新着レビュー

開幕が面白かったです。
物語が始まってすぐにもかかわらず、第一部完と出ています。
ニートライフを満喫するから冒険は終わり、と言わんばかりの雰囲気でした。
この流れが面白過ぎて盛大に吹きました。

主人公が冒険者証を受け取るシーンもじわじわきました。
スケルトンが人間の仲間入りをしたようなものです。
何となくシュールな光景だなって思いました。

悪いスケルトンじゃない、と説得するシーンも笑えました。
説得力がなさすぎるせいか、見ていると笑ってしまいます。

兄が娘達を娶る気はないか聞いてきたのでした。
それに対して主人公は、ふたりには恋愛結婚して欲しいと伝えていました。
叔父心という単語も一緒に出てきています。
これをまだ8歳の少年が言っている訳です。
何となくシュールな光景だなって思いました。

叔父様扱いされているのも面白いです。
お兄ちゃんならわかるのですが、年齢的に叔父はどうかなって思ってしまいます。

あと、フィリアが自身の身体を見ているシーンで吹きました。無茶なことを望んでいるのが面白過ぎでした。

エジルの好感度はなかなか上がらない。と主人公が言っているシーンで盛大に吹きました。ノエラの嫌い発言と併せて面白過ぎでした。

ノエラがエジルを好きになるのはちょっと難しいのではないかと。
もう完全に主人公のメインヒロインと化しているので。
ニナとセットになっている気もします。

可能性としてあるとすれば、ミコットの方です。
反応から察するに、脈ありだと思います。
気持ちに気付くかどうかは不明ですが。

ストーリーは作品名通りの展開を見せていました。
お姉さん系のフィオーレが最初に落ちて、次にファノンが落ちたみたいです。
ローラはまだのようですが、雰囲気的に時間の問題だと思います。

勇者の手が早過ぎて笑ってしまいました。
英雄色を好むとはいえ、ここまで早いのは予想外でした。
女性を攻略するのが勇者の仕事とか、暗に言ってそうな感じもして笑えます。

特殊な能力を持っているって感じがします。
その力で誘われたら断れないのかもしれません。

ゴブリンの襲撃の県がひと段落したところに現れた監査官との物語が今回のメインになっていて虐待の疑いを晴らすために奮闘、というかいつも通りな感じの様子を見ることができるのが面白いですね。
一見理知的な雰囲気のする監査官のユースティアのポンコツっぷりとリアクションのすごさが非常に楽しく、突っ込みとボケの両立すらしている孤児院では稀有な存在になってしまっていますね。

嵐静の父親が皇后のことを言ったら翔啓を殺すとしたということで嵐静に口止めをします。翔啓を生かすことで嵐静を死んだことにする条件で嵐静は後宮から出られなくなりました。
そして、翔啓の兄の舞光に対して眠っている翔啓を守れなかったことを謝罪しますが、舞光はもう関わらないでほしいと言いました。嵐静は記憶の無くす薬を飲まされました。