Đánh giá mới nhất

設定そのものだけで言うと、とてもシンプルなんですが、そこから発生する物語が、とてもドラマ性に優れ、結果として予想外の展開へと膨らんでいく。こういったストーリー構成が非常に魅力的な作品だと思います。

ミステリーやサスペンスにも近い感覚で読める、なのに1話完結と言う短い中できれいにまとめると言うのが、本当に素晴らしいです。

徐々に謎が深まっていくからこそ、どこかで少しずつでも答えに至るヒントみたいのがあらわれてくるのかな、なんて思って読んでいたんですが、むしろどんどんと謎が増え、また膨らんでいくような感覚。
でも、それこそがおもしろさを掻き立てる要素となっている点が、非常に魅力的に思います。
一筋縄ではいかない、単純さとは程遠い事がこんなにも輝くと言うのは作者さんの技量の高さゆえでしょうか。

1話目の時点では、まだ割と軽く、そして浅いところまでの表現にとどまっていましたが、この2話目からは一気にディープな演出がなされるなど、どんどんと深みにはまっていくようなものに発展していきます。

そういった部分ひとつひとつに、どこか答えへの手がかりがあるんじゃないか、とか。ミステリー作品を読むような感覚で楽しみたくなる内容ですね。

前回の描かれていたのは夢で過去を見ていて、現実では目的地に近づいたからか、それとも主人公が悪夢でうなされていたからかエアクラのナビに起こされたところから始まり、数年ぶりに帰ってきた地元をエアクラで上空から一望するシーンすごくきれいに描かれていますね!
ここで義妹の日々姫ちゃんの元気な笑顔で出迎えてるのをとても可愛らしく描かれていていいですね!
地元を一望してから義妹のいる家に行き、落ち着いた会話シーンに移り変わり義妹ちゃんと他愛のない話をしていると義姉が来て主人公が帰ってきた理由を話す、ここでの会話シーンは表情を見ているだけでも楽しいのにちょっと意地悪な義姉とそれに子供らしく反応をする義妹をこんな形で見られるの最高です!
義妹の反応で気づいていてやってるの、鈍感で気づかずなのか主人公の的外れな発言に義妹の表情が想像通りの顔をしていますね。
その後に鍵をもらった部屋の掃除と片付けしているシーンになりゲームで想像していた以上に散らかっている部屋に驚いた。
掃除の片手間に義妹と話をしていてさっきまでの話を続けていて主人公の話にツッコミを入れようとした時に勢い余ってはたきが物にあたり割ってしまい、その破片を片付けようとしたときにレイルロオド(人形)を見つけて次回に続く。

今回は前回の続きや世界観の説明、主人公の現状が説明されていて最後にはレイルロオドと再開?出会いって次回に繋げるのすごく良いところで切られていますね!

一見するとすごく清楚な雰囲気なのに、その実、内面では想像も及ばないようなものを抱えている。そう言った設定が随所にみられる演出が、ある種のサスペンスもののような要素をかかえており、とてもおもしろい作品だと思います。
単純にサービスシーンみたいなものを期待して読んでいくと、虚を突かれるような感覚になるかも。でも、一歩作品世界に足を踏み入れると抜け出せなくなる魅力を秘めていますね。

ヒロインをあえてギャルコスママに設定すると言う、その発想力と決断力、そして潔さ。実におもしろいと思います。

また息子の振る舞いも、なんだかんだ結果として世直しのようなそれに貫かれているのもまた痛快。特に現代社会で問題視されているものも多く扱われるから、余計にその思いを強くするように感じます。

ともあれはちゃめちゃで、でも最終的にはほっこりに落ち着くと言うこの作品、めちゃくちゃ好きです。

男装の姉というのはかなり早い時点で登場した設定なので、わかりやすかった印象ですが、主人公もまた女装という性別をいつわる形で物語が進んでいくのは、その兆しを見せる事のなかった1話目では思い描くべくもなかったので、またそれが全体の基軸になっていくと言うのも、ものすごく意外性があって、斬新だと思います。

まだ若い時分であるからこそ成立するものかもしれませんが、成長期の男の子だと、どこでどうなるのかわからないというのもあるでしょうし、今後の展開はどうなるのか、興味は尽きませんね。

2巻目を読んでいて思うのは・・設定としてのラッキースケベは、呪いのものとしてだけでなく、主人公自身が持つそもそもの体質と言うか、天然的な作用も十分に関係しているようですね笑

ともあれ。
そういった部分のサービスシーン、あるいは笑いの要素をはらませつつも、実質的基盤となるのは、あくまでも純粋な純愛もの。
ここがあってこそ全体が生きてくるんだなと言うのを強く感じるエピソード群でした。

今作では今まで主人公のことを理解しつつもまともそうなななみ先生の意外な趣味が判明する巻でしたね。
今回も人体をよりセクシーに魅せる技術や発送などが詰め込まれており、楽しく学べる良いお話でしたね。ハイライトなんか取りあえず入れておけばえっちやろと考えていた自分には、ハイライトのゆらぎのお話は重要な気づきを得ることができました。今までの自身の絵がどれだけ画竜点睛を欠いていたのかを気付くことができて恥ずかしくなりましたね。

やわらかく、またあたたかいタッチの絵柄なので、ラッキースケベを物語の主軸に据えていると言うのが、とても意外性があります。もっと正直な言葉を使うなら、予想外と言うのが正しいでしょうか。

でもそれ以上に、ラブコメ要素、また和風ファンタジーとしての設定もしっかりと造りこまれているので「それだけ」では終わらせない物語の展開が、とても興味惹かれるものとして仕上げられていると感じました。