新着レビュー

イーグルによる北沢への狙撃が失敗に終わり、虎次郎に全てが託されることになる。
迫りくる北沢兄弟に対して怯えるだけで何もできない虎次郎だったが、
北沢たちとすれ違った時、ある事に気づいて祈るような思いで北沢に狙いを定め、引き金を引くのだった
北沢に付いたイチカの梅の残り香が決め手となりました。
絶対にヒットマンには向いていないと思われる虎次郎ですが、
洞察力だけは優れています。

ゴーカートを駆使して北沢に迫るイチカだったが、物陰から突然子供が飛び出してきてハンドル操作を誤り池に飛び込んでしまう。
あと一歩のところでしたが、遊園地内なのでこういう事も起こり得ますね。
そしてコムさんの命令を受けてイーグルが遊園地に到着。
自慢のイーグルアイで観覧車の上から北沢兄弟を発見。
二人の内どちらが犯人か分からないのだが、二分の一の確率に掛けて引き金を引くところが適当過ぎてそれでいいのかww

遊園地に逃げこんだ北沢兄弟を追跡するイチカと虎次郎。
二手に分かれることになり、イチカはゴーカートで人ごみを掻き分けて北沢に迫る。
一方虎次郎は、お化け屋敷に隠れたもう一人の北沢を追うのだが、
ちゃんとチケットを買ってお化け屋敷に入るところが生真面目過ぎて笑う。
気が弱くてビビりな虎次郎には北沢を捕らえることは無理そうに思えます。

人質を取って立てこもっているストーカー犯の北沢に、イチカが自分が代わりに人質になると呼びかける。
策が成功して北沢に接触することができたイチカ。
最早依頼完了は時間の問題と思われたが、その刹那、北沢とそっくりな男が車で駆け付け、北沢を乗せて逃走を図ってしまう。
北沢たちは双子のようで、人の多い遊園地に逃げ込んで追っ手を攪乱しようとするのだった。
楽しい施設の遊園地で抹殺劇が繰り広げられるという不穏な展開になって来た。

個人的にはロクさんの活躍が嬉しかったです。ロクさんは昔ながらの職人なのですが、技術に対する向き合い方がいいなと思います。なんとなく昔の職人のイメージだと頑固で経験や感覚を重視してそうですが、ロクさんは柔軟で道理を大切にします。

最終的に事情があってコンサルタントによってロクさんは仕事を降ろされることになるわけですが、そのやり取りがとても素敵でした。コンサルタントと職人がお互いリスペクトしてプロとして振る舞う、「まっとうな仕事」というものを見させてもらったと思いました。

朝礼時、今日も元気に不穏な歌詞の社歌を歌うあやめる課の面々だが、
虎次郎が未だあやめる課の雰囲気に馴染めていないところが笑える。
この先ヒットマンとして仕事をこなしていけるのでしょうか。
そして今回の依頼は、人質を取って立てこもり中のストーカー男の抹殺。
依頼主の女性は自分の娘をストーカー男に殺害されたようで、
今回はターゲットが善人か悪人かの調査は必要なさそう。
イチカのパートナーとして現場に同行する虎次郎ですが、
イチカの足を引っ張らないか心配。

西迫と話をつけにやってきた鹿ノ子ですが、そこへカンナと藤原も駆けつけていて驚きます。 西迫はあからさまに機嫌の悪い態度を取ってカンナを挑発し始めますが、そこに藤原が割って入り西迫の霊視をし始めるといった内容でした。 騎一郎とは別ではありますが久しぶりに霊が登場しましたね。 騎一郎の姿が特別怖いのかと思いましたが、藤原視点で見るとわりと普通だったんですね。

あのシーンに温かい生活とは無縁な存在が出てきました。
今の生活を全て否定していて、過去の主人公の姿こそ真実だと言っています。
マイナス面ばかり強調しているのが怖かったです。

気持ちを落ち込ませるのが目的のような気もします。
何らかの呪いが、主人公の身体に入っているのでしょうか。
もしそうだったとしても、そんなことをするのは殿下しかいないです。

呪いを解く方法は今のところなさそうです。
この状態が続きそうなので、可哀想だなと思いました。

週刊ヒットという雑誌の記者に変装して川田校長に接触を図るイチカと虎次郎。
清廉潔白を装う川田に二人はいじめの隠蔽、そしてモンスターペアレントに仕立て上げた保護者を殺し屋に依頼して抹殺しようとしていた事を暴く。
今回はお仕置きプランで事件を解決に導いたあやめる課。
虎次郎もライフルを使うのではなく、論理的に敵を追い詰める役目なら安心して見ていられます。

殿下はもし主人公が生きているなら、罪を償わせると言っていました。
今の聖女と協力して罪をでっち上げ、処分をした後です。
魔物の氾濫期を抑えるためとはいえ、身勝手すぎるのではないかと。
主人公がずっと逃げたいと考えていたのもわかる気がします。

更に殿下は、主人公が戻ってきたら側室にしようとか言い出しています。
人を道具としか思っていない発言が多めでした。
聖女の発言もおかしいです。
二人は悪魔に魂を奪われてしまっているのかなと思いました。