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著者 | 中込正樹 |
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出版社名 | 講談社 フォローする |
レーベル | 創文社オンデマンド叢書 |
販売日 | 2024年05月17日 |
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シリーズ名 | 都市と地域の経済理論 空間的市場群の分析 |
年齢指定 |
全年齢
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作品形式 | |
ファイル形式 |
コミックビューア(ブラウザ専用)
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ページ数 | 328 |
ジャンル |
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作品内容
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【内容紹介・目次・著者略歴】
空間的市場群の分析 国境を越えた広域的な階層的市場構造の分析により、産業空洞化、市場間分業、流通構造の変化等を統一的に解明する。
はじめに
序
I 空間的市場群の基礎理論
1 競争市場と不完全競争市場
1.1 サミュエルソン的接近とホテリング的接近を超えて
1.2 競争と不完全競争のモデル
1.3 市場地域の半径と賃金格差の決定
1.4 階層的市場群の競争と代替関係
2 市場群の構造と均衡の変化
2.1 市場間の代替関係と補完関係
2.2 理論モデルの拡張
2.3 財市場と労働市場の空間的経済モデル
2.4 短期均衡の決定とその変化
2.5 新規参入企業と長期均衡
I:付論 市場地域の経済理論(展望)
1 一般均衡理論と空間的競争理論 2 サロップモデルの検討 3 独占的競争と空間的推測変動 4 逐次的参入,立地の非移動性および純利潤 5 規模の経済と流通の市場均衡
II 空間的市場群の内部構造
3 近代的部門と伝統的部門
3.1 ハリス=トダロ型モデルを超えて
3.2 発展途上地域の階層的経済モデル
3.3 伝統的部門の経済構造
3.4 階層的市場構造と経済発展
4 空間的市場群における製品差別化分業
4.1 階層的市場構造と財の多様性
4.2 競争的構造の格差と製品差別化分業
4.3 地域経済圏の成長と製品差別化分業
4.4 産業空洞化と経済政策
5 空間的市場群における工程間分業
5.1 地域的分業形態の新たなる展開
5.2 地域経済圏と垂直的工程間分業
5.3 水平的工程間分業と範囲の経済
5.4 水平的工程間分業と現地下請けシステムの形成
III 流通,貿易,および空間的市場群間の競争
6 流通と空間的市場群相互の国際競争
6.1 市場群相互の競争と貿易
6.2 市場群相互の貿易と流通を含む均衡決定
6.3 貿易の拡大による均衡変化と消費者の利益
6.4 国際貿易と財の多様性(付論)
7 輸入障壁,為替変動,および階層的流通市場構造
7.1 流通径路間の競争と垂直的取引制限
7.2 国際貿易における輸入障壁と流通の垂直的取引制限
7.3 為替レートの変動と階層的流通市場構造
III:付論 流通の経済学(展望) 空間的アプローチを中心として
1 垂直的外部性と垂直的取引制限 2 ブランド内競争,不確実性,および垂直的取引制限 3 流通費用,規模の経済,および情報と垂直的取引制限 4 残された問題として 流通における「対抗力」
参考文献
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中込 正樹
1950年生まれ。経済学者。青山学院大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。専門は、行動経済学。
著書に、『意味と人間知性の民俗認知経済学』『経済学の新しい認知科学的基礎』 『事業再生のマクロ経済学』 『意味世界のマクロ経済学』 『フラクタル社会の経済学』 『都市と地域の経済理論』『不均衡理論と経済政策』などがある。