僧侶と海商たちの東シナ海

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僧侶と海商たちの東シナ海 [講談社]
著者 榎本渉
出版社名 講談社 フォローする
レーベル 講談社学術文庫
販売日 2024年05月17日
シリーズ名 僧侶と海商たちの東シナ海
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
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ジャンル

作品内容

「894年遣唐使廃止」は日本を変える出来事ではなかった。
列島を取り巻く大海原をたくましく乗り越え、「外」と日本を繋ぎ続ける人たちがいた―

利を求め海を闊歩する海商たちと、
彼らの助けを得て、最新の知識を求めて大陸へ渡ろうとする僧侶たち。
多くの記録を史料に残した僧たちの足跡を辿ることで、海域交流の実相に迫り、歴史世界としての東シナ海を描き出す!

[本書の内容]
序章 中世日本と東シナ海
第1章 「遣唐使以後」へ
 最後の遣唐使、出発 
 海商の登場 
 「遣唐使以後」の入唐僧たち 
第2章 古代から中世へ
 平安王朝の対外政策 
 帰国しなかった僧たち 
 密航僧の出現 
第3章 大陸へ殺到する僧たち
「中世」の始まり 
 日宋仏教界をつないだ人脈―入宋僧円爾 
 日元関係の波紋と仏教交流―入元僧龍山徳見 
第4章 「遣明使の時代」へ
 混乱の海、統制の海
 仏教交流の変質 
補章 遣明使の後に続いたもの

※本書は2010年に講談社選書メチエより刊行された『 選書日本中世史4 僧侶と海商たちの東シナ海』を原本とし、改訂を加え補章を付して文庫化したものです。

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