「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する

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「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する [SBクリエイティブ]
販売日 2024年08月10日
シリーズ名 「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
ノベルビューア(ブラウザ専用)
ジャンル

作品内容

自閉スペクトラム症、ADHD……

診断名よりも大切なこと



診断名はあくまでもその子の一部にしか過ぎません。「自閉スペクトラム症のAくん」「注意欠如・多動症(ADHD)のBちゃん」といった視点よりも、大切なのは、その子の目線にまで達して、気持ちを想像してみること。本書では、「発達障害」と診断される可能性のある子どもたち12のストーリーを例に、その子の気持ちを想像し、困っていることを探り、「仮の理解」を行う過程を解説。わが子の「不可解」な行動に、悩める親や支援者を応援する一冊です。



【「はじめに」より】

この本は、わが子の育ちを心配する保護者の方々に手に取ってもらえたら、読んでいただけたら、という思いで作りました。

すでに、発達障害について解説する本は、たくさん書店に並んでいます。飽和状態に近いと思っています。

その中で本書は、もしかしたら、わが子には「発達障害」という診断が付くのではないだろうか、あるいは周囲からの指摘に、思い悩み、漠然とした「不安」を抱えた保護者の方々に読んでいただけら、という思いで作りました。

<中略>

診察室では、時間もいただけますし、出会いを重ねることもできます。そして実際の診察室での話は、これ以上に生活状況は錯綜し、複雑になっているものです。なかなかきれいには収束しません。

でも、だからこそ、僕たちは日々の臨床で試行錯誤し続けます。

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