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前作で突然センターに抜擢された主人公が、「センターとは何なのか」「どうすればみんなに認められるセンターとしてやっていけるのか」という悩みを抱えながら、それでも一生懸命に頑張っていくそんな姿がかっこいいです。
自分の推していきたい話がこの巻に収録されていて、74Pからの話が特におすすめです。
センターに抜擢され初めて迎えたMV撮影。
今までこの日のために頑張ってきた自分。そしてお世話になった方へいい報告がしたい。
しかし、撮影時間が限られていて一つもミスができない状況…
そんな状況のプレッシャーに負け陽子は周りの声が聞こえなくなるくらい思い詰めてしまう。
そんな中、とっさの判断で休憩を申し出る九条先輩・それをきっかけに陽子を励そうとするメンバーたち。
その甲斐あり、陽子はアイドルにとって何が大切か、自分が憧れていたアイドルとは何なのかということに気づき、見事撮影を乗り越え成長していきます。

総じて言えるのは、キャラクターがそれぞれ個性を持っていて魅力的。更に仲間思いといった優しい世界が好きな人ならば絶対にオススメできる作品です。