闇を抱えた嫉妬深い女の子が想い人を独り占めするために奮闘する。
二番目のカノジョでいいなどと都合の良いことを言っておきながら、実際には桐島(リスナー)を誰にも渡したくないという強い独占欲をまるで隠せていないところが可愛い。特に、桐島にとっての本命である橘に後れを取っていることを知った早坂が、桐島との不健全な関係を第三者に暴露しようとする様子が恐ろしくてゾクゾクした。自身と桐島を繋ぎ止めるためなら世間体など気にしないという覚悟の決まった危険な恋心がまさにヤンデレという感じで魅力的である。また、機嫌が悪くなると露骨に声色が変わって場の雰囲気が一気に凍りつくシーン(トラック3)では、高橋李依さんの演技力の高さが際立っていて素晴らしかった。
激重美少女によるしっとりとしたアプローチを体験したい人にオススメ。
巫女さんの清楚で優しくて、丁寧なイメージに合った石見さんのお声で癒され、聴いていて思わず笑顔になってしまうような甘々な空間で幸せいっぱいのひと時でした。
状況に合わせたコミカルなSEで笑いを誘われる良い雰囲気から始まり、恋人同士の距離感で落ち着く囁かれながらの耳かき、希望に満ちた将来のことを想像する明るい未来の話と、トラックごとに違う感情になれて聴き始めたらあっという間でした。
追加のトラックでは攻めた内容のお風呂場シーンで、響く声や水場を歩く足音にドキドキしっぱなしでした。
前作を聴いていなくても楽しめますが、前作では付き合うことになるきっかけや2人の思い出などが語られていて、より作品に入り込めて楽しめると思うので前作も聴いていただきたいです。
値段的には他の作品と比べ少し高いですけど、ボリュームたっぷりの内容でおすすめの作品です!
まずこの作品は原作ありきな部分があるので原作を知ってるとより楽しめます。
ただ、知らなくてもあらすじくらい知ってれば十分楽しめます
かく言う私はコミックス読者で原作は未読です
その為なのか若干キャラクターが違うように感じました
コミックスで読んでる限りまだヤンデレ感はなかったので今後こんな感じになっていくのかと思うと楽しみが増えましたね
さて、当作品ですがASMRというよりはバイノーラルボイスドラマです。
主人公が桐島くん(本編の主人公)で名前もガッツリ言われまくります。
没入感はそこそこと言った感じです。
ただ、りえりーのヤンデレボイスは家名はないただのハーフエルフの女の子が作中一瞬見せたように神がかってます
私が負けヒロインが好きになりがちと言うのもありそうですが、率直に言ってめちゃくちゃ癖に刺さりました。
また、ASMR要素として囁きや吐息がありますが、ここのクオリティはめちゃくちゃ高いです。
総括するとりえりーが好き、ヤンデレ(健全)が好き、原作が好き。これらに引っかかる人は買って損はしないです