Nouvelles critiques

原種と呼ばれる超強力なフリークスの抜け殻の中を進んでいた主人公たちですが、なんとその中にも別種のフリークスが潜んでいたようです

鳥のような姿のそれをなんとかやり過ごした主人公たちでしたが、付いてきた女子高生ちゃんは、うっかり抜け殻の強度の弱まっていた場所に足を踏み入れ、落ちそうになってしまいます

なんとか仲間に助けてもらったのは良かったものの、そのときに上げた悲鳴によって、鳥のようなフリークスが戻ってきてしまい…?

今回は、サブキャラがメインの話

元々内向的で、音楽が好きで、兎のぬいぐるみが好きだったという男性ですが、敵対組織に拉致されたときに歯車が狂い、その組織を単独で壊滅させた上に性格が激変していたんだとか

場面は変わって現代、突然味方に銃を向けはじめたその少年は、どうやら主人公たちが"悪人"に見えるようですね

いったい、なぜこんなことに…?

今回は久々に杉原の友人の暗木が登場。徹夜でゲームをクリアして喫茶店でモーニングを楽しもうとしたところ、
隣の席にあの雅也の叔父が着席していたから大変なことに。
隣の男が893だと知り憂鬱な気分になる暗木に、男がある頼みごとをします。

暗木はおそらく今日ほど自分がゲーマーであることに感謝した日は無いかと思われます。
雅也の叔父もちょっと意地悪で面白かった。

転校してきた上級生男子に遊び場を占領されてしまった八重花ちゃんたち。
あまりにも理不尽な状況に腹を立て、遊び場をかけて男子とタイマン勝負することになります。
普段穏やかで大人しい八重花ちゃんですが、やはり組長の血を引いているのか、曲がった事が大嫌いな様子。
男子には力で劣るものの、霧島からパワーを貰い気迫で圧倒し見事勝利を収めました。

チーム編成するところから数えて、
遠征選抜試験編は27巻で5冊目となるわけですが、

まだまだ終わりそうな気配はなく、
11チームに所属した隊員の強みや弱みが浮かび上がる戦いが、
ひたすら続いていきます。

そんななかで鳩原の過去に関するお話なんかもあったりして、
単調にならないよう物語を転がしていってるなと思いました。

早く続きが読みたいですね。
しかし作者に無理して欲しくはない。ジレンマ!!

刀と異能を駆使したバトルに迫力があって面白いです。
双城という敵キャラも存在感あってよかったと思います。

かませ犬なキャラたちの戦い方もよく考えられていて、
アニメ化されたらより見応えのあるシーンになりそうですね。

シャルの過去とか扱われ方とかには心が痛みました。
難しそうですが今後はきっちり守られ続けて欲しいところ。

久々にマオマオちゃんと魔王が一緒に描かれた表紙は、
今巻に収録されている212話に関連した絵になっています。

マオマオちゃんが今より小さかった頃の話で、
雷を怖がって泣いちゃったりする姿などを、
家族コメディみたいな雰囲気も大切にしつつ描いてくれてます。
マオマオちゃん可愛かった。そして面白かった。

あと最後に収録された、
トーチャーの父が登場する番外編も面白かった。

父親が関わってくる話とても好きです。今後も期待したい。

アンリが色々な衣服を着ているシーンが面白かったです。
女子高生になったり、セクシー系の衣服を着たり、普段着を着たりしています。
着せ替え人形みたいになってるなって思いました。

化粧品も買ってもらってました。
主人公に使い方を教わるって展開になりそうな予感。
それはそれで見てみたいです。

アンリの本来の姿は魔王だったらしいです。
性別は男だったとのこと。
それが女性になってしまっているので、シュールだなって感じます。

ファンタジー系の作品によっては、力をほしいかと何者かが聞いてくることがあります。
チートレベルの能力を授かることが多いって印象です。

この作品もそんな展開だったのですが、主人公のシスターの場合は友達がほしいと伝えていました。
初見の時は笑ってしまったのでした。人間の欲望とは無縁なのが面白かったので。

読んでいるうちに笑いが吹き飛び、可哀想に思えてきました。
特に一人でご飯を食べている話とか、可哀想すぎて困るレベルです。
同情してあげたくなりました。

変態人妻の捜査が一向に進まないことに業を煮やしたヨシダは、
警察に赴いて直接事情を聞こうとする。
ヨシダは事件の担当のハイバラという女刑事と面会するのだが、
ハイバラによって強力な術を掛けられ、警察署に来た記憶を消されてしまうのだった。

このハイバラという刑事、明らかに変態人妻について何か重要な秘密を握っているみたい。
そしてラストでヨシダの前に変態人妻のサカクラが現れ、
ヨシダにまたまた受難が降りかかりそう。