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著者 | 実川敏夫 |
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出版社名 | 講談社 フォローする |
レーベル | 創文社オンデマンド叢書 |
販売日 | 2024年05月17日 |
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シリーズ名 | メルロ=ポンティ 超越の根源相 |
年齢指定 |
全年齢
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作品形式 | |
ファイル形式 |
コミックビューア(ブラウザ専用)
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ページ数 | 336 |
ジャンル |
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作品内容
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【内容紹介・目次・著者略歴】
メルロ=ポンティにとって比類のない問題とは、存在論的・価値論的変革者としての「超越概念の変革」であった。古典的優越の相対化・ニヒリズムの超克という問題提起を試みる、通念に囚われない新たなメルロ=ポンティ解読。『知覚の現象学』刊行から半世紀以上、夥しい研究が蓄積されたが、著書によればこれら半世紀に及ぶ研究の歴史は、根本的な誤解と無理解の歴史であった。その根本的な誤解とは彼の思想を現象と存在、一元論と二元論といった古典的な枠組みに嵌め込もうとすることであり、無理解とは彼の哲学の核心である〈超越の根源相〉を掴めていないことである。メルロ=ポンティにとって真の問題とは〈超越概念の変革〉であったことを示すことにより、古典的超越の相対化(ニヒリズムの超克)という問題提起を試みた第一級の業績。
【目次より】
書名略号一覧
序論
第1章 メルロ=ポンティは読まれているか
序
第1節 知覚の優位性
第2節 一種の永遠
第3節 実りある矛盾
第4節 存在論的偶然性
第5節 生きられる独我論
第2章 メルロ=ポンティ自身はどう読むか
序
第1節 メルロ=ポンティの読解論
第2節 アランと「幾何学以前」
第3節 ラシエーズ・レイと「メノンの問い」
第4節 ラヴェルと「表現の問題」
第3章 メルロ=ポンティをどう読むべきか
序
第1節 メルロ=ポンティの〈自己批判〉
第2節 現象学の現象学
第3節 デュフレンヌによる読解
第4節 マリオンによる論及
第4章 区別か結合か
序
第1節 デカルトにおける観想と実践
第2節 区別による統一
第3節 メルロ=ポンティと創造的実践
第4節 超越による結合
第5節 価値論的変革
あとがき
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実川 敏夫
哲学者。首都大学東京教授。東京都立大学卒業、同大学院修士課程修了。文学博士(京都大学)。
著書に、『メルロ=ポンティ 超越の根源相』『存在と主観性』などがある。