ユーリーさんのレビュー一覧

表紙からは遂にルフィ対黄猿かと思ったがメインは後半、くまの過去編。出生から革命軍に入り、海賊七武海となった経緯について明かされます。奴隷、革命、国王、そして父親としての意外過ぎる素顔。特に娘ボニーを助けるための条件を聞いたくまの反応が印象的だった。これが子を思う親の愛か。
単行本コーナーではモルガンズについて一部明かされますが結果的に謎が増えたようでもあり気になることがまた一つ。

レヴィとルマジュールの関係が好き。二人のやり取りからレヴィのキャラクターを掘り下げるというのも上手い。特にヤクについての考え方がカッコいい。二人とも好きになっていく。ダッチについては今の段階ではまだ触れられず。気になるが今後に期待。今巻では大人しいと思っていたロックはカジノでの張との会話が見どころ。改めてロックのスタンスを確認し、そして何を見ているのか、見ようとしているのか。次巻が待ち遠しい。

百合ハーレムものですが登場人物たちによる受け責めのバランスが上手い。主人公が常に受け身ではなくさり気ない責めや無意識的な責めで仲を深めていく過程が面白い。それゆえ周りもガツガツ来るタイプだけでなく受け身なキャラも活きて来る。同室の先輩が傍若無人な身勝手キャラかと思いきや実は真面目で将来のことも真剣に考えていたりと良いギャップで好き。学生だけでなく教授も攻略対象で心理学科というのあり良い感じに弄ばれつつ反撃していたり。この恋の選択肢にどう答えを出すのか楽しみ。

恋の願いを叶える話。かと思いきやターゲットの女の子に対してドキドキしてしまうキューピット達が楽しい。相手が弓道少女ということで何故か弓の手ほどきを受けたりも。他のキャラがサキュバスとこっくりさんという上手いこと恋愛に絡めつつタイプの異なるモチーフを選んでいるのが良く、キャラも立っている。4コマの終わりにアオリ文の様な一文が添えられているのも地味に好き。ターゲットの子との仲が深まっていくがどういう関係に進んでいくのか気になる。

バスケ部の話ですがあまりバスケはしておらず緩い日常系。主人公が親友に振り回される展開がコミカルで良いのですが、バスケ部に誘っておきながらまさかいきなり退部してマネージャーになるとは思わなかった。メイドカフェに行く話が好き。なぜかみんなでメイド服を着る流れになり3コマ分使ったメイド姿が描かれています。髪型や髪色が似ていて4コマ漫画では若干見分けがつきにくい部分が惜しい。せっかくバスケ漫画だし次巻ではバスケ描写が増えていることに期待。

普段の音無が容赦なさ過ぎて面白い。秘密を握っているのはお互い様な筈なのに強気でいいキャラしている。同じ事務所のライバルアイドルがTENを探して転校してくる展開が良い。まりあがアイドルオタクを隠しているのと同様に音無もTENである事を更に隠さなければならなくなったところが面白い。TENが少しずつまりあに対する意識に変化があり、押し変する事を想像してイラっとする自身に疑問を抱くシーンが好き。

義理の姉妹が仲良くわちゃわちゃしているお手本のような日常系。親の再婚ではなく姉の旦那の妹という創作では何故か珍しい関係。そして義妹からのラブがかなり強い。暑いから一日お風呂で過ごす話が好き。不思議とエッチには感じず仲の良さが伝わる。バスタオルが足りなくなって二人で1枚のタオルを使う絵が好き。クラスメイト姉妹も含めキャラのクセが適度に抑えられているのが良い。平和だけど不思議と飽きない作品。

奈々子さんの世話焼き属性が強過ぎる。しろくま先生がかなりのズボラですが奈々子さんがそれ以上にお世話してくれる。全く嫌そうにしていないのが怖いくらいいい人。エロ漫画家という職業を隠していたが妹の登場を切っ掛けにバレてしまう展開が好き。それに対する奈々子さんのリアクションがかわいい。作中に女の子しか出てきませんが奈々子さんはあくまで人妻なので百合を期待する人は注意を。

姉のシスコンっぷりが下着の匂いを嗅ぐレベルでなかなか凄まじく、それでいて妹の方もそれを気にしないという余計にヤバいキャラが面白い。母親が姉のシスコンを心配する展開から、まさかの母親まで濃いキャラを持っており、登場人物軒並みイカれた百合コメと化していきます。姉の友人と妹の後輩も話に絡んできますが、そこに意外な関係性もありますます面白くなりそう。

めぐるがクールな無表情キャラでいながら姉妹契約を持ちかけて姉に甘えるというギャップが効いていて良いキャラしている。実の姉との関係という謎を抱えているのも内心が読めないミステリアスさが魅力的。めぐる苦手なブロッコリーを香沙音に食べさせた後のフォークにこっそりキスするシーンが好き。姉というものに対する気持ちの大きさが窺い知れる。香沙音の妄想シーンがコミカルで面白い。妄想なのにちゃんと現実的、しかし実際めぐるはどう思っているのかが気になる。