最新鑒賞

ラスバレASMRシリーズ一柳隊の最後を飾る雨嘉編。お菓子作りや定番の耳かきなどでのやり取りが聴いていて楽しいのは勿論、前作の神琳への手紙の返事を書いたりと神雨好きとしても必聴の作品です。ラスバレASMRシリーズ(百合ヶ丘の他のリリィ、ヘルヴォル、グラン・エプレなど)が今後も続くことに期待を込めて星5評価とさせていただきます!

前作が最高な出来だった為、続いて購入。没入感が強く確かにその場に自分が在ると感じられます。シナリオとしては、休みの日の車掌さんと、温泉宿で時間を過ごすというもので、前作から続く奇妙なこの関係の心地よい空気が確かに癒しを与えてくれます。声優さん、SE、シナリオ、様々な点において総じてクオリティが高く、繰り返し何度聴いても飽きを感じさせないです。
更なる続編を聴きたいと心から思います。

追憶シリーズ2作目!
未来への希望を感じさせる結末を描いた前作、今作もまた甘く切ないテイストは踏襲しつつも独自の展開を切り開く!

作中の冬ちゃんはあらゆる挙動が可愛く健気で甘やかで幸せいっぱいな表情をこれでもかと見せてくれます。
先輩とのお茶目な応酬はありし日の幸せな日常を肉付けして確かな存在感を感じさせます。
聴いているだけで作品世界の情景が目に浮かぶこと間違いなしです。

故にこそ覆ることのない現実の残酷さに切なくなるのですが…

シナリオの展開は当初自分が漠然と想い描いた救いの形ではなかったけれど寧ろそれで良かった思えます。この作品は間違いなく『2人にとってのハッピーエンド』な物語として見事に仕上がっています。

話は変わって
……いやCVの石見さんの演技が迫真過ぎる!!!!!
ほんわかした幸せシーンも破壊力えげつないが感情を爆発させる場面では聴いている側が強制的に意識を惹きつけられる情念を声に乗せてきて震える羽目になりました…声優さんすごい(語彙力喪失)…
シナリオも素晴らしい物でしたがそこにこの演技!作品の独特の雰囲気と相まって文句なしにおススメの名作です。
10日間限定特典が非っ常～に豪華なので早めに購入することを勧めますw

基本的に恐怖系専門みたいなBGM集です。BGMとして普通に聴けるなと最初は思ったのですが、これがゲーム内で恐ろしい場面に遭遇した時に怖がらずにいられるかな?と思いましたね。夜中に同人ゲームをするときがあるのですが結構ビビりなのでこのようなBGMを聴くと怖さが増すと思います。
ヤンデレ場面やホラーの場面ではまた使い方が違うと思うので使い分けて使用してみてください。

愛すべきお兄様たち

いやぁ… まさか普通の乙女ゲームですら今どきここまでキャスティングできないので脱帽しました。公式サイトの影四郎兄さんの生い立ちも色々と沸るものがありましたね。某映画で関さんの声にやられてましたが、それと同じような声音で色々と囁かれ、重い愛情を受け止めました。どうあがいてもこの屋敷からは出ることはなさそうです。

二人の初対面がとにかく最悪。
杏里くんは16歳の高1。
紹介イラストをご覧ください。
いるよね、こういう男子。

いきってるので、父親の再婚相手(ヒロインの母)にもヒロインにも無礼千万です。
可愛くないってヒロインに言われ、キレて口から出たのが「ブース!ブース!」ですよ?
悪口のレパートリー少なっ!!小学生か(笑)

でもね、これは彼の精一杯の抵抗であり、心の鎧。
仕事で帰りが遅い父親に寂しいなんて言えず、一生懸命に心を武装させて耐えてきた。
そこにポンと現れた継母と年上の女の子に心が乱れるのは当然の事。
初めて口にする「姉さん」という言葉にもどうしていいかわからない様子。

最初はキャンキャン吠えて威嚇していたくせに、一度シッポを振ったら止まらない。
「姉さん」と呼びかける声がどんどん柔らかくなっていき、次第に独占欲をはらむような響きに･･･。

ヒロインも突然同じ年頃の男の子と一つ屋根の下で意識しないわけがないよね。私には無理よ･･･
ヒロインが距離を置こうとするのもわかる。

ヒロインの部屋での映画鑑賞。
恋人同士でしかしないよ、あんな座り方･･･。あの体勢で最後まで観るなんて絶対両想いじゃん!甘酸っぱ!!

その後は当然ドキドキする展開になるけど、そこはヒロインの理性が働き未遂に。
でもそれをきっかけに杏里くんが(ある意味)グレる。
しかもそれが何というか、極端なんだわ･･･(遠い目)

自業自得の末に危なくなったところをヒロインのファインプレーで助けられ、杏里くんの溢れた想いが切なくてウルウルしました。
さすがにラストの展開は予想できなかったです。

清野雄基さん演じる杏里くんが可愛いかった!
強がったり、ふて腐れたり、コロコロ変わる男子高生を見事に演じていらっしゃる。
さすがに「ブスブス」言われ過ぎてショボンとなりましたけど(笑)

ステップファミリーゆえのムズキュンストーリーでした。
ありがとうがとうございました。