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著者 | 浅見洋二 |
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出版社名 | 講談社 フォローする |
レーベル | 創文社オンデマンド叢書 |
販売日 | 2024年05月17日 |
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シリーズ名 | 中国の詩学認識 中世から近世への転換 |
年齢指定 |
全年齢
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作品形式 | |
ファイル形式 |
コミックビューア(ブラウザ専用)
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ページ数 | 758 |
ジャンル |
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作品内容
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【内容紹介・目次・著者略歴】
「中国詩学における唐宋変革」をテーマに掲げ、六朝・唐代より宋代に至る詩学認識、すなわち詩についての学問・認識の諸相を多角的に考察する。絵画や歴史記述といった異質なジャンルとの比較を行うとともに、文学作品のみならず、詩話、筆記、題跋、詩文集の序、更には歴史書や思想書などの文献を幅広く検討することで、長期に渡る全体的な転換過程を解明。作品論・作者論を主体とする従来の研究の枠組みを超えて、作品と読者の関係に焦点を当て、「いかに読まれたか」という受容論的視点から文学を論じた問題作。
【目次より】
序言 研究の視点・方法
資料の引用について
第一部 詩における風景と絵画
第一章 「天開図画」の系譜 六朝より宋代に至る風景認識
第二章 閏房の中の山水、あるいは瀟湘について 晩唐五代詞における風景と絵画
はじめに
第二部 詩と絵画
第一章 「詩中有画」をめぐって 宋代における詩と絵画
第二章 「詩中有画」と「宛然在目」 六朝・唐代における詩と絵画
第三章 「詩中有画」と「著壁成絵」 詩画同質論の唐宋変革
第三部 詩と現実
第一章 距離と想像 詩とメディア、メディアとしての詩
第二章 「形似」の変容 言葉と物の関係から見た宋詩の日常性
第三章 標題の詩学 宋代の「著題」論とその系譜
第四部 詩と歴史、詩と作者
第一章 文学の歴史学 宋代における詩人年譜、編年詩文集、そして「詩史」説
第二章 詩と「本事」、「本意」、ならびに「詩識」〓 作品の受容・読解過程におけるテクストとコンテクスト
第三章 作者の夢、読者の夢 宋代における詩の解釈学
第四章 「焚棄」と「改定」 宋代における別集の編纂あるいは定本の制定
第五部 詩における〈内部〉と〈外部〉、〈自己〉と〈他者〉
第一章 詩はどこから来るのか、それは誰のものか
第二章 「夢中得句」をめぐって
第三章 詩を拾得するということ、ならびに詩本、詩材、詩料 楊万里、陸滸を中心に
第四章 「売詩」、「売文」ということ
結語 詩的言語をめぐって
あとがき
初出一覧
引用書目
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浅見 洋二
1960年生まれ。中国文学者。大阪大学大学院文学研究科教授。東北大学大学院文学研究科博士課程中途退学。文学博士(京都大学)。
著書に、『中国の詩学認識』『皇帝のいる文学史 中国文学概説』(共著)『中国宋代文学の圏域』など、
訳書に、『文選 詩篇(全六冊)』(共訳著)などがある。