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第三騎士団所属のアレシュと今代聖女の優愛のやりとりがメインな回でした。

アレシュが育ってきた環境や彼の人となりについて、
色々明らかになったのも勿論面白かったですが、
個人的には特にアレシュが遂に「社畜」という概念を知ってしまったシーンが興味深かったですね。

社畜の定義を改めて文字に起こすと、中々に面白いことになっていて笑いました。

主人公たちが働く王宮経理課がどうして裏で「横流し課」と噂されているのか、理由が明らかになりましたね。

どうやら、王宮経理課は「横流し課」というあだ名通り、経理課とは名ばかりの組織であり、貴族や有力者がただ国税を私利私欲に扱いやすいように作られたものらしいんですね。

主人公による改革、早急に始まると良いですね。

「聖女」という役割に乗り気になっている優愛にとある忠告をした主人公。

しかし、言い方が少しキツかったのか、優愛にはその真意が伝わらず、彼女を怒らせてしまうのでした。

そんな不運に見舞われた主人公でしたが、トラブルはまだまだ終わらないという感じ…!

何と、優愛への忠告の件で宰相に目を付けられてしまったようなんですね。

見逃せない展開が続きます。

前回終盤、今代の聖女である優愛に呼ばれ彼女と再会を果たした主人公。

序盤は優愛の近くにユーリウスとアレシュがガッツリ控えていたことから彼女とまともに話せなかった主人公でしたが、
終盤に漸く話すチャンスを得られるのでした。

しかし、いざ聖女関連のことで彼が忠告しても、優愛の心には全く響かないという感じ…

周りに利用されていることに気付かない優愛…
これから彼女の身に何か不穏な出来事が起きそうで怖いですね。

The second volume of the not-so-erotic version of one of the more exciting erotic series to release in recent years. It continues following up on the story of Imaizumi enjoying life with 3 hot gals from his high-school class.

Better yet, in-between getting caught by a family member in the middle of a somewhat embarrasing situation, and passing the time together during an extremely hot summer day, is more of the beautiful character and relationship development that make this companion series so great to read, showing more of both the motivations for some of the gals and for Imaizumi himself while building them into more realized characters beyond how in particular they help excite the reader.

Definitely worth your time and money.

何らかの才能がある者は、一気に成長していくのが普通です。
一を知って十を知る、成長速度的にはこんな感じかもしれません。

ザックの場合は才能がありません。
剣の訓練をしたり、回復魔法や攻撃魔法の訓練をやったりと、頑張り続けることでようやく追いついているって感じです。

やっていることが凄すぎではないかと。
なんというか根性があり過ぎです。
普通の人にはこんなことはできないです。

才能がなくても努力をすれば何とかなる。
このことを教えてくれていた気がします。

ザックが学院に通っていた頃は、レオンに全く歯が立たなかったです。
傷をつけることすらできず、ただ挑んではやられるを繰り返すだけでした。
それが今では、互角の戦いを演じることができています。攻撃魔法と回復魔法を適度に使うことで、粘り強く戦えているとか。
あれから随分と成長したものだなって思いました。

レオンに泥臭いと言われていて、姫様からは美しくないと評価されていました。
それくらいで丁度いいです。
レオンに認められていること、これこそが成長した証なので。

シェラは最初から気づいていたようです。
ここに来たのがアレスではなく、ザックだったことに。
それを知りながら、アレスが魔王を倒したこと、彼が魔人に倒されたことなどを納得していました。

理由につながる話も納得できるものでした。
確かにザックは、学院で途方もないほどの努力をしていました。体格が立派になっていて、顔つきも逞しくなっているのが普通です。
勇者として相応しい姿なので、嘘だとバレるのも当然かなって思いました。

ザックがどこに行ったのか、わかるという展開を期待したいです。
これでは悲し過ぎるので。

パーティーから離れたザックは、村に帰って魔王を倒したことを報告したそうです。それから剣をアレスの両親に帰した後、国を出て旅に出たとか。

マリアはどう見てもザックに惚れています。
アレクシア姫もです。彼女に至っては、執念なのか真実に辿り着いていました。
彼女達を旅に連れていくことはできなかったんでしょうか。
この辺が残念だなって感じます。

ザックがどこに行ったのかについては不明です。
あちこちを探しているものの、全く見つからないとのこと。
意志の強さがあり過ぎるのも考えものだなって思いました。

ザックが仲間達に真実を告げています。
アレスは既にいなくなっていて、自身の名前はザックである、と。

魔王を倒して王都に戻る場面です。
その途中でこんなことを言い出しています。
私もソロンと同じで、勇者はザックだと言ってあげたい気分でした。
しかし本人の意思があまりにも強く、説得をしても聞き入れない状況です。
彼が一度こうと決めると、最後までやり通すことを知っています。
やっぱりそうなるのかって思いました。

三人は真実を誰にも伝えなかったです。
三人はそれぞれザックの友人でもあります。
墓場まで持って行くつもりなのでしょう。
彼らの気持ちが優し過ぎるからか、考えると泣けてきます。