わってくるし
そこから描かれる音が、あなたの感情ということも分かる。

彼女の声を聴いていると優しい気持ちになるし
そこから溢れるサウンドが、私の心を表しているようにも感じる。

現実には存在しない音が
現実を補強するのは面白い体験だ。
フィクションだからこそのリアルは
これこそ百合音声作品に求めていたもので
すとんと腑に落ちたようだった。

聴いた当初、小難しい印象を抱いたBaby blue。
しかし、早乙女朱花とあなたの日常を
どこまでも純粋に描いたからこその音の数々であり
あなたにはエモさを感じる心さえあればいい。

もし、彼女の声にいざなわれたのなら
そのまま手を引かれてみませんか?

不規則に響き渡る音色と惹かれる世界観が魅力的なイイロ様の楽曲。今回の作品のタイトルは、「おつりのうた」。他のバージョンもある内の、(白)を購入させていただきました。タイトルにもあるようにテーマは、「おつり」なのでしょうか。そこに焦点をあてていらっしゃるところにセンスを感じます。今回の楽曲では「ピアノ」や「ドラム」の音色が合わさった曲となっております。楽器の音色を存分に楽しむことの出来る、素敵な一曲でした。

不規則に響き渡る音色と惹かれる世界観が魅力的なイイロ様の楽曲。今回の作品のタイトルは、「青柳連山」。なんだか「中華」な雰囲気を感じさせるような、実際に存在する山なのか、どのような意味なのかが気になるタイトルと、サムネイルの抽象的な魚とぐるぐるとしたうずまきのようなデザインに惹かれて購入させていただきました。今回の楽曲は、説明にもあったような悲しさ、切なさのようなものを感じられるような、しっとりとした一曲。落ち着いていて、癒されたいときに聴きたくなります。

とても可愛らしい絵柄で描かれる変態の暴走劇。
暑さで頭をやられたヒ◯ミが仲間達のパンツをコレクションしていく話です。
いや話と言ってもストーリーとかありません。
山なし、オチなし、意味なし。
とにかくネタを詰めるだけ詰め込んだ、古き正しき二次創作です。
それでも絵柄の可愛さでなんか凄くいいもの見た感じになります。
18禁ではありませんが、すさまじく描き込まれたパンツのデザインは喝采を贈りたくなるクオリティ。
「ああ、この娘がこんなパンツ履いてたんだな…」と股間が熱くなりました。

「ヒ◯ミがこんな変態なわけあるか!」とキャラ崩壊を気にされる貴方。
この娘は元々ゆるキャラの為に授業サボって暗黒街へ乗り込み、友達と青春するために盗んだ戦車(公用車)で走り出す女です。
最初から補習授業部の一番ヤベーやつなので安心してください。
考えるな、感じろ。