■あらすじ
「触れても、いいか」――濃霧で全便が欠航した離島の空港。灯りが区画ごとに落ちていく待機室で、滑走路の誘導灯が立てるジー音だけを聞きながら、十六上の管制官の掌が、冷えきったわたしを朝まで解いていった。
離島特集の取材で三日を過ごした旅行誌記者の詩緒。帰る日、島は乳色の濃霧に沈み、全便が欠航になる。連絡船も出ず、宿は釣り客で満室。ターミナルに残ることを許してくれたのは、島に赴任して八年になる年上の管制官・和泉だけだった。夜間の節電で照明は区画ごとに落ち、空調も止まり、霧の湿気が容赦なく体温を奪っていく。備品の防寒ジャンパーを肩に掛け、氷のような指を掌で包んだ彼が、そのつど手を止めて「触れても、いいか」と確かめた。誘導灯の低いジー音と、管制無線の定時交信しか聞こえない待機室。十六も年の離れた男の、加減を知った手つきに、詩緒は声を殺しきれず幾度も昇りつめ、明け方までに何度も最奥へ種を注がれた。霧が晴れ、始発便が飛び立つ直前、保安検査の手前で振り返った詩緒に、和泉は声を出さずに口だけを動かした。「また、島へ来い」。一月後、刷り上がった号を三冊抱えて桟橋に降りた詩緒を、和泉はやはり迎えに来ていた。
離島特集の取材で三日を過ごした旅行誌記者の詩緒。帰る日、島は乳色の濃霧に沈み、全便が欠航になる。連絡船も出ず、宿は釣り客で満室。ターミナルに残ることを許してくれたのは、島に赴任して八年になる年上の管制官・和泉だけだった。夜間の節電で照明は区画ごとに落ち、空調も止まり、霧の湿気が容赦なく体温を奪っていく。備品の防寒ジャンパーを肩に掛け、氷のような指を掌で包んだ彼が、そのつど手を止めて「触れても、いいか」と確かめた。誘導灯の低いジー音と、管制無線の定時交信しか聞こえない待機室。十六も年の離れた男の、加減を知った手つきに、詩緒は声を殺しきれず幾度も昇りつめ、明け方までに何度も最奥へ種を注がれた。霧が晴れ、始発便が飛び立つ直前、保安検査の手前で振り返った詩緒に、和泉は声を出さずに口だけを動かした。「また、島へ来い」。一月後、刷り上がった号を三冊抱えて桟橋に降りた詩緒を、和泉はやはり迎えに来ていた。
■ジャンル
純愛/溺愛/中出し/種付け/密室/缶詰/年上攻め/歳の差
■登場人物
■鷺沢 詩緒(さぎさわ しお)/28歳――ヒロイン・視点人物。旅行誌の女性記者(28・受け・視点・成人)。離島特集の取材で島に渡り、濃霧で帰れなくなる。
■和泉 克典(いずみ かつのり)/44歳――島に赴任して八年の年上の航空管制官(44・攻め)。無口だが判断が速く、加減を知っている。全員成人。
■和泉 克典(いずみ かつのり)/44歳――島に赴任して八年の年上の航空管制官(44・攻め)。無口だが判断が速く、加減を知っている。全員成人。
■ページ数
全54ページ
■ご注意
・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。
・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
一部手作業の調整を加えています。
・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。
・本作はフィクションであり、登場する人物・団体・施設はすべて架空のものです。登場する性行為はすべて成人(18歳以上)による合意のうえのものです。
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一部手作業の調整を加えています。
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