最新鑒賞

ザックが仲間達に真実を告げています。
アレスは既にいなくなっていて、自身の名前はザックである、と。

魔王を倒して王都に戻る場面です。
その途中でこんなことを言い出しています。
私もソロンと同じで、勇者はザックだと言ってあげたい気分でした。
しかし本人の意思があまりにも強く、説得をしても聞き入れない状況です。
彼が一度こうと決めると、最後までやり通すことを知っています。
やっぱりそうなるのかって思いました。

三人は真実を誰にも伝えなかったです。
三人はそれぞれザックの友人でもあります。
墓場まで持って行くつもりなのでしょう。
彼らの気持ちが優し過ぎるからか、考えると泣けてきます。

預言者は誰が勇者であるのかを語らなかったです。
ただこの村より勇者が現れると言っただけでした。

候補が二人いるが、そのうちの一人は倒されると、暗に言いたかったのかもしれません。
正確に伝えようとすれば、村人からの反発は必至です。
可能性としてはあり得ると思います。

ザックは勇者になりたかった訳ではないです。
状況的にアレスになるしかなかった。ただそれだけです。
悲しくてもやるしかなかったので、運命は残酷だなって感じます。

攻撃魔法を覚えるには、魔術書を読む必要があると書かれていました。
その魔術書を読むには、まず読み書きを覚えて、それから古代文字を覚える必要があったそうです。
アレスは、最初の魔法の詠唱に成功したのが12歳の時で、5年かかったと言っていました。

仲間達も一緒にいたのですが、ずっと隣りにいたのはザックだけだったとか。
文字を読み書きできない人が、弁護士になりたいと考えるようなものです。
仲間達が次々と去っていくのもわかると思いました。

アレスが本音で語るシーンも印象に残っています。
特に印象的だったのが、村に預言者が現れた所です。
強いと評判になっていた者が、単なる噂により、勇者という扱いになってしまっています。
現実でも起こり得る内容だったからか、読んでいて怖いなって思いました。

アレスは回復魔法を数か月で使えるようになったそうです。
簡単な回復魔法ですが、それでも覚えることができた時点で奇跡に近いです。

ザックがアレスのフリをしていた時は、確か三年近くかかっていました。
使えた魔法も小さい傷を治せる程度です。成長はしなかったという話です。
やっぱりアレスは生まれつき勇者だったんだなって思いました。

持っている物が違うって感じです。
それでも今後を考えると悲しくなります。

私にはこれは無理。
ああ、ダメダメ、私は運動神経ないし。

などの発言内容が出てきた時は、時間が経つと無理を可能にしていることが多い気がします。
目的を作っておいて、そこを目指して頑張った結果のようなものです。
こういう展開って結構好きなので、そうなってほしいです。

しいちゃんは、今はできないと否定しています。
来年には原付に乗って、主人公と礼子の後ろを走っているかもしれません。
あの子も主人公の友達です。
そんな未来になっているといいなって思いました。

永遠の愛を誓ったとしても明日はわからない。
と言っているシーンが印象に残りました。

カーシアスは、自身の父親のようになるかもしれない、と恐れているみたいです。
書かれている内容は説得力があり過ぎでした。
異性に興味を持てないのもわかると思いました。

できれば目の前にいる主人公だけを愛してほしいです。
側室を置いたりせず、正妻だけを愛してくれることを期待しています。
それが永遠の愛につながると思うので。

前話のラストが気になってました。
急ぐように読み進めてみると、開幕のタイトル名に答えが出ていたのでした。
二人の子供、と。
なるほどなって思いました。

大蛇は神の使いみたいな雰囲気があります。
動物を超えた超越的な存在って感じもするので、不可能ではないと思います。
今後は体に気をつけて生活して、丈夫な赤ちゃんを産んでほしいです。

大蛇が大慌てになっているのがちょっと面白かったです。
あれって薄々ながら察している気がします。

宿題を代わりにやってもらうって言われてめっちゃ顔が緩んじゃうのがしっかりしててもまだまだ子供って感じで可愛いです
煮込みとか要求されて上手く言い包めちゃうちぃちゃんの話術も凄いです
母親の恵方巻きの希望具材が欲まみれで笑えました
恵方巻き食べる時に喋っちゃいけないけど、知らないちぃちゃんに味の感想聞かれて黙ってるしかないのが居た堪れなくなっちゃいます

ゾンビって単語だけだったら主人公の方かと思っちゃう見た目なのが面白いですね
自警団の人も真面目で正義感あるからこそ主人公達を怪しむのが良いですよね
ほのぼの純情ラブコメな雰囲気も微笑ましいです
ヒロインに振り回されちゃう感じがありつつも、主人公の行動などで照れされちゃったりするのが可愛いです
注目が主人公に集まる分、ヒロインがゾンビって気付かれにくいし、そういう意味でもお似合いの2人って感じですね

ミミズのモンスターが主人公達に見つかっちゃってヤベっみたいな反応して逃げるのが面白いです
エリーセがどこにいるのかと思ってたら引っかかってるのもシュールで笑えました
クローナ様が凄い立場だけど、普通に可愛い感じがあって良いですね
クロ様見てると美味しいもの食べさせたくなる気持ちになりますね
ふんどしの中からソース取り出すのも笑えますね