作品内容
良平は親友・政信の妹かつみと再婚をし、太平とミズナには新しい母親ができることになった。
一家は幸せなひと時を過ごしていた。しかし人生は何故、順風満帆に行かないのか…。
冬のある夜、良平とかつみが留守中、良平の家が火事になり全焼してしまうのであった…。
事件の晩、沓沢先生に呼び出された良平は、《家族》というものについて、
そして良平の卑屈な心について一喝されるのであった。
心に響く沓沢先生の言葉を胸にしかと受けとめ、良平は新しい家を建てるため、自ら設計を始める。
この家こそ、豪雪地帯に変化をもたらす《新発想の家》だ。
火事をきっかけに一家はますます絆を深めていくのであった。
今日の日本の農業をテーマに、社会問題、環境問題まで鋭く切り込んだ
ヒューマンドラマの傑作《おらが村》新シリーズ、最終巻(全4巻)!