รีวิวใหม่

2巻では主人公2人が恋愛に発展してひたすらラブラブなストーリー展開かと思ったら、ちゃんと年の差に焦点が!
本人たち目線、友だち目線、個人的には突っ込んでていいなぁと思いました。
そして、きちんと思っていることを伝えてくれる友だちの描写も、好きです。
友だちだから無条件で応援するよ!みたいなのは、リアリティがないし・・・。
3巻も気になります!

かつて散々さげすまれた草魔法を庭師の娘に初めて褒められたことで、ようやく自身の魔法に対して肯定的な感情を持てたヒロインから今回は始まります。

お礼とばかりに、彼女は持てる植物の知識を惜しみなく伝授します。
まだ5歳の子供なので、ヒロインのセリフが平仮名とカタカナのみになっているのは地味に細かいですね。

そして前回にはなかった『友人』を得ることに成功するのでございました。

散々な人生を過ごした果てに非業の最期を遂げるも、どういうわけか過去へと舞い戻ったヒロイン。
彼女は家を捨てて自由に、幸福に生きることを決意し、唯一の味方といってもいい使用人の協力を経てまず家から脱出する準備を整えます。

家族に認められようと前世で必死に体得した魔法が、家から出る役に立つというシーンは皮肉ながらも、泣かせてくれるシーンでございます。

ブラックそのものな過酷な職場でこき使われ続けた挙句、タイトル通りに婚約破棄され研究成果さえも奪われて追放されるヒロイン。

そんな折、幼馴染と奇跡のような再会を果たし彼が治める領地へと招かれます。
新しい職場はホワイトそのもので、あまりにもブラックな環境下にその実を晒しすぎたヒロインは慣れが必要とまで言われてしまう事態に。
地元住民からも大歓迎でございます。

一方、ヒロインから婚約者を奪い取った方は・・・

この先は是非お買い上げになってその目で確認してくださいませ。

ひと月も馬車に揺られ王都に到着後、頼れるレイさんの紹介で一軒家を購入するも既に先住民がいるようで…?
面倒見が良いレイさんはコロコロ表情が変わる様が面白く、衣食住の世話やアイアンクローで値切り交渉するのは頼れる姉御のようでした。
また妖精ニナの警戒しながらもカエデと交流しようとする姿がいじらしかったです。

「家族脅迫割りプラン」には吹いた。いや、毎度ブラックな職場環境には呆れるも慣れてきた。でも妹のシレーヌまで姉を利用して平然とブラックな環境に貶めるのは血のなせる業なのか?
もはや騎士団ではなく工兵なんだが、工期が異常な上勝手に獲物を狩って調理している辺りよっぽど騎士団の方が蛮族に見えるよwwwww(^_^;)

レオノーラの騎士ガイアスを殺し切る既のところで、レオノーラがやってきてしまい、ピンチに陥るクラスメイトたち

血気盛んな不良くんはまだやる気のようですが、クラスメイトたちを支配できるレオノーラを前に、他の面子はだいぶ士気が下がっているようですね

不良くんは、支配の力がなければ勝てるかのようなことを言い、レオノーラを挑発しますが、意外にも彼女は、その挑発に乗ってきたようで…?

不良くんたちの反乱に巻き込まれる形ではありましたが、ついにレオノーラと敵対する選択をした勇者くん

しかし、さすが聖女というべきか、攻撃魔法も強い上に、せっかく死にかけまで追い詰めたガイウスの怪我がほぼ治ってしまったのは、かなりの絶望感でしたね…

こちらの切り札は勇者くんですが、彼の戦い方は相変わらず消極的で、まだまだ性格面での問題がありそうですね

敵である七傑のフローレンスは、天才すぎて孤独な幼少期を過ごした過去があったようですね
しかし彼は、生来の残酷さのみが肥大化していったようで、生き物の解剖を趣味にするなど、かなり危うい感じに育った様子…

彼は、自分を危険視して幽閉した父親を解剖するために技術を伸ばし、その矛先は今、異様に強いゴブリンである主人公に向いていたのでした

ダウドの策略にハマり、攫われてしまった女性陣2人
それを眺めて悦に入るダウドの姿は、なんとも憎たらしいですね

彼の中にあるのは、主人公への逆恨みの気持ちのみのようですが、そもそも主人公がああなった事自体が、彼が主人公の保護者だった老人たちを殺し方からなので、本当に身勝手なクソ野郎ですよね(笑)

主人公は狼人族女王のルガリス等とともに、仲間を救出するための会議をはじめますが、果たして勝つのはどちらなのでしょうか