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販売日 | 2023年06月11日 |
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シリーズ名 | 日本の特別地域 |
年齢指定 |
全年齢
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作品形式 | |
ファイル形式 |
コミックビューア(ブラウザ専用)
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ページ数 | 148 |
ジャンル |
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この作品はブラウザ視聴(コミックビューア)作品です。 [ コミックビューアについて ]
作品内容
「畿内」という呼称がある。
昔から都と都に近い京都南部、奈良・大阪のほぼ全域、兵庫南東部は古くから「畿内」と呼ばれ、
日本を代表する大都市圏に位置付けられてきた。
ところが、滋賀は京都のすぐお隣なのに「畿内」に含まれていないのだ。
滋賀といったら、古代には都(大津京)が設けられ、「近江を制するものは天下を制す」といわれたほどの要衝の地。
にもかかわらず、まるで関西からハブられているような哀しさ……。
滋賀が目立たない要因は「通過県」という地域性にもある。
人の往来が活発で、当地に留まらずに通り過ぎてしまう「畿内の窓口」だった土地柄。
有名な近江商人にしても積極的に外に出ていって活躍している。
人の通過県にして流出県でもあるから、どうしても印象は薄くなってしまいがちだ。
ところが近年の滋賀には劇的な変化が起きている。
農業県から工業県へのシフトチェンジに成功し、人が流入する県に生まれ変わったのだ。
意外な発展による劇的で大規模な変化は、滋賀の根本(伝統)を揺るがす危険性をはらんでいるかもしれない。
そうした県内の現状を踏まえ、滋賀の将来が「三方よし」となれるか否か、本書で探っていきたいと思う。