作品内容
「俺たちは誰も祝福などされていない 生きることは ただの呪いだ」
遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。
死んだ祖父が少年に遺したペットは皆に疎まれるキメラ動物だった――「魔女の語る森」41P。
音喜多の相棒・雪晴、その少年時代そして二人が出会うまで――「烏(からす)を屠(ほふ)る旅」91P。
2編を収録。
アフタヌーン掲載後単行本未収録だった「魔女の語る森」、描き下ろし長編「烏を屠る旅」
作者私家版として、3年半ぶりの続刊!