トマス・アクィナスの知性論

  • トマス・アクィナスの知性論 [講談社]
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トマス・アクィナスの知性論 [講談社]
販売日 2024年05月17日
シリーズ名 トマス・アクィナスの知性論
年齢指定
全年齢
作品形式
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コミックビューア(ブラウザ専用)
ページ数 382
ジャンル

作品内容

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【内容紹介・目次・著者略歴】
トマスの知性論の特徴である、能動知性の内在の提唱、人間知性としての可能知性の非質量性の提唱に注意を向け、トマス哲学における人間知性の問題を考察する。アヴェロエス主義やアリストテレス的認識を批判し、中世独自の認識論を展開したトマスの知性論を分析する。

【目次より】

第一章 真理認識に対する欲求と節度 “naturaliter scire desiderant”の解釈
第二章 『エチカ注解』におけるアヴェロエス説批判
第三章 『デ・アニマ注解』における可能知性の問題
第四章 可能知性単一説に対する論駁
第五章 『存在しているものと本質』序文における《エッセ》の認識
第六章 本質の二義性と知性の《エッセ》
第七章 認識者としての魂の《エッセ》
第八章 魂の不死に関するトマス説とカエタヌス説
第九章 生命を与える魂 存在を与える形相 “Vivere viventibus est esse”の解釈
第十章 第四の道と『存在しているものと本質』
第十一章 第一に認識されるもの
第十二章 トマスのイデア論 神の観念としてのイデア
第十三章 トマス哲学における能動知性の問題
第十四章 トマスの知性論における存在認識
あとがき

文献表
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水田 英実
1946年生まれ。西洋中世哲学研究者。広島大学名誉教授。
京都大学文学部哲学科卒、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。
著書に、『トマス・アクィナスの知性論』
『中世ヨーロッパの時空間移動』(共著)『中世ヨーロッパにおける排除と寛容』(共著)『中世ヨーロッパにおける死と生』(共著)『中世ヨーロッパにおける女と男』(共著)『中世ヨーロッパにおける笑い』(共著)『中世ヨーロッパにおける伝統と刷新』(共著)『中世ヨーロッパの祝宴』(共著)などがある。

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