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「だうなーおねむちゃんの不器用恋愛」 へのレビュー
2020年04月09日 FRKG さん
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音声作品というのは、その性質上「語り手」と「聴き手」の関係はどうしても一方向になってしまう。作品の設定としてはそこに二人のキャラクターがいるはずなのだが、表現されているのは「語り手」の声のみだ。語り手が聞き返す技法で「聴き手」に行動させる事は出来るが、やりすぎると不自然さが目立つ上に、そもそも視聴者のアバターである「聴き手」を表現する必要性はない。よって、最低限の設定以外は「聴き手」が掘り下げられる事はなかった…だが、これは違う。 本作のヒロインであるネムちゃんが可愛いのはもはや自明の理である。気怠げな声、とにかく近い距離、時折見せる大胆さ‥完璧だ。しかし、この作品をさらに高みへと押し上げているのは「聴き手」となる「ネムの幼馴染」氏である。この男がとにかくかわいいのだ。 大学生で一人暮らしなのに幼馴染の家まで行って毎日起こしに行っている。料理が上手い。胸の話を振られると極度に照れる。向けられた直接的な好意をひたすらはぐらかそうとする(なお撃ち抜かれる)。ヒロインに求められる可愛いポイントを取りまくっている。Re:soundといえば「自分に自信がない女の子」だが、今回のネムちゃんは割と自信があるので「自分に自信がない男の子」がPOPしたのだろう。特に「互いの好きな所を言い合う」特にトラック5は必聴で、ヒロインとヒロインの好意の循環が最強無敵という形だ。固い絆で結ばれたやわらかな関係に癒やされる事間違いなし。 「世界」に自分が入り込むより、確かな質感のある「世界」を眺める方が好きな人にも太鼓判を押してオススメできる逸品だ。
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